【気高き女武闘家】
「キミと一緒にみんなを守る…それが私の戦い!」
プロフィール
※この項目にはネタバレが含まれます
概要
『ドラゴンクエストⅪ 過ぎ去りし時を求めて』に登場するキャラクター。
クールな目元と強気な表情が印象的な女武闘家。
高い位置で束ねられた黒髪ロングのポニーテールと、へそ出しルックが特徴な美女。このためか、ゲーム発売前からピクシブには彼女のイラスト(※お色気色の強い)がいくつか投稿されている。
凛とした自然体な立ち振る舞いの中に心身ともに鍛えた自信が垣間見える、たおやかな女性。
人当たりは良く、旅慣れしているが、どこか気品も感じさせる。
謎の老人・ロウと行動を共にしており彼からは「姫」と呼ばれている。
主人公たちとはグロッタの町の仮面武闘会で出会う。
当初は主人公とペアを組む予定であったが、「どこの馬の骨とも知れない人間と組ませるわけには」という理由でロウと組んで出場する。
その実力は折り紙付きで、予選で戦ったカミュとミスター・ハンコンビを軽くのしてしまうほど。
決勝戦では彼女とロウのコンビと戦うことになる。おもに彼女が攻撃、ロウが補助を行う。
試合の途中、主人公の手のアザに気付き戸惑ったスキを突かれ敗北を喫する。
その後は町で起きている選手たちの行方不明事件を追うためにわざと犯人に誘拐され、主人公たちと協力してとらわれの人々を解放するなど活躍を見せた。
前述の通り性格は基本的には真面目な常識人である。漁師のキナイ&人魚のロミアの恋物語にうっとりしたり、父譲りの甘党がゆえにダーハルーネの町でスイーツに目を輝かせたりと少女のような一面を見せることもある。
実年齢は伏せられているが、作中の描写から20代前半~半ばほどであると思われる。
とあるキャラクターの台詞によれば、幼い頃からかなりのおてんば娘であったようだが…。
正体
その正体は16年前に死亡したといわれていたデルカダール王国の王女。
生まれてすぐ母を亡くし、それを不憫に思ったユグノア王妃(主人公の母)のエレノアから娘のように可愛がられ、度々ユグノアに招かれていた。幼きマルティナにとってエレノアは母も同然であった。
16年前のユグノア滅亡のその場に居合わせ、まだ赤子だった主人公を囮を引き受けたエレノアから託され、落ち延びようとしたが、魔物の追撃をかわしきれずに川に落ち、その際に主人公を手放してしまったことを悔やんでいた。
程なくエレノアの父ロウに助け出され故郷に救援を求めようとするも、既に父の手で自分が死亡したと喧伝されており叶わず、以後故郷ユグノアと家族を失ったロウとともに世界で暗躍する者の正体を探していた。その者が父と重大な関係があるとも知らずに…
生死不明となった主人公のことは行方がつかめず、死んだものと思っていたが、グロッタで再会する。当初は全く気が付かなかったが、決勝戦で左手のアザをみて気が付き、ユグノアで素性を正式に打ち明け(ただし先に素性を打ち明けていたロウの話から薄々感づかれてはいた)、ロウとともにパーティに加入する。
主人公の事は弟のように扱い、少々過保護気味。しかし、イシの村で幼馴染のエマの話を聞き焼きもちを焼くような台詞を言うこともあり、ただの弟分以上の感情が篭っているようにも…。
主人公をかつて守れなかったことが彼女にとってはトラウマになっており、主人公をはじめ誰かを守れるほど強くなりたいという思いが人一倍強い。
なお、グレイグに追い詰められた主人公が崖から転落した際に自ら飛び込むシーンがあるが、後になって実は大の高所恐怖症だったことが判明する。
世界崩壊後は仲間たちがバラバラになったなか一人で旅をしており、グロッタの町に立ち寄った時に六軍王の一人・妖魔軍王ブギーに操られ、バニー姿のサディスティックな女王様キャラ、呪われしマルティナとなってしまい、襲いかかってくる。
