概要
プロフィール
真・三國無双2から登場した。『2』のキャラクターは全体的に濃いキャラクターが多く、彼もその1人であった。ほぼ裸の衣装に少しオカマのような喋り方、バルログのような見た目という部分で間違いなくプレイヤーに衝撃を与えた。
人物像
容姿
男性とは思えない妖艶さがあり、中身の変人っぷりとは裏腹に外見はかなりの美形。色白で顔だけ見たら女性と見間違う人も多いだろう。
…がその顔に反して身長がかなり高い。長身の夏侯惇や徐晃、典韋らの更に上をいく。身体自体は細身なため、驚異的なスタイルをみせつける。なにより目がいくのが足の長さ。
髪型
全作を通して長髪が特徴であり、形は違えど一つ結び。『5』を除いて中間わけである。全シリーズ髪の長さが全武将一。
『2』ポニーテールだが、途中で髪をふたつに分けてそれぞれを紫のゴムで結んでいる。頭には孔雀のような髪飾りをつけている。
『3』ポニーテールで結んだ髪の下の部分をまた紫のゴムで結んでいる。頭には蝶の髪飾りをつけている。
『4』髪型自体は前作と同様。頭の髪飾りが花のようなものに変化。
『5』一つに結んだ髪を結び目に折り返して簪で留めている。また、シリーズで唯一の7:3右分け(というより9:1分け?)
『6』長い髪をポニーテールで束ねている。多分過去最高の長さ。
『7』今までよりも低い結び目の一つ結びで孔雀の簪をしている。
衣装
全体的にアシメントリーな服装。
『2』まさかのほぼ裸と初登場からぶっ飛ばした衣装。右肩に羽型の鎧…というかつけ物を着用。
『3』前作とは打って変わって割と着込んだ衣装(脇の一部分と腕をやや露出させている程度)。蝶を意識した紫基調の服装。
『4』美しい臍を露出する形になり、左肩を大胆に出すなど前作よりも露出度アップ。全体的にレースが増加し、首元には花で留めているマフラーを着用。
『5』キャラの外見が大いに変わったことで有名なナンバリングであるが、彼は外見が変わった…というより更にぶっ飛んだ。肌は白くなりすぎた(というより化粧?)上、変な化粧(目の上に不思議な赤いメイクをして、目にはアイシャドウをしている。)をしている。レースがさらに増し、踊り子のような服装に。鍛えられた美の筋肉をみせるかのように胴の左側が露出。
『6』露出度がかなり上がり胴の右側はほぼ裸状態。レースは減少し、シルエットがスッキリした。後ろには蝶の飾りがある。
『7』露出度が大幅減少。恐らく1番露出度が低い。首元のみ露出しており他は全て着込んでいるため、少し将軍らしくなった。開発陣によると洗練された優雅さを出したようだ。
性格
美の求道者でナルシスト。遠い目から見ればただの変人だが、戦術になどに美を追求するなど、後年魏の五将軍に数えられるにふさわしい実力を持った一風変わった武人でもある。4以降あたりから他武将(敵を含む)の美にも興味を持つようになり、美しいものには目が離せなくなる。
彼が言っている美とは内面のことも言っており、夏侯惇や夏侯淵、曹操を美しいと評している。しかし、美周郎と評される周瑜や傾国の美女、絶世の美女と呼ばれた甄姫や貂蝉、大喬、お市、更には森蘭丸などを美しいと讃えるなど外見にも目は入っている。また、美髯公と評されている関羽にも美しい勝負を挑む(本人には呆れられたが)。
こんな性格から周りには変なやつ(主に甄姫などから)とよく言われるが、案外常識人と思える行動に出ることもある。また、前述した通り、他人の美しさに目を向けたりするなどただのナルシストではない人格者の一面がある。なんだかんだでかなり良い人物。
活躍・特技
変な性格ではあるが、武人としての腕は確かで五代将軍の1人に数えられるほど。また、知略にも長け、戦況を見極める力もある。その実力には[諸葛亮>諸葛亮(真・三國無双)]]なども目を置く。戦闘のことに関してだけではなく、音楽(特に舞)にも優れた人物で、暇さえあれば踊っている。
最初は袁紹軍の一員として活躍。官渡の戦いで曹操軍の美しさに惚れて袁紹を裏切り、曹操軍に加入する。その後も定軍山の戦いや、街亭の戦いで活躍し、曹操の天下取りに大きく貢献した。
交友関係
夏侯淵
張郃が「最も美しい」と評する将軍。2人で踊ったりするなど微笑ましい。お互いに信頼している関係。
曹操
