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クリアリとはゲームドラゴンクエストⅣの神官クリフトとおてんば姫アリーナカップリングのことである。

概要

ドラゴンクエストにおける人気のカップリングの一つ。基本的にはクリフトからアリーナへの片想いネタが多い。

元祖のファミコン版では基本的に姫君従者という以上の関係は無かったが、クリフトの台詞に一言だけ片想いとも解釈できるものがあったため、クリフトは姫に密かに想いを寄せているのだと感じたプレイヤーも多かった。
(クリフト「ひめにもしものことがあっては このクリフト・・・・・・・・・・・・。いや、おうさまがどんなになげかれることかっ!」 )

また主従関係や、王族聖職者という立場、攻撃役と補助役の組み合わせ、青年の密かな片想い、妙齢の男女のお忍びの旅、病に倒れた従者を助けるために奔走する姫というシチュエーションなど、ネタにしやすく想像を膨らませる要素も多かったため、DQ4コママンガ劇場シリーズをはじめ、小説版、CDシアター、漫画版などの準公式的な創作作品においても、クリフトがアリーナに片想いしているというネタが非常に多くの作者によって大量に描かれ、ファンの間では半ば常識として定着していった。

4コマ発売前の読者投稿雑誌、ファミコン必勝本にも多数のクリフトとアリーナのカップリングイラストが掲載されるなど、ファンの間ではFC版当時から人気が高かった。ちなみにこれらのイラストは後にDQⅣマスターズクラブという本に掲載されており、そこでのキャラ人気投票ではクリフトが1位でアリーナが2位という結果になっている。
4コマではゲーム発売直後のネタバレ規制でDQ4ネタを載せられなかった1巻を除けば、2巻からすでに中井一輝氏のクリフトとアリーナの恋愛ネタが載っており、さらに3巻からは新山たかし氏をはじめ数多くの人気作家陣にクリフトとアリーナのラブコメが定番ネタとして大量に描かれるようになった。そのためさらに人気が上がりこの2人のカップリングが広く認知され定着していくようになった。
ちなみに1994年夏にドラゴンクエスト公式ファンクラブの会報誌上で行われたベストカップル投票では、1位のDQ5主ビア234票に続きクリアリは2位の150票で、3位のピサロザ81票と合わせて上位3組で全体の60%の票数だった。クリアリに関しては「「性格が正反対だからいいのかも」「くやしいけどクリフトにはかなわない」なんてライバル意識をもっている男の子の意見も。」と紹介されていた。

これを受けてリメイク版では片想いが公式な設定となり、クリフトの部屋の本棚にアリーナのブロマイドが隠してあったり、新たに追加された仲間会話機能でクリフトのアリーナに対する熱狂的とも言えるほどの想いが沢山聞けるようになっている。また、PS版のクリフトのAIにはアリーナを誰よりも最優先で回復するという機能までついている。

(セリフ例:クリフト「姫さまのうれしそうな顔。ああ旅にごいっしょできてよかった……!」
クリフト「大陸中をアリーナ姫と旅をしてもよいと王様のおゆるしが……。ああ私はなんという幸せ者でしょう!うっうっ涙がっ。」
クリフト「あの時は戦いの前で気がつきませんでしたがせまいカゴの中に姫様と……。ど、どうしよう。今ごろ心臓がっ。」
クリフト「やはりアリーナ姫はみなのあこがれなんですね!じーん……。」
アリーナ「ここだと毎日泳いだり日光浴をしたりできるからたいくつしないわね。」
クリフト「ひ、姫さまの日光浴!そ、想像しただけで……ぶはあっ!」
クリフト「姫さまお気をたしかに。お父上や城の者はきっとどこかで生きているはずです。」
アリーナ「ありがとうクリフト……。」
クリフト「もしも世界を破滅から救うことができたらそのときは私も姫さまに……いっ…いやっ!そんな出すぎたマネは私には……あああっ!」
アリーナ「ねえクリフト。あんたこんなときになんでひとりで真っ赤になってるの?」)

リメイク版以降に発売されたスピンオフゲームや他作品へのゲスト出演でも、程度の差こそあれ片想いは公式設定になっており、アリーナとセットで片想いネタを強調されていることが多い。
DS版DQ6に2人でゲスト出演した際にもクリフトは「よかった……。これで姫さまと2人きりの旅が……。」と漏らしている。(ちなみにDQ6攻略本みちくさ冒険ガイドではこの2人もカップル予備軍という扱いになっている。)

これに対してアリーナからクリフトに対し恋愛感情がはっきり示されている描写はゲーム内では特には見当たらない。しかしクリフトが病気になった時には自ら洞窟へ薬を探しに行き、体をはって助けようとするなど仲間としては大切に思っていることがうかがえる。

ちなみにリメイク版のアリーナは闘う事に夢中で恋愛事には全く興味が無い性格になっており、仲間会話でのクリフトからの台詞に対してもその気持ちには全く気がついている気配は無かった。
(ただし結婚したシスターに関して、アリーナ「神につかえる身だからってそんな堅いことばっかり言ってられないわよね~。クリフトもあんな風にもう少しアタマがやわらかければいいのに。」など、解釈によっては脈があるともとれそうな台詞もある。)

