一部ネタバレ情報がある為、閲覧注意‼
概要
映画『仮面ライダー平成ジェネレーションズ』に登場する遺伝子医療の研究機関。
詳しい内容は不明だが、世間一般で良く知られるレトロウイルスを用いた遺伝子組み換え技術を応用して遺伝子レベルでの治療技術の開発を行っていたものと推測される………。そう、表向きには………。
が、実際にはクローンや突然変異生物などを生み出す研究を行っているという黒い噂が絶えなかったという曰くつきの研究機関で、実際に研究所の所長の財前美智彦は遺伝子レベルで人間の細胞を変異させ“人類を病気になる事も無く死ぬことも無い究極の生命体へと進化させる”という狂気の実験を行っており、物語が始まる6年前に世界で初めて確認されたバグスターウイルスの保菌者であったある高校生を使ってその実験を執り行おうとしていた。
しかしその実験のオペ中に財前を始め3人の研究員が謎の事故で行方不明となり、死亡扱いとなった為、研究そのものが凍結され、施設も閉鎖されたはずだった…。
と思われていたが、実は実験の最中に暴発したバグスターウイルスに感染した財前たちはそのままウイルスに侵食されてゲームの世界へと追放され、電脳世界の住人として生きており、電脳世界に飛ばされ苦しい時を過ごしつつも独自に研究を進めて遂に研究を最終段階まで推し進めると、同じゲームの世界の住人であるパックマンを利用してかつて実現できなかった計画に着手する為に現実世界へと舞い戻って来た(なお、どのようにして現実世界へと戻ってこれたのかは不明。物語の最後の方で登場したとあるものが関与しているのかもしれない?)。
なお、明言はないがパンフレットの情報や劇中の描写から、“幻夢コーポレーション”の社長である檀黎斗とは裏で繋がっていることが示唆されているが、黎斗の思惑については未だ明かされていない(というより、研究所自体が彼に利用されていたフシがある)。
また、メンバーはそれぞれ元は人間だったが、バグスターウイルスに感染し電脳世界の住人になった事で、バグスター怪人のような存在へとなっており、時折ノイズが走る描写が有る。
さらに同じゲーム世界の住人を“ガシャコンバグヴァイザー”を介して現実世界へと召喚出来るようだ。
メンバー
遺伝子医療の権威にしてネクストゲノム研究所の所長を務めるマッドドクター。
Dr.パックマンの正体で、自身の研究を完成させるためにパックマンウイルスを散布してパンデミックを引き起こすのと同時にパックマンウイルスを介してバグスターウイルスの改良品種に感染し、保菌者となった人物を探し出していた。
物語の終盤で遂に研究は完成し、自身の遺伝子を改造。究極生命体第1号・ゲノムスへと変貌する。
ネクストゲノム研究所の3人の研究員の1人。
6年前の実験中に暴走したバグスターウイルスに感染し電子生命体として電脳世界の住人として現世へと舞い戻る。
大柄な屈強の大柄の男で、その見た目通りに怪力を活かしたパワーファイター。
とても研究員に見えないが、自身は殆ど前線には赴かずに研究所で究極生命体を生み出す為の遺伝子モデルの製作に着手するなどその見た目に反して研究所としての知的な一面をみせる。
戦闘を行う際は“プロトゲキトツロボッツガシャット”を体に取り込み、ロボルバグスターへと変身してその圧倒的なパワーで邪魔者を排除する。
ネクストゲノム研究所の3人の研究員の1人。
6年前の実験中に暴走したバグスターウイルスに感染した影響でバグスター怪人と同質の存在となり現世へと舞い戻った。
物腰は丁寧かつ物静かな人物だがプライドが高く、冷静沈着に物事を推し進める性格の持ち主。
研究所の守衛を務めており、戦闘の際は“プロトドラゴンハンターZガシャット”を使って怪人態・ドラルバグスターへと変身する。
ネクストゲノム研究所の3人の研究員の紅一点。
6年前の事故でバグスター怪人と同質の存在となるが、再び現世へと舞戻りかつての計画を完成させるために暗躍する。
中国武術の使い手で、戦闘の際は“プロトギリギリチャンバラガシャット”でバグスター怪人・ギリルバグスターに変身する。
パックマンウイルスを介して感染させた改良型バグスターから誕生したバグスター怪人。
仮面ライダーゴーストの最強フォームであるムゲン魂をも圧倒する凄まじい戦闘力を誇る。
パズルゲームのデータを取り込んだ怪人でだけあり、遺伝子配列をパズルゲームに置き換えて自由に組み替える能力を持つため、研究所の研究を完成させる要となる存在でもあり、誕生後は財前の片腕として猛威を振るう。
関連用語
パックマンウイルス
電脳世界の住人となった財前たちが、作りだしたパックマンそっくり姿をした未知のバグスターのような存在。
オリジナルパックマンと同じくゴーストの力に干渉を受ける弱点を持っている。
清宮東吾に感染に大増殖して大規模なパンデミックを引き起こすが、その真の目的はこのウイルスを介して財前たちの計画に必要な新型のバグスターウイルスを最初の感染者に感染させバグスター怪人を生み出す事であり、その様子をモニタリングする為にウイルスの検知機能が備わっていたことが後に判明する。