概要
京都府京都市伏見区葭島矢倉町59にある橋上駅。駅番号はKH28
京阪本線と宇治線の乗換駅で、4番のりば側には乗務員(運転士・車掌)詰所である京都列車区がある。
1番のりばに坂本龍馬の等身大パネルが設置されている。
駅名の由来
中書島駅の名前の由来は、文禄年間、中務少輔の唐名が「中書」で、それに任官していた脇坂安治が「中書(ちゅうじょう)さま」と呼ばれていて、脇坂の住む屋敷の島であったことから、中書島と呼ばれるようになった。それが名残である。
駅構造
岸式2面、島式1面4線ホームで、ホーム有効長は1・2番線は8両、3・4番線は5両。ただし宇治線ワンマン化にともない、現在5両運転は消滅している。
なお、改札は1番線、4番線にそれぞれ設置されている。宇治線の三条(一部は出町柳)発着電車が存在した当時は、4番線を宇治発三条・出町柳行き乗り場に充てていた。
次の駅
種別 | 上り | 下り | |
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京阪本線 | |||
快速特急 | 通過 | ||
| 丹波橋駅 | 当駅 | 樟葉駅 |
| 丹波橋駅 | 当駅 | 淀駅 |
急行(淀発着以外) | 丹波橋駅 | 当駅 | 石清水八幡宮駅 |
| 伏見桃山駅 | 当駅 | 淀駅 |
宇治線 | |||
普通 | 当駅 | 観月橋駅 |
店舗
1番のりばにアンスリー中書島店、2・3番のりばに麺座がある。
駅周辺
- 南へ徒歩3分のところに伏見港公園があり、伏見港公園にはテニスコート、体育館、プールが設営されている。
- 北へ徒歩7分のところに坂本龍馬の寺田屋事件で有名な寺田屋があり、当建物の旅館にて宿泊も可能。また、徒歩8分のところにキザクラカッパカントリーがあり、建物内の見学も可能である。さらに北東へ徒歩6分のところに月桂冠大倉記念館がある。また、それらの近辺は酒蔵の街並みとなっている。
- 十石舟の船着き場も当駅が最寄である。
利用状況
- 2022年(令和4年)度の1日平均乗降人員は10,148人である(京都府統計書より)。
年度別
年度 | 乗降人員 |
---|---|
2008年(平成20年)度 | 13,266人 |
2009年(平成21年)度 | 12,877人 |
2010年(平成22年)度 | 13,523人 |
2011年(平成23年)度 | 12,877人 |
2012年(平成24年)度 | 13,216人 |
2013年(平成25年)度 | 13,068人 |
2014年(平成26年)度 | 13,299人 |
2015年(平成27年)度 | 14,410人 |
2016年(平成28年)度 | 11,622人 |
2017年(平成29年)度 | 11,830人 |
2018年(平成30年)度 | 12,192人 |
2019年(令和元年)度 | 11,710人 |
2020年(令和2年)度 | 6,696人 |
2021年(令和3年)度 | 9,107人 |
2022年(令和4年)度 | 10,148人 |
関連イラスト