データ
概要
八尾市の西部にあり、かつては駅に隣接して竜華操車場が存在し、多数の貨物仕訳線や機関区などが入る広大な敷地を有していた。
しかし国鉄末期の貨物輸送改革において操車場や機関区が廃止、空き地となって残っていた旧操車場跡地も90年代後半から再開発され、駅も再開発地区へ移転し、現在の橋上駅舎の姿となった。
かつては当駅から阪和貨物線が杉本町に向かって伸びていた。現在はおおさか東線と大和路線の分岐駅であり、おおさか東線は大和路線方面へ直通の「直通快速」を除き、当駅で折り返しとなっている。
駅構内は2面4線で中央2線をおおさか東線列車が使用(※)し、大和路線は4線すべてを使用、緩急接続が行える配線になっている。
※当駅止まりの列車は2番のりばで降車扱いの後、一度引き上げ線へ入る形となる。
なお駅名は八尾市に吸収合併される前の自治体名であった旧久宝寺村に由来している。
(村名は聖徳太子がこの地域に創建した「久宝寺」が由来)
因みに操車場名であった「竜華」は当地の住所名であり、現在も駅周辺の町名として残っている。
利用状況
- 2022年(令和4年)度の1日平均乗車人員は16,383人である(2022年度 移動等円滑化取組報告書より)。
年度別
年度 | 乗車人員 | 乗降人員 |
---|---|---|
2008年(平成20年)度 | 12,455人 | 24,910人 |
2009年(平成21年)度 | 12,847人 | 25,694人 |
2010年(平成22年)度 | 13,727人 | 27,454人 |
2011年(平成23年)度 | 14,654人 | 29,308人 |
2012年(平成24年)度 | 15,365人 | 30,730人 |
2013年(平成25年)度 | 15,974人 | 31,948人 |
2014年(平成26年)度 | 16,087人 | 32,174人 |
2015年(平成27年)度 | 16,311人 | 32,622人 |
2016年(平成28年)度 | 16,938人 | 33,876人 |
2017年(平成29年)度 | 17,350人 | 34,700人 |
2018年(平成30年)度 | 17,732人 | 35,464人 |
2019年(令和元年)度 | 18,112人 | 36,224人 |
2020年(令和2年)度 | 14,747人 | 29,494人 |
2021年(令和3年)度 | 15,046人 | 30,092人 |
2022年(令和4年)度 | 16,383人 | 32,766人 |
駅周辺の再開発やおおさか東線の開通などにより、利用者数は増加傾向にある。
関連項目
新三郷駅:当駅と同じく隣接していた操車場の廃止、それに伴う再開発により、駅が改装された。