データ
概要
大阪市鶴見区では最古の鉄道駅。当駅以外で鶴見区に所在する駅は、1990年に開業したOsakaMetro長堀鶴見緑地線の今福鶴見駅・横堤駅・鶴見緑地駅のみであるため、当駅が唯一の「長堀鶴見緑地線ではない」駅ともなっている。
JR片町線とJRおおさか東線の接続駅の1つ。駅名は「はなてん」と読み、難読駅名の1つとして挙げられる。
貨物列車専用の片町線支線、通称「城東貨物線」を旅客化して「おおさか東線」が2008年(平成20年)3月15日に部分開業。のち2019年3月16日に新大阪駅までの区間が開業し、途中駅となった。
また、片町線が片町駅発着だった当時は、車両基地である淀川電車区の最寄り駅にもなっていた。
大阪市内の駅でありながら、乗り入れるバスは布施駅へ向かう近鉄バスのみで、南口に発着する。
駅構造
島式2面4線の地上駅。
のりば | 路線 | 方向 | 方面 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 片町線(学研都市線) | 上り | 四条畷・木津方面 | 一部2番のりば |
2 | おおさか東線 | 下り | 久宝寺・奈良方面 | 一部1番のりば |
3 | おおさか東線 | 上り | 新大阪・大阪方面 | |
4 | 片町線(学研都市線) | 下り | 京橋・尼崎・宝塚・西明石方面 | 一部3番のりば |
地上駅舎時代は駅北側にのみ改札口があり旅客線2面3線と南側に貨物線が数本あった。1番のりばが片面ホーム(改札口直結)、2・3番のりばは島式ホームで、3番のりばは主に当駅発着列車と貨物列車が使用。
2002年8月に南北自由通路を兼ねた橋上駅舎が完成。貨物線は撤去され、旅客線が4線に増やされ現在の2面4線となり、1番のりばが上り本線、2番のりばが上り副本線、3番のりばが下り本線、4番のりばが下り副本線となり、快速電車と普通電車との緩急接続が行われた。
2006年3月18日のダイヤ改正で緩急接続は住道駅で行われるようになると、おおさか東線の開業を控えて分岐器が入れ替えられ2007年4月23日に3番のりばが下り副本線、4番のりばが下り本線となった。また、徳庵駅から当駅に向かう線路が高架となった。
2008年3月15日におおさか東線が開業してからは現在と同じ使い方となった。
利用状況
- 2022年(令和4年)度の1日平均乗車人員は15,883人である(2022年度 移動等円滑化取組報告書より)。
年度別
年度 | 乗車人員 | 乗降人員 |
---|---|---|
2008年(平成20年)度 | 15,224人 | 30,448人 |
2009年(平成21年)度 | 15,078人 | 30,156人 |
2010年(平成22年)度 | 15,172人 | 30,344人 |
2011年(平成23年)度 | 15,496人 | 30,992人 |
2012年(平成24年)度 | 15,750人 | 31,500人 |
2013年(平成25年)度 | 16,095人 | 32,190人 |
2014年(平成26年)度 | 15,811人 | 31,622人 |
2015年(平成27年)度 | 16,115人 | 32,230人 |
2016年(平成28年)度 | 16,150人 | 32,300人 |
2017年(平成29年)度 | 16,320人 | 32,640人 |
2018年(平成30年)度 | 16,897人 | 33,794人 |
2019年(令和元年)度 | 17,054人 | 34,108人 |
2020年(令和2年)度 | 14,378人 | 28,756人 |
2021年(令和3年)度 | 14,800人 | 29,600人 |
2022年(令和4年)度 | 15,883人 | 31,766人 |