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概要

 魚人島本島の近くに所在するスラム街

 元々は孤児院などを中心としたリュウグウ王国福祉施設だったが、次第に荒廃し、ギャング海賊の住処と成り果てていた。また、「約束の船」ノア(本島の1/3の大きさ)も魚人街に安置されていた。

 タイヨウの海賊団の三大巨頭であるフィッシャー・タイガージンベエアーロンの3人はいずれもここ出身。タイガーがマリージョアを襲撃し、天竜人に捕まった奴隷解放したのを境に、タイガーを慕う住民たちの多くはタイヨウの海賊団に入団し人間と戦った。

 タイヨウの海賊団解散後は元々悪かった治安がタイガーのに際し一層悪化し、ホーディ・ジョーンズら過激派による反人間的思想の強制が敷かれていくこととなった。それにより、頂上戦争後は7万人もの兵隊を有する新魚人海賊団が結成され、王国簒奪を目論むこととなる。

 いわば魚人街は、リュウグウ王国の持つ「負」の側面を全て押し込んだ存在であり、自浄作用など一切持たないままその憎悪風船玉のようにどこまでも膨らんでいき、惨劇を招く結果となってしまった。

 ジンベエ及び麦わらの一味により新魚人海賊団クーデターが阻止され、幹部たちが投獄されると、国王ネプチューンの決定により魚人街は完全封鎖される結果となった。残る戦闘員たちは皆国軍に逮捕され、を償うために本島にて徒労刑を科せられる予定。

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魚人街の編集履歴2015/11/15 21:22:50 版