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データ

チームデータ

チーム標章ガールズ&パンツァー うさぎさんチーム 標章ガールズ&パンツァー うさぎさんチーム 標章by山猫通信
通称一年生チーム
使用車両M3中戦車リー
チーム方針全国の皆さん、お手柔らかにお願いします~

メンバー

担当氏名備考
リーダー・戦車長澤梓
主砲砲手山郷あゆみ
装填手丸山紗希副砲装填手。
操縦手阪口桂利奈
通信手宇津木優季主砲装填手と兼任。
副砲砲手大野あやコミック版ではルノーB1bisの実戦投入時に優花里エルヴィンと共にB1bisに搭乗。

解説

 県立大洗女子学園の戦車道チームのひとつ。生徒会の大々的な広報活動に見事に引っかかった1年生の仲良し6人組。乗員の数が合うためM3中戦車リーに搭乗することになる。

 M3中戦車は強みが少ないものの大きな弱点もないため初期5輌の戦車中総合性能が最も安定しておりまともに考えれば、他校の戦車とガチで撃ち合える数少ない車輌なのだが、乗員がミーハーな1年生ということもあって士気、実力とも伴っていなかった。おまけにM3をショッキングピンクに塗装して練習試合に臨むなど、戦車道にはかなり軽いノリで参加していた。

 しかし初の対外試合で思うところがあったのか、公式トーナメント前には元の米軍迷彩色に塗り直し、凶悪そうなうさぎのエンブレムを施した。

 戦車道どころか戦車知識もほとんどない状態からのスタートだったものの、強豪だらけの公式戦で着実に経験を積み、次第に献身的な働きを見せるように。なお、決戦前夜は集まって戦車関係のWW2戦記物映画を多数鑑賞しており、その内容に涙を流すほどハマっている。

 決勝戦でエンジンの不調に見舞われた際には、味方の足を引っ張らないために見捨てていく事を自ら進言したり、味方が減っていく中で志願して強敵の重戦車に挑みかかるなど、物語の序盤と比べても最も成長したチームと言える。

 特に黒森峰戦では、相打ち同然で撃破されるも単独で重戦車2輌を撃破するなど目覚ましい成長を遂げており、試合終了後は(優季の発言より)重戦車キラーを目指すと豪語するまでになった。

 戦車道履修者で行った学園艦での戦車捜索では沙織と行動しており、暗所でトラブルに見舞われて動揺しているところをずっと宥められていたためか、上級生の中でも特に彼女を慕っている。

 『サバイバル・ウォー!』では、作中でも初めてピー音を伴うセリフ(●パム)を連発(ピー音の理由は英語の発音によるものなのか、権利の問題なのか……)。ちなみにこの一連のシーンはモンティ・パイソンの『スパム』のパロディ。

 ちなみにキャンプをするというのに、桂利奈とあや以外はどう考えても野外活動に向いていない私服(ワンピースとかスカートとか)で参加した上、準備運動もしないまま川に飛び込んで6人仲良く足が攣っている(こんな時でも紗希は表情を変えていない)。この時着ていた水着は『ウォーター・ウォー!』で選んでいたもの。浮き輪やビーチボールが色々と物騒な形をしていたため、みほを「なんか怖いことになってる…」と恐怖させた。テラフリーダム。

 『エンカイ・ウォー!』で行われたチーム対抗かくし芸大会では、人数を生かして組体操を披露。シンプルだが頑張る姿がかわいらしく、好評を得て見事3位になる。

 メンバーの名前の元ネタは、「なでしこジャパン」こと女子サッカー日本女子代表選手たち。

 劇場版』では、学園艦下船前夜に自分達のエンブレムとなっているうさぎ達を一緒に連れて行こうとうさぎ小屋にいた。だが、誤って外に逃がしてしまい追い掛ける羽目に…。

 学園艦下船した際、港から去って行く学園艦を涙ながらに追い掛けて最後の別れを告げた。

 待機場所に移動した後は、涸沼川沿いの桜道公園にあんこうチームと同じくキャンプを張り、そこでサバイバル生活を送っていた。マイギリ式火おこし器で火を焚いたり、竹で作った釣り竿で釣りをしたりなど、あんこうチームよりも原始的な生活を送っていた。

 大学選抜チームとの試合前夜、戦術を学ぶために映画「1941」を鑑賞。それが試合で大いに役立つことに。

 『愛里寿・ウォー』では、島田愛里寿が転校(実際は見学)しに来ることを聞いて、「後輩」が出来るということで大興奮した。その際、良い先輩らしく振舞おうと、威張らない、パニクらない、砲撃を外さない、ととある先輩みたいにならないように心掛けようとした。

