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西住まほの編集履歴2017/11/26 12:01:31 版
編集内容:少し修正しました。

プロフィール

所属校黒森峰女学園
学年中学生(リトルアーミー)→高校3年生(アニメ本編)
担当隊長・戦車長→引退(リトルアーミーII)
身長163cm
出身熊本県熊本市
現住所黒森峰女学園女子寮
家族父・母(しほ)・妹(みほ
血液型A型
誕生日7月1日
年齢17歳(アニメ本編)→18歳(劇場版)
好きな食べ物カレー
好きな教科歴史
趣味チェス
日課ジョギング
好きな花
好きな戦車パンターF型
CV田中理恵

人物像

  • かつて西住みほが在籍していた黒森峰女学園の隊長で、みほの姉。
  • 西住流戦車道の後継者として頭角を現しており、1年前の第62回戦車道全国高校生大会では、チームは準優勝ながらもMVPに選ばれ、国際強化選手としてメディアに取り上げられるほどの実力者。
  • 西住家の長女と正統後継者ゆえなのか自他ともに厳格で、年上には敬語だが、同い年以下には常に命令口調で接する。
  • その実力は小学校時代から折り紙付きで、みほが10歳の頃の夏休み中に行われた戦車道大会でドイツ代表を破り優勝、最優秀選手に選ばれたという。この時の一件が切っ掛けで、みほと中須賀エミとの間に一悶着起きるのだが…。
  • 中学でも黒森峰のスター選手として名を馳せており、1年生でユースクラス(小中学生の合同チーム)の主将に抜擢され、2年生に上がる頃には隊長に就任し、周囲から「高等部での隊長の座も約束されている」と噂されていた。
  • 当初、みほに対しては戦車道と西住流から逃げ出したとして、表向きは冷徹で厳格な態度を取っていた。
  • しかし、実際は妹思いであり、本質的には温厚な人物。みほのチームメイトである冷泉麻子祖母が倒れて病院に運ばれた時は病院までヘリコプターに麻子(と同伴の武部沙織)を乗せてあげたり、みほが転校先で戦車道を再開していたことを西住流の師範でもある母(西住しほ)に隠していたり、そのことをしほから追及されるとみほを庇うような言葉を述べたりしている。みほが10歳の時には、「自分だけの戦車道を見つけなさい」と後に繋がる言葉を残しており、自由な戦車道を見つけて欲しいと願っていたことがわかる。
  • 劇場版』ノベライズではお父さんっ子であることが示唆されており、父・西住常夫が乗機を整備したと聞き、珍しく表情を明るくしていた。いわく、まほは父親の大きな手のひらが大好きだったとのこと。
  • 大洗女子学園プラウダ高校との対戦では、みほに勘当を言い渡しに来たしほと共に試合を観戦。プラウダ高校に大洗チームが包囲された時は、しほはこれまでと言って帰ろうとしたが、まほは「試合はまだ終わっていない」とそれを制止する。
  • 大洗がプラウダに勝利すると、しほが「敵が油断していただけ」と評したのに対し、まほは「臨機応変に対応できたみほと、心合わせて戦ったチームの勝利」と分析し、「実力がある」と評した(しほには「あんなものは邪道」と一蹴されてしまうが)。一方、しほに向かって西住流の名に懸けて大洗女子学園を必ず叩き潰すことを宣言する。
  • 決勝での大洗女子学園との試合では、VI号戦車ティーガーIに搭乗し、自らがフラッグ車を担当する。試合開始早々電撃戦を仕掛けて大洗チームの出鼻を挫く。
  • 歴戦の指揮官らしく冷静に落ち着いて状況を把握し、的確に指示を出す。敵が何か想定外の作戦を仕掛けて来た時でも慎重に行動し、血気にはやる逸見エリカを度々制止している。
  • また、黒森峰の戦力を熟知しているみほ対策なのか、あんこうチームⅣ号戦車より非力なⅢ号戦車や大洗女子チームの車輌ではまともにやってもほぼ撃破不可能な超重戦車マウス(奇策によって撃破されたものの大洗女子チームの戦力の三分の一強を単独で喪失させている)を含む多種多様な戦車でチームを構成し、役割分担を定めて運用するなど、敵を侮るどころか全力で潰しにかかる容赦のない陣容を整えていた(決勝戦前のミーティングでみほが予想していた陣容とは全く異なっている)。
  • あんこうチームとの一騎打ちで互角以上に渡り合うが、最後はあんこうチームの決死のドリフトで背後に回り込まれ、零距離射撃を受けて敗北する。その際、自身の戦車も超信地旋回により対応しようとしたが、砲弾の装填が間に合わず、撃破できなかった。