この時点ではパーティメンバーが男性しか存在しないため、彼女の使用してくるぱふぱふ等のお色気攻撃がかなり厄介になり、特にぱふぱふ耐性がまったくないロウ&グレイグにとっては脅威。
ブギーを撃破すると正気に戻り再加入(なおブギーはマルティナにいろいろひどいことをしたらしく、100万倍のお返しを受けて消滅した)。
ブギー戦後に習得する「デビルモード」を発動するとしばらくの間、悪魔の力を解放することで様々な能力が上昇する。
過ぎ去りし時を求めて
魔王撃破後、王と涙の再会を果たしイシの村とデルカダール王国双方の復興のため活動を始める。
しかし、一方主人公は忘れられた塔にてベロニカや多くの死んだ人々を救うために世界の時を巻き戻すことを決意。
もう二度と主人公を手放したくないと引き留めるも、最終的には決意が固いことを知り仲間とともに彼を見送った。
過ぎ去りし時を求めたあとの世界では聖地ラムダ到達時のステータスに逆戻りしているが、後に天空の民の里でチカラを引き出してもらうと元のステータスが戻って来る。
命の大樹から帰還したあとはデルカダール王と馴染めないとひとり悩んでいたが、憑依していた魔導士ウルノーガを撃破すると晴れて王と再会。
邪神復活後、王からは「無理に戦う必要はない」と引き留められるも、「主人公と共にみんなを守ることが私の戦い」と言い、邪神ニズゼルファ撃破のためにふたたび旅立った。
なおこちらの世界ではベロニカが生存しているため、主人公・ベロニカ・彼女の三人れんけい技としてデビルモードのパワーアップバージョンの「サタンモード」が使える。
性能
武闘家定番の「ツメ」の他、「ヤリ」も使いこなす武術の達人。もちろん「かくとう」スキルも習得し、そして本作の「おいろけ」担当(なんと、シリーズ恒例かつ8のゼシカ以来のぱふぱふの使い手、しかも加入時点で習得済みである。どういうことなの?)。
高い力と数々の強力な特技でガンガン攻めていけるアタッカー。仲間の中で一人だけ一切呪文を覚えないため、補助は苦手。MPも低いため大技を使いすぎないように注意。
かくとうスキルは武器を装備していても使用出来る。ちなみにかくとうスキルで手は殆ど使っておらず、全て足技となっており、お馴染みの「ばくれつけん」は「ばくれつきゃく」へと名前を変えている(ツメスキルでは普通に手を使っている)。
おいろけスキルにはダメージを与えると共に敵を魅了したり行動不能にしたりする特技が揃っており、実用性は高い。特に新技「サキュバスウィンク」はマルティナの数少ない全体攻撃技の中では最も威力が高く、相手を眠らせ、しかもHPまで吸収するという至れり尽くせりな特技。
しかし、王女なのにお色気ムンムン特技のラインナップはいかがなものか…。
本人も自分のセクシーさをしっかり自覚しており、敵モンスターからぱふぱふを食らっても「余裕の笑みを浮かべている」と表示され無効化する。このメッセージはゼシカと同様のものである。
外見の変わるおしゃれ装備も、バニースーツやあぶない水着など色っぽい衣装が多い。とはいえCERO Aであるため際どさは抑えられている。このことに不満を漏らす紳士諸兄もいるとかいないとか…。
パーティ内では最終的にみりょくときようさの値がナンバーワンに。
関連イラスト
*関連タグ
ドラゴンクエストⅪ ドラクエ11 DQ11 武闘家 デルカダール王
アリーナ - ドラクエでの王女兼武闘家つながり
ゼシカ - お色気要員兼闇堕ちつながり
レイニー - カップやきそば現象
不知火舞 - お色気、ポニテ、格闘、中の人つながり
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主人公(DQ11) カミュ ベロニカ セーニャ シルビア マルティナ ロウ グレイグ
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