黒井駅(新潟県、信越本線)
島式ホーム1面2線の地上駅で、普通列車のみが停車する・・・と思いきや、東隣の直江津駅を始発とする北越急行の列車のうち、普通列車のほとんどが通過してしまう(直江津の次は犀潟まで無停車)。北越急行の列車は下り1本・上り2本の計3本のみが停車する。
この現象は伯備線の岡山県側にある布原駅でも見られるが、そちらでは逆に、同線に乗り入れてくる芸備線の列車のみが停車し、伯備線の列車はすべて通過する。似たような現象は国鉄時代に京都府の高津駅でも見られ、そちらでは逆に、山陰本線に乗り入れてくる舞鶴線の列車が全便停車する一方で京都駅発着の列車は大半が通過していた(全便通過だったわけではない)。その高津駅では現在、すべての普通列車が停車するようになっている。
黒井駅(兵庫県、福知山線)
相対式ホーム2面3線の地上駅で、快速停車駅であるとともに、特急も一部停車する。
ちなみに春日地区は、平成の大合併で丹波市となる前は氷上郡春日町と呼ばれていた。
この春日地区と、反対側の市島地区とにまたがる山に妙高山(標高565mの非火山)があり、本駅が実質的に最寄駅となっている(北隣の市島駅からは現在バスの便がない)。新潟県にある火山の妙高山(日本百名山の一峰に数えられるのはそちら)との区別のため、丹波妙高山と呼ばれることもある。実はここを境目として、瀬戸内海にそそぐ加古川水系と、若狭湾にそそぐ由良川水系とに分かれ、分水嶺としては最も標高が低い。
麓には天台宗の古刹・神池寺があり、その山号にもなるなど、「丹波比叡」の異名をとる霊場としての性格も持つ。
関連項目
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