概要
主マルとは『ドラゴンクエストⅪ』における、主人公とマルティナのカップリングである。
「勇マル」「イレマル」「主ティナ」等別の呼び方も存在する。
年の差カップルである(主人公が公式で16歳であるがマルティナは発表はされてないが本編を見る限りでは20代前半くらいで主人公と推定5〜8歳くらい上)のと、主人公の方がマルティナより身長が高いのが萌えるポイントである。
※ネタバレを含むので閲覧注意。
作中、お互いが「ユグノア王子」と「デルカダール王女」という友好関係にいる国同士の王家の末裔である。
本編のストーリーより16年前の主人公が生まれた際に、ユグノア城が魔物達からの襲撃を受け、主人公の父であるアーウィンに案内され、主人公の母であるエレノアは赤ん坊の主人公を抱え、幼きマルティナの手を取り連れて、共に城の地下から脱出する。
(ここからは物語のプロローグと繋がり)雷雨の中を魔物の集団に追い詰められ逃げる中で、エレノアは主人公をマルティナに預け、自ら囮になり2人を逃がした…。
隠れていた草むらから、主人公を抱えてマルティナは再び逃げ走り出すが、魔物に見つかってしまう。
プロローグでは、そこで回想が終わっているが、(作中のマルティナの回想や発言より)逃げる途中で川に落ち、泳いで逃げる中でゆりかごに入った主人公を手放してしまう…。
その後、マルティナは主人公の実の祖父であるロウによって助け出されたが、助け出されたのが自分ではなく主人公であったなら……と何度も後悔した。
家族同然であった大切な人達を守れなかった後悔から強くなろうと武術の修行に励んだマルティナの健気さがわかる。仲間になった後も、ずっと主人公を気に掛けていて、少々、過保護気味。
(本気で想って貰える主人公が羨ましい…!)
ユグノア城跡のロウとのイベント後、マルティナに話し掛けると過去の話を聞くことが出来る。その後、イベントが発生し追手のデルカダール兵士が現れ、グレイグ将軍が推参する。
主人公とグレイグが剣を交わし、マルティナが兵士達を蹴り倒す中で、主人公が崖までグレイグに追い込まれる。その際にマルティナの一喝により、グレイグは驚き動きを止める。
だが主人公の足場が崩れ、主人公が崖から落ちてしまう。
「ダメ!!絶対に!!」
兵士を突き飛ばして駆け出すマルティナ。そのまま躊躇なく崖から飛び降りると岩場を蹴って急降下。
幼い頃に「主人公の入った籠を手離してしまった時」のことがフラッシュバックし、そして「絶対に守る」という気持ちのマルティナは、気を失った主人公のを強く強く抱き締めてる。
「今度は 離さない……っ!」
そのまま川に落ちる。
……このシーンで2人に堕ちたファンも多いのでないかと思う。
またこのシーンは、ゲーム発売前のCMの映像に入れられていて、気になっていたファンもいたであろう。
そして、後の方になるが命の大樹での仲間達との会話で、マルティナは高い所が苦手だと自ら発言をした。
それにもかかわらず、主人公を助ける為に崖から飛び降りたと考えると彼女がどれだけ彼を大事に思っているかの行動であると思うと、愛おしく感じるのではないか…。
命の大樹にてその台詞↓↓
「命の大樹って 思っていたより高いのね……。
じつは 私 高い場所が苦手なの。
○○ 私のそばを離れないでね……。」
尚、時渡り後は、この台詞は聞けない……。
マルティナが言う前に、察して気付け。
ということなのだろうか……!?
この様に、マルティナとは、多大な縁を感じられる。
・物語を進める中で
《異変後》では、ユグノアで嘆きの戦士(アーウィン)を助けべく、話し掛けると、主人公が生まれた日の夜のユグノア城の過去が明らかになる。
その際に、エレノアとその腕に抱えられた
赤ん坊の主人公に興味津々の幼き頃のマルティナの姿もあった。
マルティナが指を出すと赤ん坊の主人公は、その指を握り締め
その様子にエレノアは
「ふふ。○○ったら
マルティナのこと好きみたいね。
遊んでほしいって言ってるわ」
など微笑ましい会話も聞けたり、
赤ん坊の主人公が何度かマルティナに手を伸ばしたり
している場面があるので、注目して頂きたい。
その後の
「弟ができたみたいでうれしいな!
○○が大きくなったら
いっぱい遊んであげよっと!」
この言葉が切なく言葉を詰まられたプレイヤーが殆どだろう。
グロッタで再び仲間に加入する際は
主人公が逞しく成長した姿に感心し、それから
1度無くしたマーメイドハープを渡される。
どうしても主人公に渡したかったとのこと。
伝説の鍛冶場では、
主人公に対して、『守る』という想いから
『共にみんなを守る』という想いに変わっている
ことが分かる瞬間。
「あなたを守ることが 私の戦いだと思っていた。
……でも それは違ったのかもしれない。
あなたと共に みんなを守る…それが私の戦い!」
《過去編》では、聖地ラムダで再会した際は
身長が伸びたかと気付いたりして
カミュと同様に主人公の変化を感じている。
「ああ 無事でいてくれて よかった……。
私が目を離したスキに ○○が
魔物に襲われたりしていないか 心配だったわ。」
「あら……○○。
なんだか すこし 背が伸びたんじゃない?