また外伝作品であるいただきストリートやCDシアター、ゲームブック、アリーナが主人公の漫画版プリンセスアリーナなどでは、アリーナからもクリフトに好意を寄せて両想いになっている描写があり、公式出版物でもスタッフにより扱いの変わりやすいカップリングと言える。

(セリフ例:いたストDSより、アリーナ「わたしがうさみみバンドつけたらクリフトなんていうかしら?ふふふ」
アリーナ「○○!クリフトとおそろいなの!?なんかフクザツな気分……」
アリーナ「あれれ… なんだかクリフトのことばっかりうかんでくるわ…」
クリフト「アリーナ姫様にならばこの身をささげてもかまいません……。」
クリフト「あの方への思いと同じくらいほしいお店を見つけました……ぽっ。」
クリフト「ひ、姫さまっ!よければ私とデートを!あ、いやっお店を交換しませんか?」
CDシアターより、アリーナ「クリフト、これからもわたしを見守っていてね」
クリフト「はっ、はい! あぁ姫様ぁ~~一生ついて行きますぅ!!」
ブライ「尻にしかれるな、こやつは」)

冒険前の2人の関係についてはゲーム内では触れられていないが、小説版では乳兄弟の幼馴染という設定になっている。ちなみに小説版にはアリーナを生贄にさせないために、思い余ったクリフトがアリーナを押し倒すという場面もある。

2014年に放送された人気テレビ番組アメトーークのドラゴンクエスト芸人特集では、クリフトはアリーナの事が大好きだという紹介が、ハートつきのクリフトとアリーナのイラストとともに全国放送されてしまうという出来事もあり話題となった。

またドラゴンクエストヒーローズではクリフトとアリーナが2人一緒にメインキャラとして参戦しており、クリフトは一時的ではあるがついに念願のアリーナとの2人旅を実現した。発売前の公式生放送での紹介では、堀井雄二氏自らがクリフトの台詞を読みあげる様子や、アリーナとの会話ムービーが流され、クリフトとアリーナ2人での戦闘デモプレイが行われたり、戦闘不能になったアリーナをクリフトが「姫さま」と言いながら駆け寄り生き返らせる場面も紹介され、「クリフトのアリーナに対する想いも台詞に反映されている」と解説されるなど、何かとセットで扱われ、公式作品の中ではかなりクリアリ推しの強い作品になっている。
ちなみにクリフトとアリーナの声は原作者の堀井雄二氏直々の指名で声優の緑川光さんとタレントの中川翔子さんが担当し話題になった。クリフトの性格はリメイク版を踏襲してかなりのアリーナ大好きな性格で、ムービー中、戦闘中、酒場での台詞にいたるまでほとんどの台詞がアリーナへの片想いを全面に押し出したものになっており、高所恐怖症など時折軟弱な面も垣間見えるが、同時に従者としてアリーナを諫めたり守ろうとしたり身を呈してひきとめるなど頼もしい一面の見える場面も多い。またクリフトがアリーナを抱しめるような格好になる場面があるほどやたらボディータッチが多く、アリーナとクリフト専用のサブストーリーや、2人が仲良く会話する場面も沢山あり、原作よりもかなり親密な様子になっていて、クリアリ好きにとってはかなり美味しい作品になっている。

(セリフ例:クリフト「しかし姫さまの身にもしものことがあってはこのクリフト……いえお父上が……」
クリフト「ううっせっかく姫さまとふたりきりだったのに……。」
アリーナ「んもうほんっとにクリフトは心配性ね!このくらいぜーんぜんへっちゃらよ!」
アリーナ「世界樹といえばバンジージャンプよね!クリフト!あとでやってみない?」
クリフト「ひ姫さま!ただでさえ怖いのに……そんな恐ろしいこと言わないでください!」
アリーナ「大丈夫。私が一緒に飛んであげるわ!世界樹のてっぺんからジャーンプよっ!」
アクト「大丈夫だ。高いところを克服するカンペキな作戦を思いついたぞ。まず好きな女の子と手をつなぎ幸せな気分になる。そのまま高いところへ……」
クリフト「昔……私がやまいに倒れた時には姫さまが薬を探してきてくださいましたね。危険な洞くつの奥深くまで……。」
アリーナ「そういえばそんなこともあったわね。クリフトがなかなかよくならないから本当に心配したわ。」
クリフト「姫さま…私のことをそれほど案じてくださっていたなんて……。このクリフトカンゲキでございますっ!」
クリフト「本来なら私は姫さまをおいさめするべきなのでしょうが……とてもほっとしています……。」
クリフト「誰よりも強くてまっすぐでいつだってステキな姫さまだからこそ私は……」)

また、リメイク版以降の海外版のドラゴンクエストⅣのアリーナとクリフトはロシア訛りの英語を話すという設定になっている。これはアリーナとクリフトが異国の人というイメージからで、ドラゴンクエストヒーローズ英語版のアリーナとクリフトのボイスキャストも堀井雄二氏みずからがロシア訛りの英語が話せるキャストの中から選んでいたと、E3でのインタビューで明かされた。

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