概要
快速列車の派生種別で、現在日本国内で運行しているのはJR西日本だけである。
おおさか東線経由
関西本線の奈良駅から久宝寺駅を経ておおさか東線を通り、放出駅からは片町線・JR東西線を経由して尼崎駅までの運行となっている。毎日、朝に奈良発尼崎行きが、夜に尼崎発奈良行きが運行されている。
使用車両は207系・321系の7両編成。運行開始当初の2008年から2011年までは223系6000番台8両編成が運用に入っていたが、ホームドア事情で使用できなくなった。
阪和線・大阪環状線経由
日中は本来関空快速・紀州路快速として運行されているはずの列車が、平日の朝ラッシュ時の大阪・京橋方面行きに限って大阪環状線内の各駅に停車させるために新たな種別を設定した。2008年運行開始。
使用車両は223系0・2500番台、225系5000番台(1次車5000番台・2次車5100番台)。日根野駅以降は8両編成で運転。
- 停車駅(和歌山~日根野):和歌山駅、六十谷駅、紀伊駅、和泉砂川駅、日根野駅
- 停車駅(関西空港~日根野):関西空港駅、りんくうタウン駅、日根野駅
- 停車駅(日根野以降):日根野駅、熊取駅、東岸和田駅、和泉府中駅、鳳駅、三国ヶ丘駅、堺市駅、天王寺駅から大阪環状線内各駅