概要
映画「光輪の超魔神 フーパ」における2016年の映画予告に登場し、アニメ特別編「最強メガシンカ Act IV」の予告映像にも謎のポケモンとして登場していた、小さなミドリムシまたはプラナリアのようなポケモン。
細胞となるジガルデ・セルを統率し、別のコアやセルとテレパシーでコミュニケーションを取ることで情報収集を行う。生態系に異変が生じると、単独行動する事があるという。
このコアにセルが集まり結合する事で、ジガルデはさまざまな姿をとる。
これ以外の詳細は現時点では不明だが、セルと共にポケモンと呼べるのかどうか議論されているらしい。
アニメ新シリーズ「XY&Z」にも最初から登場する。
XY(アニポケ)1st最終回でゴジカが予知した未来に登場(正確にはジガルデとしての姿)しているため、今後の物語の鍵となるポケモン(?)のようだ。
矢嶋監督によると、ジガルデ・コアにはコアAとコアBの2体が存在するらしく、フレア団により「Z1」、「Z2」のコードネームで名付けられている。
どちらの個体も生態系の秩序を監視・調整する存在として、かなりの自負と責任感を持っている様子。
また、ポケモンフーズや木の実などの食事は一切行わず、太陽光を浴びて生命エネルギーの生産や回復を行う独特の生態を持ち合わせている。
ちなみにアニメでジガルデを狙うフラダリがゲーム本編で初めて出会うのがカフェソレイユ(ソレイユはフランス語で太陽の意味)だったり、ジガルデ各新形態が「サン(太陽)・ムーン」に登場するなど、太陽に何故か縁がある。
プニちゃん(Z1)
CV. 梶裕貴
核の色は赤。
最強メガシンカACT.Ⅳにて、フレア団に囚われ研究されていたところをハリさんの協力で脱走し、その後の本編第1話でサトシたちと出会った。
ユリーカのポシェットに入り込んだところを彼女に保護され、最新のポケモン図鑑にもデータが無く、プラターヌ博士が各研究機関に問い合わせても事例がなかったため、「プニプニしているから」との理由で「プニちゃん」と名付けられた。
外見に反し、一人称が「余」で、サトシを「坊主」、ニャースを「化け猫」呼ばわりするなど、皇の姿を彷彿とさせる、古風かつ尊大な口調(XY98話)。このことから、プニさん/プニ様という敬称が(一部ファンの間で)生まれた。
ダークライがピカチュウとニャースに見せた夢の中では、両者にカロス地方に訪れる危機について話しており、焼き払われた森をあっという間に蘇らせる超常的な力を見せた。
12/24の放送分では、終の洞窟でフレア団の襲撃を受けた時に10%フォルムとなってこれを撃退しそのまま逃走。結果ユリーカの前からも一時は姿を消した。
実はサトシ達と出会い、ポケモンと共にある彼らを見ている内に、「人間は悪しき存在」という認識に疑問を抱くようになり、もっと観察しその是非を確かめたいと考えるようになっていた。
その後はこっそりセルを通じて彼らを観察しており、危険を承知で自分を心配したり、怪我をしたホルビーを救うべく奮闘するユリーカたちを見て、彼女らをさりげなく手助けし、ホルビーの治療が終わるころには自らポシェットに戻り、再び一緒に旅を続けるようになった。
そして5/26の放送で、メガシンカを越えた真の絆に対し「人とポケモンの共存」を信じる意志を固めたらしく、サトシ達を名前で呼ぶようになり、セルや10%の力を彼らの捜索や支援に使用。Z2にも改めて自身の思いを伝えた。
Z2
核の色は青。
どこかで聞いたようなカタコトの口調でしゃべる。
自然を破壊し、自分たちジガルデの存在まで脅かす人間を嫌悪しており、Z1にも人間との接触を断つことを主張している。
本編第1話冒頭に登場したジガルデはこちらのZ2であり、終の洞窟奥の泉に50%フォルムの状態で鎮座していた所をフレア団に襲撃され、グランドフォースで一蹴し逃走。
その後の2/11の放送において、フレア団(とロケット団)の追撃を受け、10%、50%と形態を変えてゆき反撃するが、フレア団に下ったアランとメガリザードンXの攻撃に耐えられず、ついに捕らえられてしまった。
その後は研究施設に閉じ込められていたようで、5/26の放送では再びZ1からの交信を受けるも心身ともに元気を無くしていた。
関連タグ
コアメダル・・・「セル」と呼ばれるものを集めて体を構成するという設定が同じ
マスターコア・・・こちらも自身を取り囲む物質によってさまざまな姿をとる
戸愚呂(弟)・・・相手の力量に応じて、%表示で自らのパワーと姿を変えるという設定が同じ
DG細胞・・・こちらも細胞が集まる事で全く異なる形の機体を構成する。表面がハニカム状な点でも共通