チューナーモンスターは、『遊戯王5D's』に登場する、シンクロ召喚に必要なモンスターの総称である。
「チューナー」とも呼ばれる。
概要
シンクロモンスターを召喚するための素材となるモンスター。
カードに「○○族・チューナー」と書かれているものが該当する。
OCGにおけるシンクロ召喚には必ずチューナー1体、それ以外は基本的にチューナー以外のモンスターが1体以上必要となる。
多くのシンクロモンスターの素材の関係上、一度のシンクロ召喚に使えるチューナーは1体のみ。
ただし、例外的にチューナーを2体使えるものやチューナーのみでシンクロ召喚が可能なシンクロモンスターも存在する。
シンクロ召喚に使った2体以上のモンスターのレベルを合計することで、召喚できるシンクロモンスターのレベルが決定するため、チューナーにはレベル4以下のモンスターが多い。
また、チューナーは効果モンスターが多く、通常モンスターは数えるほどしかいない。
中にはシンクロモンスターかつチューナーというモンスターも存在し、「シンクロチューナー」と呼ばれる。
なお、『遊戯王5D's』の作中ではチューナーを使い、鮮やかにシンクロ召喚されているが、
実際にデュエルをやってみると、手札や場にチューナーがいないからシンクロ召喚できない、
逆にチューナーしかないからシンクロ召喚できない、と言った事態も起こりうる。
シンクロ召喚主体のデッキでは、チューナーとそれ以外のモンスターのバランスが重要である。
チューナーが初登場してから5年以上経つ今でも、単体でもアタッカーや除去要員として活用できるチューナーが数えるほどしか存在しないのも問題で、特殊召喚メタモンスターや召喚回数を制限するカードの発動を一度でも許すと非常に厳しい。
OCGでは第9期からペンデュラムモンスターかつチューナーというモンスターも存在し、「ペンデュラムチューナー」と呼ばれる。
チューニング
アニメや漫画では、「レベル○の(モンスター名)に、レベル○の(チューナー名)をチューニング」という言い回しを使う。
例:レベル2のボルト・ヘッジホッグにレベル3のジャンク・シンクロンをチューニング!
その後、シンクロモンスターごとの口上がある。
例の場合だと、「集いし星が新たな力を呼び起こす。光り差す道となれ! シンクロ召喚! 出でよ、ジャンク・ウォリアー!」など。
ダークチューナー
アニメ5D'sに登場したダークシンクロ召喚を行うためのチューナー。
カード名に「DT」という表記がある。
レベルが8や10など高レベルなのが特徴で、アドバンス召喚や特殊召喚が必要となる。
これはダークシンクロ召喚が、チューナー以外のモンスターからダークチューナーのレベルを引き、レベルをマイナスの値にするため。
しかし、ダークシンクロモンスターが通常のシンクロモンスターとしてカード化されたため、ダークチューナーは市販されていない。
ゲーム作品の『タッグフォース』シリーズの『4』『5』『6』には登場している。
漫画版「遊戯王5D's」では同じ能力を持つ『マイナスチューナー』と呼ばれるモンスターが登場している。
記事のあるチューナーモンスターの一覧
レベル1
レベル2
- ウィード(現時点では遊戯王と関連性のない同名キャラの記事のみ存在)
- サイ・ガール
- 深海のディーヴァ(制限カード)
- ゾンビキャリア
- ドラグニティ-ジャベリン
- ニトロ・シンクロン
- フォーミュラ・シンクロン(シンクロモンスター)
- プチトマボー
- ラヴァル炎樹海の妖女