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ジャパリバスの編集履歴

2017-04-05 08:27:51 バージョン

ジャパリバス

じゃぱりばす

アプリ・アニメ『けものフレンズ』に登場する乗り物。

アプリ

ゲーム内での説明は『ネコ科動物をモチーフにしたバス』

外装・内装

車体はマイクロバスの前方をネコ科動物の頭部に変更した外観で、額部分が運転席の窓になっている。横からのイラストしかないため、詳細な車輪数は不明だが、見た目上4輪。

塗装はヒョウのような塗装だが、後部は下部側面が赤、窓枠が緑という配色。後部はテラスが設置されている。

内装はバス窓側へ向いた座席が左右両側に一列ずつ並んでいる。底面は赤。

後部は壁がなく解放されており、テラスへ直接踏み入れることが可能な様子。


使用用途

主人公たちが園内の移動に使っており、運転はミライが担当している。

バス内にはフレンズが搭乗しており、クエスト時には降車する様子が見られる。

走破能力は高く、砂漠でもフカフカの雪原でも走行可能。

また、ストーリー上では空を飛ぶために気球と足こぎプロペラを増設し、"足こぎジャパリバス"として改修されたこともある。


特殊機能として海中のフレンズを観察する為の潜水用完全気密機能を有している。

この機能を発動すると窓がぴっちりと閉まり、バス内の気密が保たれ海中でも海底を走行可能になる。但し、移動速度は落ちるため作中ではイルカやクジラのフレンズによって牽引された。

余談だがこの時、アライさん(とフェネック)が勝手にバス底面に座席を増設し、密かに相乗りした。

(結局この増設席の気密が保たれておらず、アライさん一行が溺れたため地上に上がる羽目になった。)


ゲームでの役割

クエスト(戦闘)時には防衛対象となる。画面左端のデッドラインをセルリアンに突破されるとバスが破壊されてしまい、作戦失敗となる。

ゴールド(通貨)を消費して改造することも可能で、内装、ボティ、エコ、最高速度を強化することによりフレンズの各能力、クエスト中リソース上昇率等が上昇する。


アニメ

外見

かばんサーバルジャパリパークを探検する際に使用するサファリバス。ゲーム版とは異なり運転席がある前部と座席がある後部に別れたトレーラー式となっている。


前部トラクターはマイクロカーなどのような曲線が多用されている。前面はヒョウのような形をしており、また屋根にはいわゆるネコミミも付けられ、子供たちが集まる動物園らしい、愛らしい外見となっている。

後部トレーラーの天板はサンルーフとなっており、内部から体を出せるようになっている。また最後部は張り出し式のオープンデッキとなっている。側面には『JAPARI PARK』の文字とジャパリパークのマーク(『の』に近い形)が描かれている。


ホイールは大型車には珍しい4穴ハブで、スペアタイヤのごとく飾りの無いディスクホイールが使用されている。


塗装はゲーム版とほぼ同じ。


内装

運転席はサファリバスとしては珍しく中央部にシートがあるシングルシートタイプ。インストルメント・パネル(計器類)、ウィンカーレバーなどのスイッチ類は無く、運転席前の膨らみにハンドルが取り付けられている簡素な作りである。ペダル類は描写されていないが、サーバルが運転した際、足元にある何らかの機構を操作して減速しており、ブレーキペダルはある模様。


後部の中央には梯子があり、顔を出して周囲の景色を楽しめるようになっている。なお車体には断熱材が使われていないようで、車内の温度は外気に大きく左右される。4話ではビーバーとプレーリードッグに木製ベンチシートを作ってもらった。

このベンチシートを置いた場所にも本来座席があり、その座席はアニメ第一話で休憩した木陰にあった朽ちたソファーのようなものであると吉崎観音氏が発言している。


機構

無動力のトレーラーをトラクターがけん引するという機構は、トーイングトラクター(航空機の牽引などを行う車両)や、(遊園地などでよく使われている)ロードトレイン、トレーラーバス、トレーラー式のキャンピングカーなどと非常によく似ている。

ただし、トーイングトラクターやロードトレインは、多くの場合、1台のトラクターが複数のトレーラーをけん引するため、アニメ版のトラクター1台+トレーラー1台では違和感がある。


トーイングトラクター(豊田自動織機製)で再現したイラスト

現役時代のジャパリバスロードトレインとして解釈したイラスト

旧型ジャパリバスとサーバルトレーラーバス(日野自動車製T13B-T26)で再現したイラスト。


第9話で積雪によってスタックした際、Track N Go(らしきもの)を装着した。このクローラー(キャタピラー)は、全輪駆動が前提なので、ジャパリバスはトレーラー側車輪も駆動することになる(※ただし、一部でトラクター側の車輪のみ駆動するような描写もある)。

トレーラー式でかつ全輪駆動の車両としては、米軍が1970年代から1990年代まで使用していたM561ガマゴートが最も著名である。YouTubeにアップされた動画を見ると、悪路走行時の挙動がよく似ていることがわかる。あと、潜水機能と飛行機能こそ無いものの、(一応)水陸両用である。