  • 試合後は潔く敗北を認めその場を去る。その後、帰り際にみほが自分の元に訪れた際は初めて優しい笑みを浮かべ、西住流とは違う形で成長したみほと、大洗女子学園の優勝を称え、握手を交わし和解した模様。
  • 最終巻ではエリカとジャケットを飾ることとなった。
  • 「朝まで生戦車!」では、レオポンさんチームの高い技術力に驚愕しつつも関心を持ち、自校のティーガーIにも足回りの改修が出来ないか交渉していた。レオポンさんチームは、黒森峰女学園の学園艦にあるアウトバーンで、自動車部と大洗女子学園学園長との自動車レースを行う事の許可を求め、まほはこれを了承。ここでのレオポンさんチームの成果は劇場版で確認出来る。
  • 「これが本当のアンツィオ戦です!」によると、「すごい隊長」が率いる継続高校とは、2年生の頃に練習試合を行ったことがあるという。全国大会でも試合を行っているため、同校の隊長であるミカとは、劇場版以前から面識があったのではという声も。
  • 誕生日の元ネタは第一次エル・アラメイン会戦(1942)。ちなみに、みほの誕生日の10月23日は第二次エル・アラメイン会戦(同年)。さらに余談だが彼女がいつも搭乗しているティーガーIの車両番号は212であるが、これは武装親衛隊のエース戦車兵ミハエル・ヴィットマン氏がヴィレル・ボカージュの戦いで故障中の205号車の代わりに臨時に使用したとされる車両番号(普段は部下のヴォル上等兵が使用していた車両である。ただし実際のヴィレル・ボカージュの戦いでは231号車を使用していたという説もある)である(ちなみにが黒森峰時代に使用していた217号は国防軍のエースオットー・カリウス氏が使用していたとされる車両だが、こちらも諸説あり)。
  • 劇場版』では、転校手続きでしほの署名と印鑑をもらいに帰省するも家の門の前で入るのを躊躇っていたみほと遭遇する。この時、まほは飼っている犬の散歩から帰ってきたところで、優しい笑みを浮かべてみほを迎えるなどTV版のようなわだかまりは完全に無くなっているのが伺える。なお、この時、作中で初めて私服姿を披露している。
  • しほの件で家に入れずにいたみほを気遣い、しほに悟られない様に共に邸宅の中へ入り(しほは薄々感付いていた可能性が高いが)、みほの自室へ案内した。そして、転校手続きの書類をしほに渡すと見せかけて、自分でしほの名前を書いてしほの印鑑を勝手に拝借して押して誤魔化した。
  • 帰りはII号戦車F型でみほを駅まで送って行った。
  • そして、大洗女子学園が大学選抜チームと試合することが決定した際、ダージリンからのモールス信号を受けて援軍に向かうために飛行船「グラーフ・ツェッペリン号」に搭乗して試合会場を目指す。ちなみに、操縦はエリカが担当している。劇場版ノベライズでは、この飛行船は何と西住家個人の所有物であることが判明する。
  • そして試合当日、試合開始の挨拶をしようとした瞬間、「待ったーっ!!」と今まで聞いたことがないほどの大声で遮り、VI号戦車ティーガーIに搭乗して黒森峰の戦車軍団を率いて一番乗りに現れる。なお、劇場版ノベライズでは搭乗しているティーガーは実はみほが黒森峰時代に搭乗していたティーガーだと判明し、みほが黒森峰を去った後、予備車両として西住家に戻され保管されていたものだった(ただし搭乗車の設定はノベライズ版のみのもので、劇場版ではいつも使用している愛車212号を使用している)。
  • 大洗の制服に身に纏い、短期転校手続書を持参して参戦を表明し、正式に大洗チームに加わる。
  • 試合では、基本的には大隊長みほの指示に従い補佐する副官的存在として動く。
  • ひまわり中隊の隊長を務め、中央の「203高地」の確保を目指す。この時、敵が高地を確保する気配が無いことに警戒心を露わにするが、最終的には長期戦の不利を考慮して確保に向かう。
  • 目的通りに確保するのだが、懸念していた通りにカール自走臼砲の砲撃を受けてパンターG型2両を撃破されて陣形が崩れ、敵の攻勢も始まったためやむなく撤退する。
  • カール撃破後、あまりに定石通りの作戦を指示したことを反省するみほに、まほは「みほの戦いをすればいい」と励ました。
  • 遊園地跡に後退後は、南正門に陣取って防衛に当たる。攻めて来た部隊が少数の囮部隊であることに気付くと、エリカ及びカチューシャと共に反攻に転じ、M26パーシング1両を撃破する。
  • 終盤、あんこうチーム以外の味方が全滅。事実上の決戦場となる中央広場において対峙した敵は、島田愛里寿メグミアズミの3両と数的にはわずかに不利であったが、みほとのコンビネーションでこれに応戦する。初めて姉妹が共に戦う瞬間である
