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ショーンKの編集履歴

2016-03-19 13:56:21 バージョン

ショーンK

かわかみしんいちろう

ショーンKとは、米テンプル大学卒、ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得し、パリ第1大学に入学したイケメン国際派経営コンサルタント(笑)である。

概要

1968年3月21日生まれ。通名はショーン・マクアードル川上。

本人の公式サイト(現在は閲覧不可)によると、アメリカ合衆国ニューヨーク市でアイルランド-アメリカ系日本人の父と日本人の母の間に生まれ、11歳の時に日本に渡り、高校卒業まで日本で過ごしたとされている。アメリカに帰国後、米国テンプル大学でBA(学位)を、ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得し、パリ第1大学パンテオン・ソルボンヌに留学したとしている。

大学卒業後の1995年にニューヨークに本社を置く国際企業「ブラッドストーン・マネジメント・イニシアティブ・リミテッド」を設立し、自ら社長に就任したとしている。


やがてその端正な顔立ちと低く渋いハスキーボイス、物腰柔らかな喋り方から、国際企業を経営するイケメン経営コンサルタントとしてメディアから注目を集め、多くのテレビ番組やラジオに出演するようになる。

尚、声優としての活動歴もある。(インテルのCMなど)


こうしてみると、まるで非の打ち所がない完璧超人だが、ある雑誌のスクープが彼の全てを一変させることとなる。


疑惑

2016年3月15日発売の週刊文春において、ショーンの経歴詐称疑惑が持ち上がった。

それは、彼の公式サイトの英文プロフィールに長年載せられていた「高校卒業まで日本で教育を受け、大学で米国に戻り、フランスで2年間を過ごした。(中略)テンプル大学でBA(学位)、ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得。パリ第1大学に留学をした」という記述について文春が取材したところ、ショーンは、「学位は取っていない」「パンテオンソルボンヌ(パリ第1大学)には入っていない。オープンキャンパスの中で聴講した」「ハーバード・ビジネス・スクールには、オープンコースの3日くらいのコースに1回行った」と回答し、自身の経歴を詐称していたことを認めたというものだった。本人は「急ごしらえのプロフィールであり、誤った内容のまま放置してしまった」と釈明し、ホームページで謝罪した。

自分の所属事務所の社長にも会うたびに謝り続けており、「4月からどうやって生きていけばいいのかわからない」と不安な心情を吐露しているとのこと。


テレビやラジオに数多く出演していたイケメン経営コンサルタントによる経歴詐称騒動は、大きな波紋を呼んだ。ショーンは今まで出演していたテレビ朝日の「報道ステーション」、フジテレビの「とくダネ!」など全ての番組を降板した。その中にはフジテレビが社運をかけた2016年4月より放送開始予定の深夜の大型報道番組「ユアタイム」も含まれていた。この番組ではショーンをメインキャスターに据えて大々的に放送を開始する予定だったこともあり、フジテレビは番組開始前から大きな痛手を負ってしまった。


だが疑惑は学歴だけに留まらず、彼が経営しているとする企業「ブラッドストーン・マネジメント・イニシアティブ・リミテッド」は経営の実態が不透明であり、会社の住所も普通のアパートで到底国際企業とは思えない。(会社の設立年もHPでは1995年となっていたが、会社の登記簿には2002年と記されており、矛盾している)

また、彼の事務所もレンタルオフィスであったことが発覚した。今回明らかになった会社の不透明な経営が詐欺などの刑事事件に相当するかは今の所不明。


その後、続けて整形疑惑が持ち上がる。

文春においてショーンの高校時代の写真が掲載されたが、現在とは違い平凡な顔付きであるため、「あの端正な顔立ちは整形によるものではないか」という疑惑が浮上した。(特に、鼻の違いが顕著である。それ以外はどことなく面影がある)

オリエンタルラジオ中田も、整形疑惑について言及している。


ここまで色々な話が飛び出すともう止まらない。芋づる式に様々な疑惑が噴出した。


前述の会社の登記簿に「川上伸一郎」と記載してあったことから、それがショーンKの本名であることが発覚した。

また、ショーン自身は自分のことをクォーターだと語っていたが、本名が明らかになり、日本人離れしたあの顔立ちも整形によるものという疑惑が生まれたことから、実はクォーターではなく普通の日本人であり、帰国子女という話も全て嘘ではないかと囁かれている。

実際、熊本市中学および私立高校にショーンとみられる川上伸一郎少年が在学していたという。同級生の話によると、当時よく嘘をついていたことから「ホラッチョ川上」「おっぺけぺー川上」と呼ばれていたらしい。

文春記事では「ホラッチョ」を「熊本弁で嘘つきの意味」としている。

尚、当時の同級生たちはこの川上少年とショーンが同一人物であることに気づかなかったという。

これらのことから出身地がニューヨーク市ではなく、九州である可能性が出てきた。


この一連のショーン騒動は全く落ち着きを見せる気配がなく、それどころか今度はシークレットブーツで身長を10cmくらい高く見せていたという疑惑まで出る始末。


佐村河内野々村などに続くネタ人物がまた日本に現れてしまった。


それにしても今回の騒動およびゲス&ベッキーその他諸々のトンデモスクープをめざとく発見する文春の取材力って一体・・・。

しかし、後日「ホラッチョ」という言葉に関してもtwitterの熊本県民や別メディア、方言研究者から「そのような熊本弁は無い」というツッコミが出ており、実際のところはローカルタレント「ホラッチョ宮崎」の芸名からではないかという説も出ている。


余談

今回の詐称が発覚する前から、一部の人物はショーンに対し疑問を抱いていた。経済ジャーナリストの荻原博子氏はショーンについて「経済に対してはコメントしてなくて、どちらかというと普通の常識的なことを喋っているなって感じでした」「この人は本当にそういう人(経営コンサルタント)なのかな?と。どういうことに長けているのか分からない人でした」と述べている。

また加藤浩次も過去の共演番組でのショーンの発言に違和感を持ったことがあり、「人間というより、言ってることです。言ってることに疑問があった。納得いかなかった」(要約)と語っている。

テリー伊藤は今回のショーン騒動に関して「おそらく初めは小さな嘘だったんだけど、段々と嘘を積み重ねていくうちにどうにもならないところまで行っちゃったんじゃないかな」(要約)と発言している。

また、ハーバード大学はOB同士の結びつきが強い学校である事もあり、学校側に問い合わせればすぐ該当人物が卒業したのかは判明するところでありバレるのは時間の問題であったともいえる。


いずれにせよ「嘘つきは泥棒の始まり」とはよく言ったものである。


関連タグ

コンサルタント とくダネ! 報道ステーション 週刊文春

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