パラドキサアンデッド

ぱらどきさあんでっど

パラドキサアンデッドとは、「仮面ライダーディケイド」に登場するアンデッドである。

概要

ハートのカテゴリーKに属する、劇中におけるパラドックスカレハカマキリの始祖にあたる上級アンデッド。

「龍騎の世界」で初登場し、普段は「ATASIジャーナル」副編集長の鎌田という中年男性に化けている。

この時はアンデッドの姿にはならず、仮面ライダーアビスに変身してディケイドと戦った。

「ブレイドの世界」で怪人体の全貌が明らかとなったが、四条ハジメ/ジョーカーアンデッドと共にディケイドのファイナルアタックライドで倒された。

ライダー大戦の世界ではスーパーアポロガイストにより生き返らされたが、再生怪人のお約束としてウーウー唸ってばかりおり、最早知能すらなかった。

最期は仮面ライダーキバのライダーキックを受けて爆死した。同時に響鬼が鬼蹴でバッファローロードを倒しているが、設定通りなら逆の方が良かったのではなかろうか…。

両腕に備えた鎌が武器で、鎌からは真空刃を発生させ遠くの標的も切り裂く。「ライダー大戦の世界」ではギラファアンデッドの双剣も使用した。

鎌田の姿でも腕から真空刃を生成して攻撃可能。

既に封印された状態であり、劇中では登場しなかった。そのため想像で描かれたイラストも見かけられる。

カテゴリーAのマンティスアンデッドがカリスそのままの姿であるため、ワイルドカリスの姿を模した者が多く見られた。

ちなみに、本来は体色の黒の部分はワイルドカリスと同じ赤の予定であった。

黒になってしまったのは制作側のミス。

なお、この怪人が登場した作品は、あくまでも原典の仮面ライダー剣ではなく、「仮面ライダーディケイド」番組内のパラレルワールドであるため、原典同様にデザインの担当となった韮沢靖が、原典に敬意を表し意図的にカリスに似つかないデザインにしたという逸話がある。