第10話
『おそ松さん』の第10話のサブタイトル。
おそ松さんにしては珍しく、アバン以外は別パートが無い初の1本ストーリーもの。
ちなみにアバンはおそ松とカラ松の会話。(※下部に内容について記載)
また、公式女体化回でもあるため、人によっては閲覧注意。
ストーリー(ネタバレ注意)
相変わらずホームレス生活のイヤミであったが、そんな中、お金を払えば一定時間彼女として振る舞ってもらえる「レンタル彼女」という商売の存在を知り、チビ太やダヨーンと共に女装して「レンタル彼女」を始める。当然ながら客は来ず、挙句の果てに
おそ松「レンタル彼女!?ただの化け物!鏡見ろバーカ!!」
チョロ松「ケツ毛燃えるわ!ブス!」
カラ松「フッ、吐きそうだ…。」
一松「消えろよ。メシ食えなくなる。」
十四松「ワンナウト!ツーアウト!スリーアウトー!チェーンジ!!」
六つ子「じゃあな!ブス!!」
と松野兄弟から散々に罵倒されたことでイヤミとチビ太は落胆。一緒に女装していたダヨーンからも「お前たちバカなのかヨーン!」と言われてしまう。
(ちなみにトド松の言う「アロマ企画」とは、マニアックな大人向けビデオメーカー。18歳未満のユーザーは、気になったとしても検索しないように。)
いくら女装しようが、ブスでは六つ子は目もくれないのであった。
他人に対して滅多に毒舌を吐かないカラ松と十四松でさえこの言い様なのだから、最早フォローのしようも無かった。
そして彼らを見返すべく、イヤミとチビ太は美しくなるために厳しい修行をするが、結局その成果があらわれることはなく、最終的に2人はデカパン博士に頼み込んで「美女薬」を制作してもらう。薬の効果でイヤミはグラマーな美女・イヤ代に、チビ太はロリ美少女・チビ美に見事変身。再び松野兄弟に「レンタル彼女」のチラシを渡すや、兄弟は簡単に引っ掛かり、美女とのデートに舞い上がった挙句、オプション料金として「目があった料」、「周りへの優越感料」、「生足チラ見料」などの法外な金額を請求されても嬉々として支払い、全財産を巻き上げられてしまった。
しかし、薬に耐性が付き出したことで変身時間が徐々に短くなり始め、イヤミとチビ太はそろそろ潮時と見て店じまいしようとするが、そうとも知らぬ六つ子は、エロい事をしたい一心でニートを卒業。働きまくり、ヤバい方面の仕事に手を出してまで大金を用意し、再びデートを申し込んできた。恐るべき童貞の執念に呆れつつも、金に目が眩んだ二人は最後のひと仕事のつもりでレストランデートを受けるが、遂に薬の効果がなくなって、六つ子の前で元の姿に戻り、正体がばれてしまう。
当然そんな彼らを許す六つ子ではなく、イヤミとチビ太は虎の入った檻に監禁される。兄弟の中でも特に「公式設定はM」のはずの一松の怒りはすさまじく、檻の鍵を彼の言い値でレンタルするか尋ねられたり、ニセの鍵を渡されたり、金額を天文学的に吊り上げられたりと、イヤミとチビ太はとんでもないドSなお仕置きを受ける事になったのだった。
お・チ・カ・ト・十「あざーす!」
一方、ダヨーンは美女薬の力でミスコンで優勝するが、その表彰式の最中に元の姿に戻ってしまった(その様子をテレビで見ていた松造はビールを思い切り噴き出していた)。
原典?
コミックボンボン版「おそ松くん」のエピソード『スパーク!!トト子ちゃんの巻』(電子書籍版33巻収録。初出は月刊コミックボンボン1989年1月号)
イヤミとチビ太がデカパンの発明した変身マシーンでトト子ちゃんに変身して松野兄弟をダマすお話。「女の子に変身する」というトコロから「レンタル彼女」の原典とも考えられる?
ちなみに、この物語ラストは変身マシーンが壊れてしまった事で、皆の前で元の姿に戻ったイヤミとチビ太は松野兄弟に、いやその場にいたトト子ちゃんが状況を理解して激怒!
彼女にボコボコにされてしまう。
松野兄弟もトト子の恐ろしさを実感し、しばらく距離をおいた。
また『イヤミさん好きよ!のまき』(電子書籍版34巻収録。初出は月刊コミックボンボン1989年11月号)では、デカパン博士が30分だけ美人になれる薬を開発したエピソードがある。
派生ゲームでは
アプリゲーム「にゅ~パズ松さん」(配信期間:2017年9月30日~2019年1月28日)にもレンタル彼女のエピソードがあった。
レンタル彼女の激安キャンペーン(1時間625円)なるチラシを見た六つ子は、前(アニメ)のような事はないだろうとまた申し込み、アニメのように怪しんでいたチョロ松も結局は待ち合わせ先のスタバァに同行した。
待っていたのは清楚な水色のワンピースを着た長い髪の女の子で、一番仲良くなろうと自分をアピールする六つ子だったが、実は彼女は○○○であった。
関連タグ
おそ松さん おそ松さん(アニメ) 女体化 イヤ代 チビ美 公式女体化 美女薬
性転換松 - ファンによる二次創作
レンタル彼女(表記ゆれ)
第10話アバン「カラ松の悩み」
第10話のOP前のアバンの仮称。
いつも周りにイタがられているが怒らないカラ松の秘密が明らかに…。
あらすじ(ネタバレ注意)
そんな時、おそ松はカラ松から相談を受ける。
その内容とは…
カラ松「イタいって何だ?」
今までイタイと言われていたが、全然意味が分かっていなかった。
その後も、クソタンクトップとクソカラコンの怒涛のコラボ(笑)、更にカラ松の天然&イタさ発言にとうとうおそ松のアバラが悲鳴をあげる。
…しかし、その後は痛くなく感じた。
どうやらおそ松にカラ松のイタさの「耐性」がついたようで、アバラが折れる現象がおさまったらしい。
おそ松「お前は変わる必要が無いよカラ松。周りがバカになればいいんだ。」
…という結論に達してしまった。
カラ松「…よかった。」
トド松「いや!何が良かったの!?」
余談
- この話に出てくる「耐性」という言葉が記事上部のレンタル彼女の話の伏線になっている。
- おそ松がこの話で「変わらなくていい」と言った結果が後日のクソタンクトップである。そしてこの話で変わらなくていいと言われたことが対になっている話がコレである。