私の 気のせいかしら……?」
デルカダール王国でウルノーガを倒し
彼女の父であるデルカダール王が正気を取り戻した後、
マルティナと2人で会話をするイベントが発生する。
(※神の民の里に訪れイベントを済ませた後)
それが終わった後に
デルカダール王は
「わしが知っているマルティナは
まだか弱く幼い娘だったが……。
この16年の間に大人になったものじゃ。」
「娘の成長を見られなかったことは口惜しいが
そなたとの出会いが娘を成長させたのならば
これほどうれしいことはない。」
「勇者○○よ。
これからもマルティナのことを……。
デルカダール王国をよろしく頼むぞ。」
と主人公に娘のマルティナを託する様な
台詞が聞ける。
この後、マルティナに話しかけると…
「私は このつらく苦しい
16年間の旅の果てに かけがえのない
大切なものを 見つけたわ。」
「おとうさまに ロウさま。愛する祖国。
優しき民たちと 信じられる仲間たち。
……その すべてが生きる このロトゼタシア。」
「私は 誰のためでもなく 私の大切なものを
守るために 邪神とニズゼルファ戦うわ。
○○ あなたと共にね……。」
《公式ガイドブック》では、旅の仲間の話し声の
イシの村でのある台詞に関して
『主人公の幼馴染であるエマの存在を知り、マルティナはヤキモチを焼いたような、ちょっぴり複雑な心境に。』と綴られている。
女仲間はマルティナ以外にベロニカやセーニャも居るのに対して何故マルティナのみにエマは問い掛けたのか…色々と妄想も滾る。
例の台詞↓
【イシの村復興前】
「あなたの幼なじみの エマちゃんとあったら
あなたが 危険な目にあってないかって
いろいろと 質問されたわ。」
「へえ ○○には
あんなに かわいい幼なじみがいたのね……。」
「ふうん……。」
【イシの村復興後】
「へえ ○○と エマちゃんは
この村で 青春時代を過ごしたんだ……。」
「ふうん……。」
もしユグノア城が滅びず、主人公が城で育ってたとしたら、本来であればマルティナが幼なじみのポジションだったのではないかと思うとなんとも切なさが溢れてくる…。
序盤マルティナは姉の様に振舞っていて、まるで姉弟の様にも捉える方もいるが、
物語が進むにつれ、主人公を男性として意識をし、好意を抱いているのでは…?と考える方もいるだろう。
また、ニンテンドー3DS版でのみ訪れることができる『ドラゴンクエストⅤ』のルドマンの屋敷にて、それぞれの(男性キャラ含んだ)仲間へのプロポーズイベントでのマルティナの反応がかわいいとも評判である。
詳細は下記。
そして、れんけい技である
『妖精のポルカ』では、セーニャの竪琴に合わせて光と共に主人公とマルティナが手を取って踊ったりと、とても微笑ましい美しいダンスを披露してくれる。
(主人公のあのさそうおどりのセンスとはいったい…)
更に『みちくさ冒険ガイド』より
2人の関係性について
普段は決して見られないほどの親密さが見られる。
と語られている。
また「素晴らしいひとときで賞」が授与された。
「れんけい」アワードを開くと
シルビアに指導されながら練習をする
主人公、マルティナ、セーニャの
イメージイラストもあるので注目。
『青春の1ページ』では、マルティナが「ぱふぱふ」を使用し、主人公がそれでパワーが漲り、数倍の力で敵に攻撃をする。
(一体、何をどうして何をしたんだ…!?)