袁紹を裏切った後に仕える君主。実は張郃は曹操のことをよく理解している。曹操も張郃の趣味に興味を示している…ようにもみえる。
袁紹
張郃の最初の君主。袁家の煌びやかさと高貴さに見惚れており、美しいと評している。しかし、官渡の戦いでは部下を上手く使えない彼を見限る。
甄姫
袁紹軍の頃からの付き合い。張郃は勝手に「袁紹軍に咲く二花」と言っているが、本人はやや迷惑そう。また、彼女が吹く笛の音に合わせて踊る時もある。
バトルスタイル
『1』〜『4』、『5Special』〜鉄爪を使用。張郃の体に合わせて何気にデカイ武器。独特な動きが多く、バク宙をするモーションも多い。全体的に華麗で優雅。スピードも速く使いやすい。
『5』槍を使用。コンパチ。個性がない。リーチがあるため使い勝手自体は良い。
『6』の固有モーションではエフェクトに紫の蝶が出ることが多い(以前もでていたが)。
全体的に素早く使いやすいモーション。
ちなみに見落としがちではあるが、『7』の空中無双乱舞の仕様が特殊で、総合ダメージが呂布の地上無双乱舞2の威力と同等という隠れた高火力の持ち主だったりする。
また、移動スピードも7empにおいては全無双武将の中でもトップで150。次点は陸遜の147。146の俊足型エディット武将より速い。
各シリーズでの動向
『2』初登場。まだ声は低いが、「敵の陣形は美しかったですか?」ときくなど最初からぶっ飛ばしている。
『3』前作同様敵の美しさを気にするムービーがあるが、地味に部下の兵士が成長している。
『4』現在の張郃のキャラを定着させた作品。このあたりから声が高くなり、舞を披露するなどぶっ飛んでいたキャラが更にぶっ飛んだ。更に夏侯淵を巻き込む始末。
『5』外見がすごい割に武器は普通の槍に変更。あまり美しいとはいえない…
と思いきやspecialにて鉄爪が帰ってきた。モーションをみてみると美しさが更に増していた…更に個人の無双モードも追加された。ムービーでよく飛んでいる。また、司馬懿のクーデターには何故か力をかし、共に曹操並びに曹操の配下を撃退した。何してんだコイツ。
『6』衣装は若干マシになったが、モーションは更に美の極みへ…
またまた夏侯淵を巻き込む。楽しそうだからいっか。袁紹軍から曹操軍へ寝返るムービーがあるのだが、曹丕に追い詰められてなぜか喘ぐ。定軍山では夏侯淵を捨駒にした曹操に対して怒る夏侯惇をいさめた。クロニクルモードの列伝では甄姫、蔡文姫、周瑜、貂蝉、諸葛亮、劉禅と音楽に優れたメンバー(劉禅に関してはまぁ彼の隠れた力を見抜いていたのかも)を集めて舞踏会を開こうとする始末。最初は断られていたが結局力ずくで入部させる。
『7』外見が見直されたのか今までとはうって変わり露出度の低い衣装に。武将らしさが出てきた。更にポニーテールも一つ結びへ。
美しさは全く衰えておらず、美しい者をみつけるたびに美しさで勝負する(外見的にはおっさんで美しいとは程遠い関羽すらも美髯公という理由から美しいという始末である)。まぁ、こんな彼だが今回も人格者としての素晴らしさをみせた。
余談だが、魏のプロモーションムービーに彼だけ出ておらずアップした次の日、すぐに修正版に差し替えられた。
『英傑伝』ピックアップされる場面はない。が、相変わらず変人。大喬に対して彼女を褒め称えるも「早く解放してほしい」と言われる始末。
無双OROCHIシリーズ]をでは、無印では遠呂智軍の将として登場するが遠呂智に従うことに不満を持っている(外伝ステージで曹丕に魏の将として処罰するぞ、と言われて使用可能になる)。
魔王再臨では元上司の袁紹と戦うステージもある。
無双OROCHI2では董卓軍に囚われているところに、討伐軍が攻めてきたところで仲間になる。その後姜維を救うための戦いに参加するが、役割が姜維を無事に通過させるための囮とはいえ劉禅に舞を披露してるようにしか見えない事で、この作品における姜維の影の薄さに拍車をかけてしまう要因の一つにも見えなくもない。
また、男の森蘭丸に対して美の事を熱弁。反応に困る。更にさらに夏侯淵を「貂蝉にも勝る美」と評す(その後、実際に夏侯淵が「俺と貂蝉どっちが美しいか」ときいて酷い目にあった)。大丈夫か。
また、雰囲気がよく似ている佐々木小次郎と妙に気が合っている。