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編集内容:2019年2月以降設定の上り「京王ライナー」について加筆

概要

 京王電鉄初の座席指定列車。長距離区間の利用者の着席需要にこたえるため、2018年2月22日のダイヤ改正より京王線相模原線で運行を開始する。

 列車種別も兼ねており、名前は

  • 京王ライナー
  • 京王スマートライナー
  • Luxpress(ラクスプレス)
  • WESTER(ウェスター)

の候補4案から一般投票により決定した。

 平日・土休日共に夜間に下りのみ、京王八王子行き・橋本行きが5本ずつ、計10本運行される。

 橋本行きの方が八王子行きより満席になる傾向が強い。

 尚、平日はそれなりに入っているものの満席とは言い難く、土休日になると特に京王八王子行きの列車が凄く空いている。

 理由は明大前駅に停車しない為、井の頭線の客を取りにくい事、下記にもある通り400円とこの手のライナーとして割高な運賃が挙げられる。

その後、2018年には高尾山口始発の行楽臨時列車「Mt.TAKAO(マウントタカオ)号」で上りの運行を開始。

同年末には終夜運転として臨時の「京王ライナー」が新宿発高尾山口行きで運行された。

そして2019年2月より、朝の通勤時間帯に上りの「京王ライナー」が新たに設定される。

こちらは下りと違い、京王線では府中以西、相模原線では京王永山以西が乗車専用となる。

料金

 座席指定料金は一律400円で、府中駅または京王永山駅から乗車する場合(下記停車駅で斜字で示した区間のみ乗車の場合)は指定料金不要で乗車できるが、新宿駅乗車時に車内で精算した場合は300円が上乗せされる。

 但し、中央ライナーより料金を安く済む一方、ロマンスカーレッドアロー等と同額、京急ウィング号TJライナー拝島ライナーより高い料金になっており、設備面で考慮するとロマンスカー(主にホームウェイ号)やレッドアローよりも高い点は注意が必要となる。

 一方、先述の通り2019年2月より運行される上りの「京王ライナー」では、下記停車駅で斜字で示した区間にある駅は乗車専用となるため途中下車はできない。これは京急における「モーニング・ウィング号」などと同様の形態と言ってよい。

停車駅

駅番号京王線系統駅番号相模原線系統
KO01新宿KO01新宿
KO24府中KO40京王永山
KO25分倍河原KO41京王多摩センター
KO27聖蹟桜ヶ丘KO43南大沢
KO29高幡不動KO45橋本
KO33北野
KO34京王八王子

※乗車時間などの都合から、通常の特急列車が停車する主要駅、明大前駅調布駅京王稲田堤駅は通過となっている。

車両

 「京王ライナー」用に新製されたデュアルシート5000系(2代目)クロスシート状態で運行される(その他の列車ではロングシートで運行)。また全座席にコンセントが設置されている。

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