ただし、ガマゴートにはボンネットが無いなど外見にかなりの差異がある。ガマゴートのシャーシを用いて「動物園らしい」上回りを架装したか、ガマゴートと同種の機構を用いている可能性がある。


ジャパリバス(違っ……)ガマゴートで再現したイラスト


諸元

動力の詳細は不明。始動には電池が必要で始動時にディーゼルエンジンらしき音もするがディーゼル特有の排気ガスが出る描写やマフラーが確認できず、アイドリング時の振動や走行音が非常に小さい。このため小型のエンジンを搭載したシリーズ方式のハイブリッドカー、付近の歩行者やフレンズへ警告を発する音響装置を搭載した電気自動車の可能性がある。


電池はラッキービーストとほぼ同じ大きさ。側面に携帯電話の充電マークのような表示があり、残量らしき表示が確認できる。搭載場所はボンネットにありヒョウの顔の鼻部分に差し入れされる。


ラッキービーストは何らかの仕組みによりリンクすることでハンドルに触れずに運転しているが、座席に乗るとほぼ前は見えないにもかかわらず、岩の手前で止まるなど周囲を認識しているようである。速度や動力源の状態などを把握することは出来ないが、ミライの装着している眼鏡はセルリアンの分析機能を有する一種のウェアラブルコンピュータという設定であったため、リンクにより情報が取得できる可能性もある。なおリンク状態の運転でもハンドルは連動しており、機械的なバックアップリンクを有している可能性がある。


通信機器やナビゲーション機能などはないようで、現在位置の特定はラッキービーストのデータに依存している(ミライは通信機を所持していた)。


前部には前方を照らすライトが装備されている他、9話では雪上走行用としてタイヤを下から支えるクローラーを納めた物置が道中に設置されていた。


3話で充電して以降、12話の話しオチまでガス欠(電欠)になった描写は無く、燃費(電費)は非常に良い。


作中では常に低速で走行しているが、OPでは起伏を超えた際にジャンプするほどのスピードを出していた。着地時にも前後部が別々に動かないなど、接続部の剛性は高い。また作中で複数回衝突事故を起こしているが、へこみはおろかキズも無いなど外装の強度も高い。一方で砂や雪でスタックする、後部は大きな窓があり最後部は開放状態、エアコンも無いなどジャパリパークの多彩な環境では運用に問題が起きている。


9話時点でかばんたちが見つけた1台のみが登場している。この車体は放置される前に相当走ったのか、ブレーキ時に音鳴りがある(ブレーキパットの摩耗)。

また、前部は湿気の多いところに放置されていたためかボディの至る所に塗装とは明らかに異なる錆がみられる。

この事からボディ素材は鉄板であると推測される。

長期間の放置にもかかわらずタイヤの空気抜けがないことから空気の代わりに暖衝素材を用いたノーパンクタイヤであると思われる。


登場

OPでは先行して登場していたが、本編では2話で登場。


じゃんぐるちほーに放置されていた後部をかばんたちが発見し、前部は川の対岸に置かれていたことも判明したが川に架かった橋は壊れており、前後を繋ぐことは出来なかった。かばんの発案によりジャガーコツメカワウソの協力で作った飛び石状の足場を、サーバルが前部を抱えたまま連続してジャンプすることで運ぶという、知恵と力の合わせ技で完成させることに成功した。しかし電池切れで動かなかったため充電へ向かうことになり、続く3話で山岳の上にあるアルパカ・スリの喫茶店「ジャパリカフェ」の屋上に設置された太陽光発電装置で充電してもらい、やっと動かせるようになった。なおラッキービーストによる試運転時には、前方にいたサーバルを轢く事故を起こした。

ジャパリバスに轢かれるサーバルちゃん


以降はかばん一行の移動に使われており、これ以降エピソードの最後は「去って行くバスからかばんとサーバルがゲストのフレンズに手を振って別れる」という様式になっている。


4話では砂漠でスタックした際にラッキービーストはフリーズしたが、スナネコに砂を掘ってもらうことで脱出に成功した。これ以降「新しいちほーへ行く→バスにトラブル→ラッキービーストがフリーズ→新しいフレンズと出会う」という流れがお約束化した。


5話では運転に興味を持ったサーバルが運転席に入り、ハンドルを猫パンチで動かすという大雑把な操作を行ったが、ハンドルを操作後にサーバルが下にも何かあるっと動き気を取られアメリカビーバーが並べていた材木に衝突する事故を起こした。


9話では雪山に登ろうとしてスタックしフリーズしかかったが、「まかせて」の台詞と共に近くの物置へと直行。放送時点では既に「まかせて=フリーズフラグ」となっていたが、雪上用クローラーを取り付けて移動を再開した(なお寒さにより物理的にフリーズすることでフラグは回収された)。


