プロフィール
概要
一年は組の教科担当教師。火薬委員会顧問。兵法と火薬のスペシャリストだが、時々火薬の調合を間違う事がある。
彼女なしの独身(昔はいたとされているが)。
原作者いわく「闘う保父さん」。
一年は組の生徒達の起こすトラブルに日々振り回されており、彼の心が休まる時はない。
生徒達の物覚えの悪さが原因でストレス性神経性胃炎を引き起こす事もしばしば。
しかし生徒の事をこよなく大切にしており、どんな災難に遭わされようが生徒達をは組の良い子達と呼んで大事にしている。
また一年い組の安藤先生がは組を馬鹿にした時などは猛烈に反論している。
生徒達もそんな土井先生を心から慕っている。
原作者作詞のキャラクターソングで学園一のハンサムと唄われる程の容貌と作中トップクラスの長身の持ち主(公式キャラクターブックによると175cm。作中の時代のモデルである室町末期あたり(当時の成人男性の平均身長は156~157cm)を考えるとかなりの長身である)。
しかし髪の毛が酷い傷み方をしており、その事で斉藤タカ丸に怒られている。
20代半ばにして教える側にまわっている事からもわかる通り、忍者として非常に高い実力を誇っているのだが、使用武器は何故かチョークと出席簿と黒板消しに偏っている(苦無や刀を使うこともあるが)。
手裏剣投げはあまり自信がないと語るが、チョーク投げは百発百中の腕前。また、黒板消しで真剣白刃取りをこなす事もできる。
また、「もしかして、誰も手裏剣(etc)を持っていないのか?」「そういう先生こそ…」というやり取りの後、半助が「黒板消しなら持ってるぞ」や、「仕方ない、縄の代わりにワク線を使おう」、そして「利用できるものはなんでも利用するのが忍者だ、覚えておけ」と開き直るのはお約束。
尚近年の原作漫画においては敵の強さや状況に応じて文房具と苦無の使い分けをしている節が見られる。ドクササコの凄腕忍者との戦闘では苦無を使用し、諸泉尊奈門との戦闘時は苦無を所持していたにも関わらず文房具を使用した。
…アニメではそれが元で一方的に因縁をつけられ、付きまとわれる事になるとは露知らず…。
このほか意味不明な文章や伝言を解読したり、生徒達が喋った言葉を同時に聞き分けたりする特技を持っている。
練り物嫌いで、練り物が食事にでるときり丸に代わりに食べさせたりしているが、どうしても食べられない時は食堂のおばちゃんにいつも怒鳴られている(が、おばちゃんが怖いので最終的には食べる)。
ちくわを喉に詰まらせて死んだ人の話がトラウマになっているというのが理由らしいが、乱太郎達によれば毎回違う練り物の話になっているので、正確な理由は不明。
夏休みや冬休み等、学園が休みの時は保護者代理として生徒のきり丸を自宅に同居させている。ただし、きり丸と血縁関係は無く、同居に至る迄の経緯は不明。(同居の理由については19期90話「土井先生ときり丸の段」にて、「同じような育ち方してるからかな」と発言)
休み中はいつもきり丸のアルバイトを手伝わされており、その結果子守と洗濯の達人となった。
過去
原作者が公演会等を通じて語ってきた過去設定が原作50巻において公式設定化した。
彼の過去は『法然上人絵伝』に描かれる法然の生い立ちを直接的なモデルとしている。
福原の有力豪族の若君だったが、子供時代に家が滅ぼされて天涯孤独の身となった。
その後は仏門に入って修行と勉学に励み、その過程で忍術や兵法を身につけたとされる。
そこからどうやって忍術学園教師になったのかは詳細は不明。
アニメのオリジナル設定では修業時代に石川五十ヱ門という親友がいたとされている。
山田先生一家との出会い
敵忍に追われ高所から落下した際、偶然家族旅行中の山田伝蔵先生一家の目の前に墜落し助けて貰ったのが彼と山田一家の出会いである。
原作50巻で発表された設定であり、20期90話「おかえりなさいの段」にてアニメ化された。
本人曰く忍務に失敗して追われただが、第20期DVD七巻初回特典ブクレットにて原作者がその時の土井は実は追っ手に追われた抜け忍だったと明かしている。
『小説落第忍者乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師』では主役と言っても過言ではないほどの活躍をしており、彼の忍者としての本来の素質や実力の高さなども描かれている。
なお、(主に山田先生に巻き込まれる形で)女装を披露することがあるのだが、どう見てもキツい伝子姐さんに比べると、もともとハンサムな顔立ちも手伝って割と似合っている。その見た目は団蔵の父親や学園長、ヘムヘムから賞賛されるほど。
余談
『週刊少年ジャンプ』で連載された「NINJA漫画」の、主人公の教師役と声優が一緒なのは、彼がイメージされての事ではないかという噂がある。