- 『ジョジョの奇妙な冒険 第三部・スターダストクルセイダース』に登場するスタンド使いの犬
- 任天堂のスーパーマリオシリーズに登場するキャラクター→【イギー(スーパーマリオ)】
ジョジョの奇妙な冒険のイギー
「やれやれ・・・犬好きの子供は見殺しには・・・・・・できねーぜ!」
プロフィール
出生地 | U・S・Aニューヨーク生まれ |
---|---|
体高 | 33.3cm |
種族 | 犬、品種はボストンテリア |
職業 | ルンペン |
好きな食べ物 | コーヒー味のチューイング・ガム |
好きな人 | なし |
家族 | 独身 |
趣味 | くつ集め |
性格 | 最悪 |
知能指数 | 高いようである |
解説
犬種はボストンテリア。
もっとも、最初は血統書付きの飼い犬として大金持ちに飼われていたが、生来高い知能を有しており、飼い主たちの生活から人間をマヌケな生き物と感じ、その間抜けな生き物に飼われることを嫌って家出した。
その後、ニューヨークで野良犬たちの王として君臨していたところをSPW財団とスタンド使いのアヴドゥルに発見され、大捕り物の末に捕獲された。
エジプト上陸後、承太郎たちの旅に嫌々ながらも同行させられる。本来なら隙を見て脱走して気ままな野良犬暮らしに戻る気だったのだが、DIOの館を発見した際に館の番鳥であるペット・ショップと激戦を繰り広げ、DIO一味に散々な目に遭わされ続けた落とし前をつけるべく戦線に復帰し、ジョースター一行をDIOの館へと導き共に戦う決意を固める。
犬のくせにかなりふてぶてしく、人間を(特にポルナレフは)完全に舐めきっている。しかしペット・ショップに狙われた犬好きの子供を助けようとしたり、終盤では舐め腐っていたはずのポルナレフを命を顧みずに庇うなど、根は善良で誇り高い精神を有している。
また性格の割には「トラブルの無い平凡な生涯」を望んでいるなど、意外と保守的な人生(犬生?)観の持ち主でもある。
ジョセフ曰く、「人の髪の毛を毟りながら屁をする癖がある」(ただしこれは初登場以降は無かった)
スタンドにも自信があり、自分のスタンドは承太郎のスタープラチナとほぼ同格だと考えているようだ。
またガムだけにとどまらずケーキをつまみ食いしたり、棒付きキャンディーを拾い食いしたりと、犬にしてはけっこうな甘党である。
劇中では対ペット・ショップ戦での「DIOの潜む館の発見と凶悪な門番の排除」をはじめ、
- ンドゥール戦では、嗅覚と『愚者』の飛行能力でゲブ神撃破に大きく貢献。
- カフェでケーキを盗み食いしたおかげで、一行はオインゴの毒入り紅茶を飲まずに済んだ。
- 爆弾オレンジを拾ってきたため、トト神の予言は承太郎に変装したオインゴが爆裂する形で的中。
- キャンディを拾い食いした際に、アヌビス神を投擲しようとした少年がつまづき、承太郎は命拾い。
- ボインゴを再起不能(?)に。
- ケニーGを倒し、DIOの館の幻覚を解除。
と直接的や偶然の賜物も含め、何度もジョースター一行の危機を救う活躍を見せる。
そして最期はヴァニラ・アイスの攻撃で瀕死の状態になりながら、ポルナレフを助けるためにスタンドを動かし、笑いながら力尽きた。
OVAではペット・ショップ戦がないため、戦意がなく五体満足のままDIOの館に辿り着いている。
ヴァニラ・アイスの脅威に慄き一度は逃走するも、ポルナレフのピンチに背後からザ・フールを突撃させヴァニラを押し潰す事に成功。
しかし倒したと油断していた隙にクリームに下半身を抉り取られ致命傷を負い、原作通り生身で怒りの蹴りを食らって死亡。原作と違い偽物DIOは作り出していないため、ヴァニラの怒りの原因は「犬の分際でDIOに逆らったため」に変更されている。
しかし、この時ヴァニラの注意がイギーに向いていた事が仇となりポルナレフのシルバー・チャリオッツの怒りの剣のラッシュを喰らい倒された。