  • みほとは、アイコンタクトやハンドサインのみの意思疎通で完璧な連携を取り、追って来たアズミを遊具の富士山のトンネルに誘い込む。トンネルの出口を出たところで急ブレーキして相手の動きを封じ、その隙にトンネルの上で待ち構えていたあんこうチームに撃破させた。
  • さらにメグミに追われるが、目の前のアトラクションのバイキングの船体を砲撃し、船体が浮き上がった隙にその下を通り抜ける。それを追撃してきたメグミは、振り子の原理で戻ってきた船体に衝突して吹き飛ばされ、別のアトラクションに激突。まほはこの機を逃さず、体勢を立て直し切れずにいたメグミを撃破する。
  • 最後は、富士山型オブジェの頂上からあんこうチームと共に愛里寿のセンチュリオンに突撃。その最中、まほは自分の前を走るあんこうチームに空砲を装填した砲身を向ける。空砲を受けて加速したあんこうチームは猛スピードでセンチュリオンに突進し、相討ちする形でこれを撃破した。ちなみに、この戦術はみほの提案であったが、まほは、捨て身の攻撃を敢行するみほを案じ、戸惑う表情を浮かべていた。
  • こうして、まほの乗るティーガーⅠが唯一生き残ったことで大洗連合の勝利が確定、廃校撤回がついに実現した。
  • 試合後のエンディングでは、みほと楽しそうに談笑をしつつ、急に思いつめた様子で何か尋ねていたが、詳細は不明(みほが答えた後は笑顔に戻っていた)。最後にみほと握手を交わして帰還した。
  • 『戦車道のよこみち』によると、まほはみほに対して、自分にはない種類の資質を感じており、それがまほとは違う「みほらしい戦車道」に繋がることを期待して、副隊長に任命したという。
  • 一方、脚本の吉田玲子氏は、「かつては自分と同じ西住流の人間になることで、相談相手になってくれることを望んでいた」と発言している。このあたりの軋轢が、みほとの間に溝を作り、破綻を招くことになったとのこと。
  • 『リトルアーミー』では、最終的に前者の結論へと行き着き、「みほはみほらしい戦車道を見つければいい」「西住流の戦車道は自分が引き受ける」といった旨の発言をしている。
  • 後進の育成のこともきちんと考えており、『MCあくしず』でのエリカのインタビューによれば、みほが黒森峰を去ってからは、エリカを鍛えることに相当注力していたとのこと。
  • ドラマCDでは、柔軟性と機動力の不足が招いた敗戦を受け、それらを補った新たな戦術を構築し、後輩達に叩き込んでいる。
  • リボンの武者』ではその流れもあってか、軽戦車主体のタンカスロンへの参戦を表明。エリカにシュバルツバルト戦闘団を預けた。試合中には鶴姫しずかの過激な作戦に、眉をひそめる場面もあったが、のちの合同反省会にて、波風を立てないような形で、責任の所在と謝罪の言葉を引き出すなどしており、隊長として一皮むけた姿が描かれている。
  • 同作では、みほが語った大洗チームの雰囲気を参考にして、ノンアルコールビール祭りなどのレクリエーションを考案している。この流れからか、試合観戦中もビールを飲んでいたのだが、飲み過ぎでトイレに駆け込むという、珍しい姿を晒すことになった。
  • また、しずかが試合前にエリカ達を挑発する目的で「まほたん」と呼んで以降、彼女からはその呼び名が定着してしまう。もっとも、まほ自身は満更でもない様子だが…。
  • 「大鍋(カルドロン)」では、(周囲からはバレバレだが)目元を覆うマスクとキツネ耳が付いた帽子を被って正体を隠し、ニーベルイゲンチーム(のちに西住仮面チームと改名)としてII号戦車F型に搭乗して参戦する。一回戦でアウンさん率いる竪琴高校と戦い、事前の偵察によって地形を把握し、数の不利を物ともせず完勝する。
  • 才谷屋龍一の漫画版では、みほを許したエリカの度量を褒めつつ、次期隊長として黒森峰の未来を託している。
  • 『リトルアーミーII』の頃には、エリカに隊長の座を譲って引退しているが、それでも「隊長」と呼ばれることがあるらしい。

余談

TVアニメ版では、みほに対して冷たい態度をとる一方、みほを庇ったりみほの友達に手を貸したりするため、二次創作ではシスコン的なイラストが増え続け、さらに姉妹の共闘があった『劇場版』が上映されて以降、現在では本家を超えるほどの投稿数を記録している。→だめだこのお姉ちゃん早くなんとかしないと

また、当初まほに相当するライバルキャラのデザインは、別個に用意されており、これがエリカのものとして転用されている。

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