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概要

いずれも相対式ホームの駅であることと、各駅停車/普通列車のみの停車駅であるという共通点がある。

神奈川県(東急)

駅名は旧自治体にちなむ。1927年7月15日に東急の前身の一つ・玉川電気軌道(→のちの玉川線。1969年5月11日廃止)の停留所として開業した当時、まだ川崎市ではなく、編入前の神奈川県橘樹(たちばな)郡高津町に所在していた。

過去には高架下に「電車とバスの博物館」が設けられていたが、そちらは複々線化工事との兼ね合いから、3つ中央林間寄りの宮崎台駅に移転・拡張され現在にいたっている。

駅構造

内側に通過線を持つ2面4線の高架駅で、1番線と4番線しかなく、欠番の2番線と3番線が通過線になる。

のりば路線上下行先隣の駅
1田園都市線下り長津田・中央林間方面溝の口駅(DT-10)
4田園都市線東京メトロ半蔵門線上り渋谷押上・東武動物公園方面二子新地駅(DT-08)→
大井町線直通上り自由が丘・大井町方面※

※西隣の溝の口駅を起点とする大井町線は、東隣の二子新地駅ともどもホームがないため各駅停車すら過半数は経由しない扱いになっているが、データイムを中心に「田園都市線経由」の各駅停車があり、高津・二子新地を経由するものが青地白文字、その他が白地緑文字で区別されている。

利用状況

  • 2023年(令和5年)度の1日平均乗降人員は27,687人である。

年度別

年度乗降人員
2004年(平成16年)度24,821人
2005年(平成17年)度25,802人
2006年(平成18年)度27,079人
2007年(平成19年)度27,820人
2008年(平成20年)度27,643人
2009年(平成21年)度27,970人
2010年(平成22年)度28,429人
2011年(平成23年)度29,200人
2012年(平成24年)度29,196人
2013年(平成25年)度29,791人
2014年(平成26年)度30,244人
2015年(平成27年)度31,256人
2016年(平成28年)度31,785人
2017年(平成29年)度32,000人
2018年(平成30年)度32,614人
2019年(令和元年)度32,388人
2020年(令和2年)度23,278人
2021年(令和3年)度24,773人
2022年(令和4年)度26,470人
2023年(令和5年)度27,687人

京都府(JR西日本)

山陰本線の京都口は、京都駅~園部駅(嵯峨野線)と綾部駅福知山駅の2区間が複線になり(間は単線)、高津駅は舞鶴線が合流する綾部駅の、さらに西隣に位置する。

開業は1957年で、1970年代初頭に綾部と福知山との間が複線化された際、ホームも単式から相対式2面2線となり現在の姿になった。

駅から南へ徒歩10数分の位置にある高津八幡宮は、同じ京都府の八幡市にある石清水八幡宮の、両丹地方における分祀である。

駅構造

前述の通り相対式2面2線の地上駅で、こちらは無人駅でもある。

のりば路線・上下行先隣の駅
1嵯峨野線・上り綾部・園部・亀岡・京都方面綾部駅(JR-E26)→
舞鶴線直通東舞鶴方面〃(JR-L26)→
2嵯峨野線・下り福知山行(福知山のりかえ:和田山・豊岡・宮津方面)石原駅(JR-E28)

駅番号は便宜上付したもの。

2番線の方が開業当時からのホームで、1番線は複線化と同時に設置された。いずれも待合室を除き、ホームに屋根はなく、また1番線へは一度踏切を渡らないと行くことができない。

余談

  • 駅名は神奈川県の駅とは逆に「た」を上げて読む。
  • こちらの高津駅は「絶景駅」のひとつに数えられ、駅からの田園風景の美しさで定評がある。
  • 北側は某艦娘の名前にもなっている由良川が流れるが、田畑の向こう側になるせいか、ホームからは死角になっており見づらい。
  • 住宅地が、駅の南側、幹線道路を挟んだ向かい側に偏っているためか、1日の利用客は近頃100人を超えたばかりで、嵯峨野線が電化されていなかった国鉄時代には、舞鶴線直通列車はすべて停車していたものの、京都方面の列車は普通列車ですら大半が通過していた。現在は嵯峨野線の普通列車はすべて停車するようになっており、その分、舞鶴線直通列車が減っている。
  • ここと福知山駅との間にある石原(いさ)駅は難読駅名のひとつとしても名高い。

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高津駅
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