概要
京都府八幡市八幡高坊にある京阪電気鉄道京阪本線の駅(KH26)。
駅の南側には石清水八幡宮参道ケーブルのケーブル八幡宮口駅(KH80)を併設するが、改札外での乗り換えになっている。
1910年の京阪本線開業と同時に八幡駅として開業し、1943年に石清水八幡宮前駅に改称するも、わずか5年後に八幡町駅へ改称。さらに1977年には、当時の綴喜郡八幡町が市制施行したことにより八幡市駅に改称された。2019年に京阪本線とケーブルがそれぞれ別駅名を名乗ることになり、現在の石清水八幡宮駅、およびケーブル八幡宮口駅に改められている。
八幡市の人口の重心になっている男山団地が、市境を跨いだ大阪府枚方市にある樟葉駅寄りにあり、京阪バスによる路線バスも樟葉駅発着路線の方が多いという経緯から、1日の乗降客数は樟葉駅の1/6にとどまる。他方、八幡市役所へは当駅からの方がずっと近い。
ちなみに、駅南側にあるバス停は現在は石清水八幡宮駅だが、以前は京阪八幡だった。当駅からのバスは主に市東部へ向かうものが多く、中には近鉄新田辺への路線もある。
駅構造
いずれも地上駅である。
京阪本線
相対式ホーム2面2線だが、一時、島式ホーム2面4線だった時期がある。1番線が欠番になっているのはその名残。
快速急行以上は通過し、急行以下が停車する。
のりば | 上下 | 方面 | 隣の駅 |
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2 | 上り | 中書島・丹波橋・三条・出町柳方面 |
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3 | 下り | 枚方市・京橋・淀屋橋・中之島方面 |
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石清水八幡宮参道ケーブル
くし形ホーム2面1線で西側が降車用、東側が乗車用になっている。ただし通常使われるのは乗車用ホームのみ。
利用状況
- 2018年(平成30年)度の1日平均乗降人員は7,627人である(京都府統計書より)。
利用状況比較表
年度 | 乗降人員 |
---|---|
2008年(平成20年)度 | 11,244人 |
2009年(平成21年)度 | 10,323人 |
2010年(平成22年)度 | 10,181人 |
2011年(平成23年)度 | 9,896人 |
2012年(平成24年)度 | 9,847人 |
2013年(平成25年)度 | 9,644人 |
2014年(平成26年)度 | 9,748人 |
2015年(平成27年)度 | 9,814人 |
2016年(平成28年)度 | 7,934人 |
2017年(平成29年)度 | 8,559人 |
2018年(平成30年)度 | 7,627人 |
関連
高津駅(JR山陰本線)・・・同じ京都府でも綾部市にある駅。石清水八幡宮の丹波地方における分祀「高津八幡宮」が駅の南方にある。
八幡駅(JR鹿児島本線)・・・北九州市八幡東区にある駅で読みは「やはた」。1963年の北九州市成立前は、八幡市といえば福岡県の自治体(現在の北九州市八幡西区・八幡東区の前身)を指していた。