 桃から学校をアピールする提案として可愛い制服に一新するという提案をするが、予算の都合で敢え無く却下される。

 愛里寿と対面した時は堂々と呼び捨てにし、さらに「先輩」と呼んでもらい大歓喜していた。

戦績

校内練習試合戦

  • とりあえずカメさんチームに付いて行き、他の3チームがあんこうチームに次々と撃破される様を見て逃走を図るも、泥濘にはまってしまい、無理矢理逃げようとして履帯が切れ、エンジンブローを起こして自滅。
  • このとき、バトルロイヤル方式の試合においてカメさんチームを撃破する絶好のチャンスだったのだが、そんなことは誰も思いつかなかったのだろうか…。

対聖グロリアーナ女学院戦

  • 待ち伏せで敵が来るまでの暇つぶしにパンジャンドラム柄のトランプ大富豪
  • 囮のあんこうチームが連れてきた聖グロ戦車隊への攻撃開始からしばらくして始まった敵の強烈な反撃に戦意を喪失し、車輌を放棄して逃げ出してしまった。砲撃戦やってるのに外に出る方が危険なんじゃ……。
  • 本能がそうさせたのか、全員が高い木によじ登って試合終了までを過ごすことに。試合には負けたものの、あんこうチームらの健闘を見て反省し、その日の夜には隊長のみほに逃げ出したことをチーム全員で謝罪する。

対サンダース大学付属高校戦

  • 偵察時に発見したM4シャーマン3輌をおびき出そうとするが、敵の通信傍受で作戦が筒抜けとなっており、シャーマン6輌に包囲されて窮地に陥る。
  • あんこうチームアヒルさんチームが救出に来たところへ合流、共に敵戦車に突撃して窮地を脱出。
  • 敵フラッグ車の追跡時にナオミファイアフライの攻撃が直撃して車体のコントロールを失い、砲撃によるものと思われるクレーターに突っ込んで走行不能になってしまう。

対アンツィオ高校戦

  • 先行したアヒルさんチームが敵を発見。みほの指示で近道して十字路の街道を目指し、別の場所で同じく敵を発見する。みほが偽物と感づいたため、これを砲撃して破壊する。
  • 再び敵を発見した際、あやがまた偽物と思い込んで勝手に発砲。しかし今度は本物であり、2輌のセモベンテM41に追いかけられる。
  • 終盤、アンチョビの元に集合するため追撃をやめた敵を今度はこちらが追撃する。
  • 追撃しつつ攻撃を行うものの、射撃の腕が未熟ということもあって難度の高い行進間射撃で命中させられるはずもなく、梓の指示で停車。確実な撃破を目指して二つの砲身を使って誤差を調整し、1輌を撃破。さらに、もう1輌のセモベンテM41がアンチョビに合流した瞬間を撃破する。
  • 劇中で行われた全試合で、ウサギさんチームが唯一撃破されなかった珍しい試合である。

対プラウダ高校戦

  • 前半では勢いに乗って突っ込んだせいで敵の罠に掛かり、教会に逃げ込むも主砲を壊されてしまう。
  • 後半では包囲網脱出後、カモさんチームと共にフラッグ車のアヒルさんチームの護衛に徹し、「自ら進んでフラッグ車の盾になる」という当初では考えられないような行動を見せ、撃破されるまでフラッグ車を守り抜いた。

対黒森峰女学園戦

  • 渡河中にエンストを起こし立ち往生してしまう。後方から黒森峰の戦車が迫る中、味方を巻き添えにしないために危険を承知で自ら他チームに自車を置いて先に進むよう要請。しかし沙織たちに背中を押されたみほは、ウサギさんチームを救うために河の中で戦車を飛び移り、ワイヤーを繋いだロープをM3まで届けにやって来る。ワイヤーで他チームの車輌を繋ぎ、大洗チーム全車輌でM3を牽引、河を渡りきるところでエンジンが復活し、無事河を渡ることに成功する。
  • 市街地戦では敵を分散させるため、敵部隊後方の重戦車の足止めを請け負う。手始めに最後尾を走っていたエレファントを誘き出し、前日に徹夜で考えた戦略大作戦を決行。そのまんまだな、おい…。
  • 狭い小路を利用し、エレファントの背後を取ることに成功。固定砲で反転することもできない無防備の敵車両後部に零距離で砲撃を加えるも、さすが重戦車、装甲の厚に阻まれて最初の攻撃は失敗する。そこでなんと初めて喋った紗希の助言で、薬莢を排出する場所を同時に砲撃し、エレファントを撃破した。ちなみにTV放映話における初の単独撃破である。
  • さらに今度はヤークトティーガーを狙うが、後部装甲さえ撃ち抜けず曲がり角の先に逃がしてしまう。勢いづいて追いかけるが、梓が待ち伏せに感づき、間一髪で一撃を回避(この時車体前部の兎マークは削れている)、そのまま進入してきたヤークトと向き合ったままでの後退を強いられることに。桂利奈の機転で密着し、敵の懐に入る形で攻撃を防ぎつつ、自車の砲身の短さを生かしてさらに発砲する根性を見せる。1年なめんな!
  • 押されながらも、フラッグ車であるあんこうチームの元へヤークトを向かわせてはいけないという一心から、自分たちの手で撃破する事を決意し、水路際まで誘い込みギリギリでの回避を試みる。しかし回避は一歩間に合わずに撃破され、車体は横転。一方のヤークトティーガーも停止しきれず、水路に転落して走行不能になり、結果としては相討ちになる。大洗の首狩り兎、誕生の瞬間である。
  • ちなみに、ヤークトティーガーの128mm砲塔は超重戦車マウスと同じものであり、直撃であればレオポンチームのポルシェティーガーでさえ一撃で撃破するほどの威力。もしもヤークトティーガーがレオポンチームの元に到着していれば、フラッグ車同士のタイマンで決着をつけるフラフラ作戦は失敗し、あんこうチームの元に敵が殺到していたという可能性が高い。
  • つまり澤梓の「ヤークト、西住隊長のとこ絶対向かわせちゃいけない!」という判断は極めて的確であり、その決意通りヤークトを撃破したウサギさんチームは大洗勝利の陰の立役者であったと言える。