本編中のマルティナの台詞集より
- 異変後のメダル女学園
メダル女学園で、「私もここに通うはずだった」というな話で
その後に、「私の制服姿とかみたい?」と主人公に聞き、更にその後の台詞が、どう考えても主人公に気がある感じという声がある。
「……○○が どうしても
着て欲しいなら……
着ないことも ないけれど……。」
表情からは分からないが、これ内心はかなり照れていそうで、
主人公の為なら制服姿になることすらいとわない。
弟みたいに思っているという発言もあるが
弟にこんな発言はしないだろう…。
- 異変後のマルティナ再加入後
ユグノア地方にての会話
「その ○○
あなたとふたりで過ごした 小屋でのことは
グレイグには 言わないでちょうだいね。」
「彼は あの時のこと 後悔しているみたいで
思いだすたび 謝ってくるものだから
うっとうしくて たまらないのよ。」
仲間のみんなには ナイショよ。みたいな会話である。
- 忘れられた塔・とこしえの神殿にて・
- 時渡りを決意する前
「もし ここで行かせてしまって
あなたの身に 何かあったら……
私は きっと また後悔することになる。」
「だから お願い……行かないで。
私は あなたまで失いたくないわ。」
- 時渡りを決意した後
「私 あなたのことを守るばかり考えて
もしかすると あなた自身のこと
信じられてなかったのかもしれないわね……。」
「今こそ あなたを 心から信じる。
真に 世界を救うために
あなたに すべてを託すわ ○○!」
- 時渡りの時
仲間1人1人の言葉でマルティナから
「○○なら 大丈夫よ。
きっと どんな困難にも 打ち勝てるわ。」
「でも もし ダメな時は……。
もう一度 私たちを頼ってね。」
「さあ ○○……あなたの おじいさまに
そのカオを よく見せてあげて。」
そしてロウへ…。
- 《過去編》デルカダール神殿、下層、祭壇の間
シルビアとグレイグの試練で
黄金の巨人を倒したてイベントが
終わった後のマルティナの台詞
「シルビアとグレイグ…… いいコンビじゃない。
数十年前 ともに修行に明け暮れた仲だけあって
れんけい技の息も ぴったりあってたわね。」
「……私も 2人に負けていられないわ。
ねえ ○○ 私たちも
がんがん れんけい技の特訓をしましょう。」
積極的に主人公と一緒にれんけい技を特訓しようと誘ってくる。
- 《過去編》ソルティコの町
「……ねえ ○○。
もしも 世界が平和になったなら
この町で のんびりと滞在してみたいわ。」
「お昼は 海で泳いでから 浜辺でくつろぐの。
夜になったら 美味しいお料理を食べた後
波の音を聞きながら ダンスショーを見るのよ。」
「うふふ 想像したら 楽しくなってきたわ。
そんな楽しい日が 実現できるように……
私たちの手で 平和を勝ち取りましょうね。」
ルドマンの屋敷※ネタバレ注意
マルティナにプロポーズした場合の反応
《パターンA》
マルティナ
どうしたの 主人公?
早く選ばないと ルドマンさんにも失礼よ。
それとも 私を花嫁にする気なの?
主人公
はい
→いいえ
マルティナ
……でしょうね。主人公にとって 私は
クチうるさい姉って感じだものね。
今さらそんな仲には ならないわよね……。
《パターンB》
マルティナ
どうしたの 主人公?
早く選ばないと ルドマンさんにも失礼よ。
それとも 私を花嫁にする気なの?
主人公
→はい
いいえ
マルティナ
えっ……。 主人公 どうしたの?
冗談で言ったつもりだったのに
本当に私を選ぶなんて……。
だって私は ずっと年上だし
主人公にとって 姉みたいな存在でしょ?
それでも 本当に私を選ぶの?
主人公
はい
→いいえ
マルティナ
……そう それがいいわ。
主人公には他に 合った人がいる。
その人の所に 行ってあげて……。
《パターンC》
マルティナ
どうしたの 主人公?
早く選ばないと ルドマンさんにも失礼よ。
それとも 私を花嫁にする気なの?
主人公
→はい
いいえ
マルティナ
えっ……。 主人公 どうしたの?
冗談で言ったつもりだったのに
本当に私を選ぶなんて……。
だって私は ずっと年上だし
主人公にとって 姉みたいな存在でしょ?
それでも 本当に私を選ぶの?
主人公
→はい
いいえ
マルティナ
……え ええと……コホン。
私は今まで 主人公のこと
かわいい弟だと思ってきたけど……。
主人公が そこまで言ってくれるなら
私も ちゃんと…… 考えてみようと……。
おも…思います…………。
………ああ もう! リハーサルだからって
そんな 真剣なカオで言われたら
こっちも 調子が狂ってしまうわ!
そんなこと言われたの はじめてだったから
ど…どうしていいか わからないのよ。
もう はずかしいから カオ見ないで……。
マルティナは自分の気持ち抑えているのか
「…」の部分が長い。
表面にある姉の部分と内面に潜む少女が揺れ動いている感じが何ともギャップがあり、悶えたファンも多いだろう…。
余談
H29.8.2.公式から素敵な画像が公開された。
「勇者をダメにするクッション」の販促画像として、PlayStation4版プロデューサーの岡本氏によりツイートされた、勇者たちがスライムクッションでダメになっている画像である。
その画像に登場していたのは、主人公・カミュ・ベロニカだったが、その2日後には、同じく「勇者をダメにするクッション」の販促画像ではあるが、今度は3人に加え、マルティナとセーニャも登場した。
その中でクッションに寄りかかって眠る主人公とクッションには一切触れずに主人公の膝枕で眠るマルティナがいた。
これはカミュとベロニカのCP好きの方の反応が多かったと思えるが、これを機に主人公とマルティナのCPに堕ちた方も少なくはないであろう。
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関連タグ
ドラゴンクエストⅪ 主人公(DQ11) マルティナ(DQ11)
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