概要
大阪市北区の天神橋筋六丁目駅(天六)と同市西成区の天下茶屋駅を結んでいる。昭和44年にまず天六と動物園前駅の間が開業し、当初から天六駅を介して阪急電鉄千里線、京都線と相互乗り入れをしている。平成5年に天下茶屋まで延伸している。
ラインカラーは阪急を意識した茶色。ナンバリングは頭文字を取るとS(Sakaisuji)だが、先にできた千日前線と重複するのでK(SaKaisuji)としている。
当初天下茶屋を介して南海電鉄と相互乗り入れの計画があったが、レールの幅が阪急と違うため断念、接続だけにとどまっている。
2008年以降は僅かながら黒字経営である。
駅
乗換路線で会社名が無いのは大阪市交通局の路線
駅番号 | 駅名 | 乗り換え路線 | 備考 |
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阪急千里線北千里駅、京都線高槻市駅まで直通運転。 | |||
K11 | 天神橋筋六丁目 | 谷町線 | 谷町線建設の際に天六ガス爆発事故(死者79名)が起きている |
K12 | 扇町 | 大阪環状線(天満駅) | |
K13 | 南森町 | ||
K14 | 北浜 | 京阪本線 | 大阪の証券街 |
K15 | 堺筋本町 | 中央線 | |
K16 | 長堀橋 | 長堀鶴見緑地線 | |
K17 | 日本橋 | ||
K18 | 恵美須町 | 阪堺阪堺線 | 日本橋電気街(でんでんタウン)の最寄駅 |
K19 | 動物園前 | 南口に出ると危険 | |
K20 | 天下茶屋 | 南海電鉄の南海本線、高野線 | 多くの客はここで乗り換える。 |
車両
定期列車はいずれも8両編成で、大阪市交通局の車両としては66系が使用され、乗り入れる阪急からは3300系、5300系、7300系、8300系、1300系が使用されている。
ダイヤ
終日天六ー天下茶屋間を走行し、堺筋線内の途中駅で折り返す列車は存在しない。約半数の列車が阪急北千里・高槻市まで乗り入れており、平日ラッシュ時や休日昼間には堺筋準急(堺筋線内は各駅停車)として、河原町まで乗り入れる運用がある。なお、堺筋準急には阪急の車両が使われる。
車両基地
都心部に用地がないため、乗り入れ先の阪急京都線相川~正雀間に東吹田検車場を設けた。