原作ではイギーに蹴りを入れている間にポルナレフが大声を出さず背後からヴァニラの脳幹を仕留めていればもっと早くに決着がついてたかもしれない事を考えると、この部分は尺の短さを利用した上手い改変だったと言えるだろう。
また、皮肉にも原作ではポルナレフが失って初めて気付き大いに後悔するイギーの偉大さに生きている内に気付く事となった。
劇的!ビフォー・アフター
初登場時はブルドッグに近い、ブサ犬といっても差し支えない間抜け面だったが、ペットショップ戦以降はボストンテリアどころか犬とは思えないほど凛々しい顔になった。TVアニメでもこの変化は再現されている。
スタンド『愚者(ザ・フール)』
インディアンっぽい羽飾りをつけ、犬っぽい前足と車輪の後ろ足を持つスタンド。
スタンドそのものが砂で構成されている為、変形させて様々な用途に使う事が出来る応用能力を持っており、イギーの機転で多様な使われ方をしている。攻撃は専ら前足の爪で斬りつけて行う。
作中では、羽のようなものを作って空を滑空したり、精巧なDIOの偽者を作って(アニメ版ではなんと声まで再現している。)罠にはめようとしたりしていた。
砂なので、あの承太郎ですら『俺にも殴れるかどうか…』とコメントを残している。
イギーから離れて闘ったケースが無いので、おそらく近距離パワー型。
イギー人間に飼われる
2017年6月に配信開始となった「ジョジョの奇妙な冒険」アプリ内で出来る育成ゲーム。
プレイヤーは買い物・食事(体力・満腹)、散歩(経験値)、風呂(清潔)、掃除(部屋)を駆使してイギーのレベルを上げて行く(いずれも指定数のコーヒーガムが必要)。コミックリストを読み進めているとその場面に応じたアイテムがもらえる事もある。
最初の内は親密度がとにかく上がりづらく、何度も散歩や風呂を失敗する羽目になる。
また掃除も親密度が低いイギーが部屋にいると失敗率が高いがこちらもイギーを散歩に出させると必ず成功する。
散歩は何度も失敗を繰り返す内に新密度とは別にゲージが溜まって成功しやすくなるため、散歩に初めて成功した時がこのゲームの本番と言える。
親密度が上がってくると掃除にイギーが協力してくれたり、風呂にも素直に入ってくれるようになる。散歩も成功しやすくなりレベルや体力の上限も増えるので、コーヒーガムが貯まったらどんどん高級肉を食わせると良い。
また、散歩の成功率が安定してくるとレベル50まではそれなりにサクサクレベルが上がるが、50を過ぎると散歩のコースがだんだんと難しいものになっていくため最初とは別の意味で詰む。
最悪1日1回行われるクジでコーヒーガムの補充はできるため、親密度だけは高くキープしておけばなんとかなるのでこの数値だけでも保持しておこう。親密度がMAXの場合は食べ物リストをコストの高い高級肉から次いで体力回復数値の高いケバブサンドを食わせていけばいい(ただし部屋が少し汚れるので注意)。
なお、ケバブサンドはTVアニメ版オリジナルシーンでイギーが盗み食いした食べ物で、原作には登場しない。
ちなみに体力や清潔度、部屋度、満腹度などが一定値まで下がっていると、原作初期のブサ犬顔に変化する凝った仕様になっている。
これは親密度が高くても普通に起こりうるのでマメに風呂や掃除はしてあげよう。
担当声優
真殿光昭(格闘ゲーム版)
千葉繁(オールスターバトル)…後に第4部TVアニメ版において吉良吉廣を演じる。
福圓美里(TVアニメ版)
関連タグ
ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース ザ・フール スタンド ジョジョの奇妙な冒険・スタンド一覧
空条承太郎 ジョセフ・ジョースター モハメド・アヴドゥル 花京院典明 J・P・ポルナレフ DIO
ケモ屁・・・イギーの趣味の一つ。被害者はポルナレフ