「殺そうとした事なんて、無いくせに」
「殺せるといいね!卒業までに」
単に「渚」だと他のキャラクターも検出されるため、『潮田渚』または『「暗殺教室」「渚」』での投稿、検索を推奨する。
プロフィール
名前 | 潮田 渚 |
---|---|
出席番号 | E-11 |
誕生日 | 7月20日 |
身長 | 159cm |
体重 | 48kg |
血液型 | A型 |
得意科目 | 英語 |
苦手科目 | 理科 |
趣味、特技 | 情報収集・人の感情の起伏が読み取れる |
所属部活(過去) | 吹奏楽部 |
宝物 | 家族写真 |
好きな食べ物 | 寿司 |
弁当派or買い食い派 | 買い食いから自炊お弁当へ |
将来の目標 | 特に無し→教員 |
食性 | ド草食 |
百億円獲得出来たら | 身長を買いたい |
学業成績 | 一学期中間テストの学年総合105位→一学期期末テストの学年総合31位(学年の英語6位)→二学期中間テストの学年総合54位→二学期期末テストのE組男子5位(E組総合10位/学年総合14位) |
暗殺成績 | 射撃の男子5位(E組の射撃総合7位) |
美術成績 | 美術の男子5位 |
CV | 山本希望(VOMIC) / 東山奈央(アニメツアー2013) / 渕上舞(TVシリーズ) |
実写映画キャスト | 山田涼介 |
人物・容姿
椚ヶ丘中学校3年E組の生徒の一人。物語の語り部(主人公)。
進学校で、成績不良により特別クラス「E組」(エンドのE組)へと移動された生徒。
観察能力にたけており、殺せんせーの特徴や弱点を探ってメモしている。
見つけた秘密を使って殺せんせーを言葉責めにして、精神を瀕死状態まで持って行ったこともある。
髪は水色で、ツインテールのような特徴的な髪型。服装も他の生徒とは異なっている。体格は小柄。
一応男子なのだが、中性的な外見と性格なので連載が始まったばかりの頃は女子だと勘違いしていた読者が続出した。
作中では男子とつるむ描写が多かったので誤解は早々に解けていったが、渚の性別が明示されるシーンが長いことなかったため、なんらかの叙述トリックの可能性も囁かれていた。
しかし、43話の水着回にてちゃんと男性だと判明。
クラスメイトに「あんた、男なのね」と驚かれ、本人は驚いた様子で「今さら!?」と返す。
他にも、カルマから話を振られたりと、本人はその度に訴えを欠かさない。
だがしかし本人の主張虚しく(?)、66話では公式が最大手をとる。
クラスメイトからは「渚」、殺せんせーとカルマと烏間先生からは「渚君」、第8話現在ビッチ先生には「潮田渚」と一度フルネームで呼ばれている。
なお下の名前で呼ばれる生徒の中では彼のみが「名前で呼んで欲しい」と発言した・されたシーンが無く、終盤までは特に理由も説明されていない。
ビッチ先生の初赴任時、本性をあらわにした彼女からのベロチューを貰った最初の犠牲者(?)でもあるが、これは自身の容姿や、後述する暗殺の才能を人目で見抜いた彼女の手始めとしての見せしめ指導であった節がある。さらに、ビッチ先生に殺せんせー暗殺に「役立つ弱点」すべてを教えたにもかかわらず、彼女から「まだ隠し持っている」と見なされて彼女のおっぱいに挟まれるという羨ま…(ry誘導尋問にかけられたことも。
見た感じは弱そうで、本人の性格も女々しく「ド草食」と称される。
某時にクラスから付けられたあだ名は、「性別」。(命名:中村莉桜)
才能
渚は見た目の雰囲気に反して時折ド素人にもわかるような殺気を出す事があり、その殺気はプロの軍人・烏間先生の防御本能を暴発させるほどであった。
烏間先生曰く『殺気を隠して近付く才能、殺気で相手を怯ませる才能、「本番」に物怖じしない才能』がE組随一であり、『人間相手なら有能な殺し屋になれるだろう』とまで言わしめる。
