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概要

私立真秀等場学園を舞台とした魔法学園ストーリー。

少女漫画雑誌『ちゃお』(小学館)にてやぶうち優により連載された漫画の一つ。

2010年4月号から2012年1月号まで連載され、今までに『まほちゅー!+』『まほちゅー!&』とタイトルを変えながら連載を継続していた。


なお、本作に登場する魔法は全て「マホ」と呼ばれる。普通の魔法と違い元々あるものに働きかけるものである。


あらすじ

天王洲あいるは、ドジだが明るい性格の女の子。

小学校を卒業し、花の中学生活を楽しみにしていたが、突如自分がマホと呼ばれる特殊な能力を持つ家系であることを母親から知らされ、小学校時代の友達と別れて1人で私立真秀等場学園(しりつまほらばがくえん)中等部に通うことになってしまった。


果たして、あいるの中学生活はどうなるのか?


登場人物

※全て日本の鉄道駅(概ね4文字以上)の名前から採用している。


本作の主人公。いて座でO型。〝ラッキー〟のマホの持ち主。

しかし、あいるのマホは自身が使おうと思って使えるわけではなく、肉体的・精神的なダメージと引きかえに発動する。

性格は至って友達思いの同情屋。

同じクラスの出雲三成が好きで、井川さくら(後述)とは恋のライバル。

アルトフエール(後述)を持っていて、マホを発動しようとするときは「まじかるマホマホらっきー☆」という呪文を唱える。

部活は吹奏楽部で、アルトサックス奏者。

名前の由来は東京都品川区天王洲アイル駅東京臨海高速鉄道りんかい線東京モノレール)から。


あいるのクラスメートの男の子。おうし座でAB型。〝人の心が読める〟マホが使える。

ドラゴンを含む爬虫類全般が苦手で、ドラゴン状態の校長先生の竜湖と闇のドラゴンの奥浜名湖にもなるべく近付かないようにしている。

部活は吹奏楽部で、トロンボーン奏者。

名前の由来は島根県奥出雲町出雲三成駅JR西日本木次線)から。


あいるのクラスメートの女の子。ふたご座でA型。〝風〟のマホが使える。

しっかり者で少し荒っぽい性格。

ツッコミ役に回る事が多く、あいるや大和がふざけるとハリセンで叩く。

部活は吹奏楽部で、フルート奏者。

名前の由来は京都府宮津市丹後由良駅京都丹後鉄道宮津線)から。


あいるのクラスメートの女の子。かに座でB型。〝水〟のマホが使える。

先生に一目置かれている優等生。

思考レベルが高すぎて三成にも心が読めないミステリアスな子。

笑いの沸点は低いものの、怒っている顔つきと笑っている顔つきは全く変わらない。

部活は吹奏楽部で、クラリネット奏者。

名前の由来は滋賀県大津市近江舞子駅(JR西日本湖西線)から。


あいるのクラスメートの男の子。てんびん座でO型。〝瞬間移動〟のマホが使える。

レディーファーストな性格で、あいるを見るとすぐに口説こうとし、よく「デートしよう!」とあいるに言う。ニンジンが苦手。

部活は吹奏楽部で、パーカッション担当。

名前の由来は東京都東村山市武蔵大和駅西武多摩湖線)から。


三成の幼なじみで、才色兼備の女の子。〝調合〟のマホを使える。

性格はかなり強気で、普通の時はぶりっ子のように良い子的で丁寧な口調だが、怒ると不良のような荒々しい口調になり、その一方でツンデレの一面も持つ。

部活は吹奏楽部で、ピッコロ奏者。

名前の由来は秋田県井川町井川さくら駅JR東日本奥羽本線)から。


真秀等場学園の守護神で校長先生。温度を操る〝熱〟のマホが使え、

ドラゴンの時は火を吐き出すことも可能。

本来の姿は体がピンク色で頬に赤いダイヤ型の模様がある小さなドラゴンだが、普段は人間の女の子の姿で生徒たちの中に紛れ込んでいる。

リューコとナコは毎日、日課として日光浴をしている。

名前の由来は福井県大野市九頭竜湖駅(JR西日本越美北線)から。


闇のドラゴン。温度を操る〝氷〟のマホが使える。

本来の姿は頬に青色の逆三角型の模様がある小さなドラゴンだが、今は人間の姿で真秀等場学園の生徒となっている。

その時の外見は女の子の姿をしてはいるが、とある出来事からとんでもないことが判明した。

校長先生の竜湖とは一対でかつ敵対していた存在。

破壊神と言い伝えられていて危険な存在と見なされ、学園の階段の踊り場の鏡に60年以上も昔から封印されていたが、現在は、学園の生徒となり、あいるにくっついている。

部活は吹奏楽部で、トランペット奏者。

名前の由来は静岡県浜松市奥浜名湖駅天竜浜名湖鉄道)から。


あいる達のクラスの担任をしている男性教師。あだ名は「若仙人」。

゛壊れた物を元に戻す゛マホが使える。

顔つきは若く二枚目で少し気取った所があり、怒ると怖い。

あいるの母が学園に通っていた頃から教師を勤めており、彼女曰く自分の体を元通りにするマホで若く見せているらしい。

話の語尾には何らかの記号が付いている。

名前の由来は岩手県北上市和賀仙人駅(JR東日本北上線)から。


あいる達のクラスの音楽担当をしている女性教師。使用できるマホは不明。

音楽の時間にあいる達にアルトフエールを与える。

セクシーな体格の美女で、アルトフエールを生々しく吹く姿は思春期を迎えた男子生徒の釘付けの的。吹奏楽部の顧問。

名前の由来は富山県滑川市早月加積駅富山地方鉄道本線)から。


『まほちゅー!+』第1話で初登場し、2週間あいるたちのクラスで教育実習を担当した先生。

〝催眠〟のマホが使え、かかった人はその人が持つマホが使えなくなってしまう。

但しマホが使えなくなった生徒の恋人がその生徒に「ずっと一緒にいたい」と言うとマホが元通り使える様になる。

名前の由来は東京都墨田区東あずま駅東武亀戸線)から。


  • あいるの母(本名不明)

