概要
探検家フィッシャー・タイガーを船長に今から15年前に旗揚げされた海賊団である。
発生の経緯が「行き場のない脱走した魚人奴隷達の受け皿」であったため海賊行為もそれ程荒々しいものではなく、「自分達は野蛮な人間達とは違う」というタイガーの信念から不殺を貫いた。一部それを「手ぬるい」とする人間嫌いの過激派もいたが、タイガーはその意見に耳を貸すことはなく、タイガーが海軍による攻撃が原因で戦死し船長がジンベエに交代してからも不殺の精神は徹底された。
しかし、ジンベエが王下七武海に加盟すると、いよいよ人間嫌いの過激派達は我慢の限界に達し、その筆頭であるアーロンが仲間を引き連れ海賊団から独立し海賊アーロン一味に、マクロが仲間を数人引き抜いて離脱し人攫いの海賊マクロ一味となった。この分裂騒動以後、ジンベエ達本流は魚人海賊団と名を変え、魚人島を拠点として活動するようになった。
ルフィたちにより新魚人海賊団の反乱が鎮まった後には、彼らの悪行と一線を画す目的か、はたまたビッグ・マムとの離別を考えてか、この名称に戻している。
組織構成
船長のタイガー以外は明確な上下関係がある訳では無いが、ジンベエと船医のアラディンはタイガーと並んで1ランク上の扱いを受けている。
主要人物
☆は「魚人海賊団」からの名将復帰後も続投しているメンバー
フィッシャー・タイガー(船長/タイの魚人)※死亡
ジンベエ(2代目船長/ジンベエザメの魚人)☆
アラディン(船医→副船長/イタチウオの人魚)☆
アーロン(船員/ノコギリザメの魚人)※離脱