ただ、殺せんせーという人外を暗殺ターゲットとするE組では彼の「人間を殺す才能」はあまり意味をもたない。
渚自身も話数が進むにつれ自分が「人を殺す才能」を持つことを自覚するようになり、これをどう扱えばいいのか迷っている。
渚の特筆すべき点として、人を殺すことに忌避感を持ってない様子が垣間見えることである。彼はあくまで社会常識によって人を殺してはいけないと考えているだけなのだ。もしも人を殺すことが許される環境にいけば、何の躊躇もなく人を殺せるという自覚さえある。
殺せんせーはそんな渚の異常性さえも単なる個性として受け入れている。渚が闇の暗殺者として生きることも選択肢の一つだろうとまで考えている。だが「人を殺す」かどうかはまずは自分という異形を殺してから考えればいいことだと優しく問いており、渚自身も殺せんせーの暗殺を成功させるまではほかの誰かを殺すことはしないと誓っている。
なお結構なジゴロであり、作中では同性も含めて少なくとも四人が陥落している。別方向でジゴロの前原や片岡にはその才能を見抜かれ恐怖されているが、自己評価の低さから「自分が誰かに好意を寄せられる可能性」をまるで考えていないためその自覚は皆無。ファンブック『名簿の時間』によると、ビッチ先生からも「男をたぶらかす才能があるから思い切って女に振れば?」「私のテクで鬼に金棒。まずはキスからね…。」と評されており、上記のベロチューの最初の犠牲者であるという理由も頷けるだろう。
学業に関しては英語が得意であるが、肝心なところでスペルミスをしばしばやらかす。しかしその才能はギャル英語とあだ名されている中村から高く評価されている。
キステクランキングは1位。理由はお察しください。
個別回
以下、ネタバレ注意。
今まで彼の主人公としての個性づけにすぎないと思われていた女性的な風貌には、れっきとした理由があった。
それは、彼の「家庭」である。
渚の両親は別居しており、現在、彼は母親の元で暮らしている。
別居している父親の前では気丈に振る舞う渚だが、実際は、家での母親からの重圧に苦しめられていた。
母親の潮田広海は、一見したところはおしとやかで、少々厄介ながらも「我が子を思う親」と言える。しかしその真の思考は恐ろしい程までにエゴの塊であった。
気に食わないことがあると途端に表情を変えて息子の髪を掴み上げ怒鳴り散らすヒステリックな面のみならず、自分の願望・価値観を渚に押し付け、息子の人生設計を勝手に決めつけ、たとえ息子が自分の意志を伝えたとしても聞く耳を持つことは無い。
両親の別居も、争いを苦手とする父が嫌気が差して出て行ったからである。
しかし、彼女の最も恐ろしいところは、それ以上にあった。
彼女が渚に押し付ける願望は全て、彼女が成し得なかった「夢」であり、彼女は渚に児童虐待を受けさせてまで、自らの夢を叶えようとしている。
息子を前にして「女の子が欲しかった」という本音を口癖の頻度で零し、これもまた自分が成し得なかったおしゃれを我が子にして貰うために、女の子に見えるような長髪を息子に強要し、それに似合う女物の服を宛がい喜んでいる。
つまり彼女は渚を「息子」として見ていない。「娘の代用品」として見ているのである。
母の気持ちを理解するがゆえに、母の狂気に反抗することもできない渚は諦観意識を持って母に接している。渚は自分の人生そのものを、最近のゲームによくある「強くてニューゲーム」にたとえ、「自分は母さんの2周目」と考えていた。
その後、殺せんせーとの三者面談をきっかけに、渚は母の愛玩人形としての生き方を拒否することを母親本人に突きつけて「暗殺を成功させたら髪を切る」と宣言する。生まれて初めて本音をぶつけたことでゆがんだ母子の関係はいくばくか改善し、広海本人も後に「自身と息子は別人である」と意識を改め彼の「母親」として渚の望む道を歩ませる事を語っている。
