概要
トロンボーン(Tronbone)とは、2本のU字管を互いに挿し込んだような形状の金管楽器。
片方のU字管がスライドできるようになっており、管の長さを変えることにより音の高さを調整する。
トランペットよりも1オクターブ低い中音域の楽器であり、複数本で奏でるハーモニーの美しさには定評がある。
金管楽器の中でも最も単純な形をしているがゆえに、歴史の長い楽器でもある。
古くは中世、直線トランペットがS字管になり、さらに2本のU字管を互いに挿し込むという現代のトロンボーンに近い形になった(そういった楽器をサックバットと呼んだ)。
ルネッサンス期までは、トロンボーンはオルガンと並んで神聖な楽器と言われ、教会音楽での使用が圧倒的だった。
教会音楽以外で初めてトロンボーンを用いたのはベートーヴェン(交響曲第5番の第4楽章)である。
以後、オーケストラに定席を得るようになり、現在では吹奏楽やジャズでも使用されている。
関連イラスト
オリジナル
版権
関連動画
瞳~メインテーマ~/山下康介 編曲:杉本幸一
into the sky/中川英二郎
(Tronbone: Eijiro Nakagawa)
スコットランドの釣鐘草(The Blue Bells of Scotland)/スコットランド民謡
76本のトロンボーン(Seventy-six Trombones)/メレディス・ウィルソン
熊蜂の飛行(Flight of the Bumblebee)/リムスキー・コルサコフ
トロンボーン協奏曲「カラーズ」(Colors for Trombone)/ベルト・アッペルモント
Tボーン・コンチェルト(T-Bone Concerto)/ヨハン・デ・メイ
第1楽章「レア」
第2楽章「ミディアム」
第3楽章「ウェルダン」
タイガー・ラグ(Tiger Rag)/オリジナル・ディキシーランド・ジャズ・バンド
トロンボーン奏者
国内
海外
- クリスティアン・リンドベルイ(Christian Lindberg)
- ジョセフ・アレッシ(Joseph Alessi)
- デニス・ウィック(Denis Wick)
- ブラニミール・スローカー(Branimir Slokar)
- ヤン・ヴァンデルロースト(Jan Van der Roost)
- ヨハン・デ・メイ(Johannes Abraham de Meij)
架空のトロンボーン奏者
- 綾乃倖近(ヒビキノBB)
- 出雲三成(まほちゅー!)
- 岩崎圭輔(放課後ウインド・オーケストラ)
- 遠藤汰尊(ヒビキノBB)
- 黄前麻美子(響け!ユーフォニアム)
- 金井淵涼(SOULCATCHER(S))
- 曲山・クリストファー・晴海(SOULCATCHER(S))
- 栗栖ミシェル(きんいろカルテット!)
- 佐々木梓(響け!ユーフォニアム)
- 田浦愛衣(響け!ユーフォニアム)
- 塚本秀一(響け!ユーフォニアム)
- 中ノ島妙(ぶらばん!)
- 野口ヒデリ(響け!ユーフォニアム)
- 畑山辰二(放課後ウインド・オーケストラ)
- 畑山龍一(放課後ウインド・オーケストラ)
- フランシスコ・ルイス・アストルガ(サクラ大戦奏組)
- 水嶋新(金色のコルダ3)
- 山田京作(たんさんすいぶ)
- 由利慧(ヒビキノBB)
関連タグ
トランペット ホルン チューバ ユーフォニアム(音域が同じ) アルトホルン
音楽 文化祭 オーケストラ JAZZ クラシック 行進曲 マーチング パレード ブラスバンド