大洗エキシビションマッチ

  • 当初は聖グロ包囲側に参加していた。
  • 市街地に出てからは重戦車キラーの名の元、敵部隊の最後尾にいたノンナIS-2の前に飛び出し、真っ向からせめぎ合う。砲身の長い相手とやり合った経験からどうにか食らいつくものの、IS-2の急停車によって間合いが開き、再び密着する前に長い砲身の先で車体を押さえ込まれてしまう。
  • 絶体絶命のその時、再びあの紗希が口を開き、全員の顔が希望に輝いた………

「蝶々……」

  • 車外に飛んでいた蝶々を指差して微笑む紗希。全員が絶句する中、IS-2の一撃を食らったM3は数十メートルほど派手に転がされるのだった。早くも重戦車キラー存続の危機に……

対大学選抜チーム戦

  • あさがお中隊に配属し、「203高地」の左翼を進行するが、アズミの中隊と交戦する。
  • 知波単チームの援護にナオミとともに向かおうとするも、敵の集中砲火に阻止される。その後、たんぽぽ中隊と合流しに向かう途中、アリサの失恋話でいじる。
  • 遊園地跡地に後退後は南正門の守備に就いていたが、東通用門から敵主力が侵攻したためそっちの増援に向かい交戦する。しかし、途中で慌てたせいで道を間違えてみんなとはぐれてしまう。だが、それが後に幸運をもたらすことに…
  • チームの大半が野外音楽堂に包囲されて絶体絶命の中、運よく包囲を免れたウサギさんチームは何とか助ける方法を思案していると、紗希が三度目の口を開く。だが、前回のことで懐疑的に注目する5人だったが、紗希はある物を指差した………

観覧車……」

  • その瞬間、前日見ていた「1941」のワンシーンを思い出した一同は「ミフネ作戦」を決行。
  • 丘の上の観覧車に接近したウサギさんチームは二つの砲を使って軸部分を砲撃して破壊、落下した観覧車はそのまま丘から回転しながら下って行った。その際、危うく潰されそうになるが…。
  • 観覧車はそのまま野外音楽堂に乱入、大学選抜チームは跳ね飛ばされそうになり慌てて退避したため包囲網が崩れ、味方はその隙に見事脱出、救出に成功する。だが、実際は野外音楽堂が擂鉢状の地形だったため底の部分で包囲されていた味方も潰されかけ結構危うかった。
  • その後は、物陰に隠れて身の丈に合った戦い方を模索し、終盤ではアンチョビ達のCV33をジェットコースターのレール上で挟み撃ちにしようとしていたM24チャーフィーを2両とも撃破。アンチョビ達を生還させることに成功する。

優季「さすが軽戦車キラー!

  • 重戦車キラーからはだいぶスケールダウンしてしまったものの、その戦い方はアンツィオ戦で見せた地に足をつけ、しっかり狙って撃つという基本に忠実なものであり、彼女たちなりに身の丈に合った戦い方を見出したようである。
  • しかし、後方を全く警戒していなかったために、直後に愛里寿のセンチュリオンからの砲撃を受けて撃破される。完全に意表を突かれ、状況を把握できていたのは梓だけだった。
  • エンディングでは、フェリーの大部屋で全員ぐっすりと眠っていた(紗希だけはなぜか目を開けたままだった)。

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