11話のセルリアン討伐作戦時では後部のトレーラー車を切り離してセルリアンに立ち向かい、12話ではサーバル達によってかばんちゃんが隣の島に行くためのボートとして大破したジャパリバスのヘッド車を改造の上で使用され、トレーラー車だった後部車両も同様の改造がなされている。その後、アライ&フェネックと博士&助手達が破損して曲がったタイヤの変わりになるタイヤを探したりした事が12.1話で明かされており、12話本編でも前輪の片側が黄色いホイールキャップ付きのタイヤ(他は全て赤いホイールキャップ付きのタイヤ)に交換されている事がわかる。

またこの12.1話ではバス的な物っとして足漕ぎ双頭自転車が登場しており、この自転車が後述のジャパリボート2号の動力ユニットになった可能性が高い。


尚、かばんちゃん(とボス)が乗ったヘッド車には元々動力があるが、サーバル達が搭乗した方トレーラ車の為、動力化改造もなされており、


考察

アニメ放送後から考察が得意なフレンズが作中の情報を手がかりに考えを巡らせているが、ジャパリバスに関しては言及が少ないため考察も進んでいない。


フレンズの認識については、バスを見ても驚かない、バスではなく乗っているかばんたちに話しかけるなど、そこにあって当然という態度を取っている。明確に興味を示したのはサーバル、スナネコアメリカビーバーのみだが、サーバルは運転をしたかっただけでスナネコはすぐに興味を失った。アメリカビーバーも「みたい」という感想を述べるにどまった。


この他にも電池切れで動かなかったたバスをコツメカワウソは「」、ジャガーは「寝た」と表現しているが起動後も会話を試みることはなく、フレンズが機械とフレンズ(生物)を区別できているのかも曖昧である。


1話では日本のバス停に類似した物体が背景に登場し、運転席上部には方向幕らしき構造物が設置されているなど、バスが規定のルートで運行され定時にバス停に到着することが予想される。またバス自体も運転席には窓が無く、後部にはオーブンデッキがあることから、パーク内では入場者に危害を加えるような存在(猛獣)がおらず、バスが止まれば乗り降りして散策出来たことも予想される。またバイパスと呼ばれる地下通路の走行レーンは右側通行でバスのサイズに合わせた幅となっていた。


ラッキービーストはリンクにより運転しているが運転席は人間を想定したサイズであり、ニコニコ動画で2017年3月25日に放送された『【最終話放送直前】「けものフレンズ」1話~11話 振り返り一挙放送 [詳細]』では公式側から『ラッキービースト対応型最新鋭ジャパリバス』という設定がコメントで開示されたことから、本来は人間が運転しラッキービーストは動物の解説を行う役割分担が予想される。


謎としては車両が放置されていた理由や、一部で電気が供給されている描写があるにも関わらず、なぜバスが通行できない場所(山頂)に充電設備があるのか、などが残っている。


pixivでの扱い

そもそもアニメ開始前~開始直後には期待度が低いため作品のイラスト自体が少なかったこともあり、初投稿も4話放送後で遠方に小さく描かれていただけだった。また2話以降は必ず登場しているがストーリーに大きく関わることもなく、出会ったフレンズも大きなリアクションを見せないため、どちらかと言えば背景的な存在である。


なお作品が大きく注目されたのはアニメ放送以降であるため、投稿されているイラストはアニメ版のデザインが大多数である。


イラスト

単体ではなく、かばん一行の背景として描かれることが多いが、乗り物が好きなフレンズにより、既存車両や車以外をジャパリバス風に仕上げたイラストが投稿されている。

【バス】流行りに乗ってジャパリ フライングバスジャパリレールバス


この他、模型が好きなフレンズも多いらしくボックスアート風のイラストも確認できる。

ジャパリバスかわいいけもフレ絵色々

ジャパリバス


アニメ2話以降、終末的な世界観が散見されたことで、『生き残った人類を探し崩壊後の世界を車で旅する』というコンセプトから、某SF映画に登場する大型車を連想したフレンズや、『荒野、世紀末、車』というキーワードからヒャッハー!な世界観の某V8信仰映画を連想したフレンズもいる。

ジャパリマスター无题


メカ好きのフレンズによって変形してロボットになったイラストもある。

ジャパリバスプライムラッキーさんの本気


ごく少数だが崩壊後を暗示させる世界観に惹かれた変態技術者とおぼしきフレンズが面妖な改造を施し空に浮かべたりもしている。

Welcome to ようこそジャパリパーク!今日も


中には屋台化したイラストもある


実現?

寒冷地仕様の小型EVの開発に取り組む北海道の企業グループが販売予定の『ネイクル』はキタキツネをイメージした外装であるため『一人乗りで耳付き』というジャパリバスの前部を連想させるデザインである。主に道内での観光用コミューターとして計画されているが個人向けも予定されている。塗装を変更すればジャパリバスの前部を再現可能だが、重量物を牽引できる程のパワーがあるのかは不明。


関連タグ

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バス

謎の技術


リンク

北海道中小の寒冷地対応EV、名称「ネイクル」に  中小・ベンチャー ニュース - 日刊工業新聞 電子版

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