もともと殺せんせーに対しては殺し屋ではなく教師として憧れを抱いていたが、その後155話でさくらとの会話を経て教員への志望を明確にした。
卒業式の後は殺せんせーの諭しにより両親が復縁した姿が描かれ、家族3人でやり直す事となった。
なおこの際、一種の主人公補正のように思えた名前呼びが「もし再び父方の名字に戻っても違和感なく呼べるように」との理由である事が明かされている。
能力値
個別能力値(満点は5点)
体力 | 2点 |
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機動力 | 3.5点 |
近接暗殺 | 3.5点 |
遠距離暗殺 | 3.5点 |
固有スキル(対人暗殺) | 5点 |
学力 | 3.5点 |
作戦行動適正チャート(満点は6点)
戦略立案 | 3点 |
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指揮統率 | 3点 |
実行力 | 3点 |
技術力(罠.武器.調理等) | 3点 |
探査諜報 | 6点 |
政治交渉 | 3点 |
二学期末最終成績
待ち伏せ狙撃2位、ステルススキル3位、交渉4位
余談
同作者の『魔人探偵脳噛ネウロ』の登場人物・笹塚衛士と誕生日が一緒。
関連イラスト
水着回
女装回⇒性別:渚、女装教室
個別回
学園祭回
女装回その2。
個別回の後、図らずも魅了してしまった男子をもてなすため、中村の策略で再びスカートを履かされる。重めの個別回のすぐ後にこれであった。
以下、最終2話のネタバレ注意。
あれから7年が経ち
僕はすっかり身長も伸び、皆を引っ張り慕われる先生になれていた
………はずだったのに
中学卒業から7年が経ち、コードネーム「性別」なんて呼ばれていた女々しい彼も立派な大人として成長しているのだろうと思いきや…本人の願いとは裏腹に身長はなんと160cmで打ち止めとなっていた。
髪を切りイメチェンは図ってはいるものの、その中性的な見た目はまったく変わっておらず、卒業後すくすく成長した茅野やカルマを羨ましく思っている。
前述のとおり教員を目指していた彼だが、教育実習では不良高校という修羅場に送られてしまう(ちなみに教育実習生の多くは母校で教鞭を執ることになる。渚がなぜ椚ヶ丘へ行かず他校を選んだのかは不明)。
当然生徒たちに舐められる羽目になり、最初は萎縮してまともに出席もとれなかった。
しかしリーダー格の生徒が発した「殺すぞ?」の言葉で暗殺者としてのスイッチが入り、一瞬で彼の背後をとり、のど元に中指を付けつけ、その後すぐに正面に振り向かせ…
「殺せるといいね!卒業までに」
と笑顔で語り不良生徒達を唖然とさせた。
そして落ちた出席簿を拾う際、リーダー格の少年は渚の背中から謎のタコ型超生物の面影を感じる事になる…
その後何事もなかったかのように渚は教壇に立ち、かつて彼の恩師もそうしたように、不適な笑みを浮かべながら授業のベルを鳴らすのであった。
そして暗殺教室の物語は終了する。
また、アニメ最終回(2期25話)は、「殺せんせーのガウンを羽織った渚」のエンドカードで締めくくられている。
なお、その後を描いた「卒業アルバムの時間」によれば、高校からの根回しによってそのまま強引に赴任させられ、不良生徒たち相手に日々奮闘している様子。
ちなみに、浅野理事長からはスカウトされるぐらいに教師としては有能の様子。
また、お酒には弱い様子でいつも潰されて記憶が飛ぶ(そのため、カルマからは愚痴を聞かされている)また、独房から秘密裏に釈放されていた鷹岡からは恐怖が一周回って神格化されている。ただし、女神らしい。
関連タグ
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