あいるの母親で、13歳でマホに目覚める。

かつてあいると同じ学園に通っていた同窓生で、仙人とも面識がある。


  • エミ(名字不明)

あいるの幼稚園時代からの親友。公立の中学校に通っている。

あいるとは中学校に入っても携帯電話のメールでやり取りしているが、マホや真秀等場学園の事情については何も知らず、真秀等場学園の制服を着たあいるに出会って「住んでる世界が違う」と一笑した。

名前の由来は明言されていないが、千葉県鴨川市江見駅(JR東日本内房線)という駅がある。


作中用語・アイテム

  • マホ

作中で「魔法」の意味を表す。生徒1人につき1つ持っており、生徒によって種類も違っている。

舞子曰く、何でもありの魔法とは違い、元々あるものに働きかける力らしい

あいるは当初(第1話のみ)マホの事を「魔法」と解釈していた。


  • 私立真秀等場(しりつまほらばがくえん)

あいる達が通う学校で、「まほちゅー」と呼ぶ事もあり、主にマホについて学ぶ。

中等部と初等部の存在が確認されている。

既述の通り、めったに編入する人がいないので、編入生であるあいるはここでは珍しい存在。

なぜか理科室は「マホ室」と呼ばれている。チャイムは「マホ~ン マホホ~ン」と鳴る。

あいる達のクラスは「1年ま組」であるが、作中では「ホ組」というクラスの存在も描かれている。

家が遠くて通えない生徒や家庭の事情で家族と同居出来ない生徒の為に寄宿舎が設けられており、三成とさくらは寄宿舎から通学している。

体育館の地下には東京ドーム10個分の広さの地下迷宮があり、トラップに見せかけた鍵も多く、迷うと一生出られないと言われている。

女子生徒は全員頭部にリボンを付けるという校則があるが、これは女子がホルモンによって男子よりマホが不安定であるため、リボンを付けることでコントロールしやすくする為である。

規則としてはこの他に、マホを失うと2ヶ月以内に回復しなければ退学という規則もある。

当然ながら部活動もあるが、これは他の学校と違い新入生はマホコンテストが終わってからの入部となっている。


  • アルトフエール

ナコ と あいる


左:アルトフエール、右:アルトツエーナ


あいるが使用する魔法のアイテム。「フエール」と呼ばれることもあり、2話で加積から与えられる。名前の由来は「マホがあるとふえる」から。

作中では学園の教材としてあいるを含めてクラス全員が入手しているが、それ以降はあいる以外の登場人物が使用している描写は確認されない。

また、大和があいるのアルトフエールを持ってくる描写も存在する。

普段は普通のアルトリコーダーであるが、マホを発動する時は頭部管の部分が変形する。

変形する形は男子生徒と女子生徒で違い、男子は羽が付いて角ばった形に対し、女子は三日月・星・羽を組み合わせて丸みを帯びた形になっている。

これを持つ事で普段以上のマホを引き出す事ができる他、逆にセーブしやすくなる。

あいるのアルトフエールについては、今までに2回名湖によってパワーアップされている。

『まほちゅー!+』第2話ではラッキーを確実に発動させるため、それに見合うアンラッキーが自在に召喚できるようになった。

さらに『まほちゅー!&』第1話では中部管が杖の様に長くなり飛行する事が可能になった。

この状態の時は『アルトツエーナ』という名前になる。

これらはいずれもあいるだけが使えるものである。


  • オーバーラップコート

あいるとリューコが3年前にタイムスリップした時に、姿を隠す為に着たコート。

着ると姿や声が着ている者同士しか認識できなくなる。


  • 札薬(ふだぐすり)

名湖を封印するため、さくらが3年前にリューコに頼まれて調合した薬。

材料は竜のウロコをメインに、トカゲの尻尾、スズメの涙、ノミの心臓、マンドラゴラ(人のように動くナス科の植物で、根に毒がある)の根っこなどが必要で、これらが全て揃わないと完成しない。

3年前にさくらが使用した際は、竜のウロコが入っていなかったため、札薬本来の効果が発揮されることはなかった。

あいる達は当初、さくらが残した調合メモを見て、間違えて「ホレ薬」と解釈してしまった。


  • マホコンテスト

学園で年に一度行われるマホのコンテスト。通称「マホコン」。

シングル、ペア、シンクロ(3人以上1組)の3部門があり、ペア部門の男女の優勝者は永遠に結ばれるというジンクスがある。

なお、あいるは名湖の提案でシンクロ部門に出場する予定だったが、最終的に三成とのペアで特別賞を貰っている。


  • 告薬(こくぐすり)

さくらが調合した薬。飲むと否応なく好きな人に告白してしまう効果がある。

さくらの提案で三成の給食に混ぜて飲ませようとしたが、アクシデントで由良の手に渡ってしまい、それにより由良が大和に告白してしまう(この時は直後に戦艦大和が好きであるとごまかしていた)。


  • 白薬(はくぐすり)

さくらが調合した薬。飲むと質問に対して白状してしまう効果がある。

さくらが自分を虐めた先輩への仕返しのために飲ませようとしたが、名湖によって三成に飲ませてしまう。


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