“夏目書房”に住む彼女は、本が大好き。
蔵書や図書館に赴いては、時間も忘れて読書に耽る
本に囲まれた生活は、彼女にとっては楽園である。
(専用メモリア「本の住人」より)
概要
マギアレコード舞台である神浜市の参京区において経営している古書店。及び夏目かこの実家でもある。
元々はかこの父親が、彼の父(かこの祖父)から引き継いだお店ではあるが、近頃から地上げに悩まされた挙句、更には更紗帆奈(正確には彼女が差し向けた魔女によって操られた人間の放火)の手によって火事に遭い、一度は全焼してしまう。
この時、かこは犯人を目撃していたのだが、恐怖のあまり何もできず、放火を許してしまい、自責の念に見舞われてしまう(その後、父親は謝罪した娘を許してあげた)が、その後、常盤ななかと出会い、事件の真相を聞かされた事で後にキュウべえと契約、魔法少女となり、願いで店を取り戻したのだった。
しかしかこは、肝心の犯人である更紗帆奈から一度ならず二度も勝ち逃げ同然に一方的に苦しめられたばかりか、更にはマギウスが呼び寄せたワルプルギスの夜によって、またしても悪しき魔法少女によって夏目書房を潰される危機に陥ってしまう(この件については親友の深月フェリシアもマギウスのメンバーを非難していたが、身勝手な理由で店を燃やした帆奈とは違い、マギウスは「魔法少女救済」という理念を目的に遂行しているので、夏目書房を天秤にかけられないのも当然かもしれない)。
とはいえ、かこは他の神浜市の魔法少女、及び見滝原市の魔法少女達と協力してワルプルギスを撃退。今度こそ夏目書房を守り切ったのであった。
因みにかこは常連客に対してコーヒーもサービスしている模様(実際、かずみ捜索に冷静さを欠いていた海香に振舞う事で、彼女を落ち着かせている)。
ここは喫茶店も兼ねているのだろうか…?
夏目書房を訪れた主な魔法少女たち
『眼鏡魔法少女の会(通称MMM)』
(マギレポ(第2部第226話)参照)
お店が燃えた直後、かこと出会い、彼女が魔法少女になる(お店を取り戻す)きっかけを作る(ただし、劇中では魔女にやられる振りをしている様にも見え、単に自分の復讐の為に利用しようと考えていただけという説もある)。
かこの親友。MMMの一員としてだけでなく、フェリシアと共にお泊りでも訪れている。
マギウスの一人で、帆奈と同様、夏目書房を潰そうとした戦犯。にも拘らず、マギレポでは普通にMMMメンバーと共に訪れている。最も彼女も本好きなので、かこと仲良くなれる可能性は決して低くはないだろう。
(まどかを巡る)かこの恋敵(?)。
MMMメンバーとして夏目書房を訪れるも、そこで悪魔の召喚術の本を持ち出してしまい、これが後に大パニックを引き起こしてしまう…。
かこの愛読本の作者で大ファン。かずみ捜しの件で店を訪れる。かこのコミュ力を見て「編集者向き」と評価した。劇中ではマギレポも含め、二度もかこからコーヒーを差し入れられている。
時雨に「工学書」の本を渡す。
前者はプロミストブラッド、後者はネオマギウス。いずれもかことは敵対関係の組織ではあるが、ねむと同様に客として訪れた相手には気にしないのだろうか…?
その他
かこの親友。あやめと共にお泊りで来た。
あやめの義理のお姉さん達。夏目書房に泊まるあやめを送り出した。
時女一族。一族の新年の儀式をめぐる秘められた歴史の真実を調べる為に訪れる。
ホオズキ市の魔法少女達。
あきら紹介で、千里の父親が創作した絵本探しに協力するのと同時に、互いのすれ違いに悩む二人の相談にも乗った。
八雲みたまの妹。わらしべ長者作戦で手に入れた古書を売却しようと店を訪れるも、未成年かつ保護者同伴ではなかった為に古書が売れず、諦めて帰っていった。
未成年者の方は古本の売却の際、くれぐれも保護者の付き添いを忘れずに。
関連タグ
更紗帆奈:夏目書房を燃やした張本人。
柊ねむ、里見灯花:こちらも夏目書房を潰そうとした戦犯。こちらは未遂に終わったが。
常盤ななか:かこが店を取り戻すきっかけを作った人物。
光写真館:とある仮面ライダー作品に登場するお店。ここでも店主が客にコーヒーを差し入れており、夏目書房と重ねた人もいたはず(ただし、とある映画において店主は2号ライダーからコーヒーを注文しようとした際、「ここは喫茶店じゃないよ!」と返している描写があった)。