ハネジロー
はねじろー
データ
別名: | 迷子珍獣 |
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身長: | 33センチ |
体重: | 5キロ |
声優 | 河島順子 |
ウルトラマンダイナ 第11話「幻の遊星」他に登場
アスカ・シンがメラニー遊星から連れ帰った小型の怪獣。単純に「羽が生えてるから」という理由で、この名が付けられた。スーパーGUTSのマスコット的存在となる。
名前の由来となった背中の羽根で飛行できるほか、目から自身の記憶を映像化して投影したり、敵の弱点を透視することができる。「パムー」という鳴き声を発する。
性格も極めて大人しく、人懐っこい。特にアスカとは出会った際の経緯もあり、彼から弟のようにかわいがられた。
小学2年生程度の知能があり、自分でホームページ「パムパムネット」を開設し、全国的な人気者となる。生活習慣は人間とあまり変わらず、ピーナッツが大好物。
その正体は、ムーキットという名のファビラス星の生物。その星の住人であるファビラス星人から、守り神として崇められており、最後は星人たちと共に宇宙を旅することとなった。
その後、OV「帰ってきたハネジロー」にて一度だけ地球へ戻っている。
ちなみに、声を担当した河島順子さんは声優ではなく『ウルトラマンダイナ』のスタッフの1人で、スクリプターを担当していた方である(2018年9月に急逝された)。
映画『大決戦!超ウルトラ8兄弟』
物語のラストで、8兄弟の戦いから数年後、赤い靴の少女が連れていた。マドカ・ダイゴとハヤタ・レナの娘、ヒカリの遊び友達となる。記事によるとペット用ロボットだったらしい。
TV版ウルトラマンダイナの世界(ネオ・フロンティアスペース)に登場していた個体との関連性は、不明。
円谷プロ公認(!)の企画で美少女化されたハネジロー。
デザインを担当したのは、ガタノゾーア、キリエロイド、ブルトン、レイキュバスもデザインした娘太丸氏。
小学2年生程度の知能を持つという設定からか、背中に翼のついたランドセルを背負っており、容姿もかなり幼い。目の周りの特徴的な模様は眼鏡という形で表現されている。一方、体の黄色い体毛もしっかり再現されており、原典のイメージを崩さずよくまとまったデザインになっていると言えるだろう。
余談
- 第11話の脚本では「パム」と言う名称であったが、商標登録の都合と言う理由で変更された。
- TVシリーズにおけるハネジローとの別れは、初期から既に想定されていた。当初は「戦争にハネジローが利用されていた」と言う展開が考えられていたものの、「多数のハネジローを登場させることはできない」と言う理由で廃案となり、結果として第47話の展開となった。