概要
「ポケモンSM」の登場人物のひとり。
太眉と褐色が特徴で田舎娘風の格好をしている少女。
名前の由来はハワイ固有種の植物「hāpuʻu」。
老人のような古風な口調で話す。いわゆるのじゃロリ。一人称は「わらわ」だったり「わし」だったりと安定していない。この口調の理由は彼女の出身地であるポニ島の人口密度に関係しており、子供が彼女ぐらいしかいないのが原因である。この口調は祖父譲りらしく本人はこれが普通だと思っているため、逆に普通の口調で話す者を不思議がっている。
普段は半目だが、バトル時などいざという時にはカッと目を見開く。
この時の彼女の表情はちょっと怖いが迫力と貫禄、強者のオーラが感じられる。
また、この「カッ」の時、瞳の真ん中の白い部分が黒くなる。
アーカラ島6番道路(ロイヤルアベニューとの分岐点)でスカル団と揉めていた所で主人公に遭遇。
その後、ウラウラ島で再会したときにじめん、はがねポケモン以外通れない岩場を走破する為にバンバドロをライドギアに登録してもらえる。
とある事情からバンバドロに乗って島巡りのようなことをしており、その後も要所要所で主人公とリーリエに会い、力を貸してくれる。
「がんばリーリエ」の名付け親。
外見から主人公やリーリエとほぼ同年代と思われるが、口調と落ち着いた物腰からリーリエからはさん付けで呼ばれている。
バンバドロとは特別絆が深く、それに関しては誰にも負けないと自負している。 此は家族である祖母もミニスカート時代からバンバドロを相棒に当時の若きしまキングに挑み続けていた事にも由来する(USUM要素)。
普段は農作業をしており、エンディングでのイラストでその様子が確認できる。海の民の村にあるレストランに野菜を出荷しており、自分で作る時間が無いときはここで食事している。
家族構成は祖母しか見当たらないが、実家にはアローラニャース、バンバドロ、イワンコ、ウソッキー、カイリキーと一緒に生活している。また、ミルタンクもおり、話すと回復できるので、わざわざ海の民の村にあるポケモンセンターまで戻らなくてもよい。
素性
その正体はポニ島の先代しまキングの孫。
祖父は数年前に他界しており、先代しまキングの孫である彼女は次代のしまクイーンになろうとしたのだが、カプ神に認められず、心身共に一から鍛え直す為に列島各地を放浪していた。
つまり本編におけるポニ島のしまキングは空席だったのである。
そしてポニ島にある彼岸の遺跡で主人公とリーリエに見届けながら正式にカプ神に認められ、晴れてしまクイーンの座に就いた。
早速その足で主人公に大試練を与える事に。
余談だが、後に主人公はポニの大峡谷の奥地でさらにドラゴンタイプの試練を受けることとなる。
……大試練って何だったっけ。
一応、この試練にキャプテンは関わっていないので、キャプテンが関わる公式の試練とは異なる非公式の試練ともとれる。
ポケモンUSUMではマツリカの試練をクリアした後、ナッシーアイランドで大試練を行う。
手持ちポケモン
サン・ムーン
じめんタイプの使い手。
殿堂入り後はチャンピオン防衛戦のトレーナーの1人として登場する。
回数 | 手持ち |
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1回目 | アローラダグトリオ(Lv.47)、トリトドン(Lv.47)、フライゴン(Lv.47)、バンバドロ(Lv.48) |
チャンピオン防衛戦 | アローラダグトリオ(Lv.63)、トリトドン(Lv.63)、フライゴン(Lv.63)、ワルビアル(Lv.63)、バンバドロ(Lv.63) |
ウルトラサン・ウルトラムーン
回数 | 手持ち |
---|---|
1回目 | ゴルーグ(Lv.53)、トリトドン(Lv.53)、フライゴン(Lv.53)、バンバドロ(Lv.54) |
チャンピオン防衛戦 | ゴルーグ(Lv.68)、トリトドン(Lv.68)、フライゴン(Lv.68)、ワルビアル(Lv.68)、バンバドロ(Lv.69) |
アニポケのハプウ
CV:竹内順子
「サン&ムーン」104話で漸くの登場。パートナーはバンバドロの他ゴルーグが追加されている。
ゲーム本編と同様にまだしまクイーンではないが、左手首には既にZリングを所持している。
大らかだったゲーム版と比べると、見ず知らずの他人を信用しない偏屈な性格となっており、不用意に畑へ踏み込んだサトシ&ピカチュウを大根泥棒と決めつけて叩きのめした。ジョーイさん曰く負けず嫌いで、前は負けた大人に何度も挑戦していたと言う。
家族に対する設定にも変化が見られ、ゲーム版にはいない両親は海の民の村にて健在だが、ひとり祖父であり先代のしまキングソフウが居た思い出の住居に一人残って野菜を育てている。
また島キング/クイーンに対しても島の護り神に近しい存在だとして厳格にみなしている。そのため島キングがいないからと即カプ・レヒレに代行してもらおうとしたサトシとグラジオには厳しい目を向けた(後に一応撤回)。
しかし懲りる事も自粛する事もなく自身に絡もうとしてきたり、見たこともないような熱いバトルを繰り広げるサトシには何か感じ入るものがあった様子。
交流を重ねる内に彼らへの態度や、異なる価値観への姿勢も柔らかいものとなっていき、108話でカプ・レヒレの霧に囚われたサトシたちを救おうとした強い心がカプ・レヒレに認められ、祖父の魂の前で新たなしまクイーンに認められた。
続く109話ではサトシと大試練を行い、バンバドロとピカチュウの1vs1のバトルで勝負。勝利したサトシにピカチュウが選んだハガネZを渡した。
Zワザ発動時の前口上は「ポニ島に張り巡られし大いなる根よ。我らに力を与えたまえ!」。
アニメの手持ちポケモン
空を移動するときはゴルーグに乗って移動する。サトシと最初に会った時には相性の良さもありピカチュウを圧倒した。
使用技は「ラスターカノン」「10まんばりき」。
通常の個体よりも更に大きく、バンバドロの姿を一目見ただけでスカル団が恐怖に駆り立てられたほどである。
サトシとの大試練ではピカチュウと対決。でんこうせっかの連続攻撃をものともせず、とくせい「じきゅうりょく」でぼうぎょを上げ反撃。だが、サトシの機転でフィールドの柱が倒れた衝撃で海水を浴びたことで「みずびたし」状態になってしまい、エレキネットで動きを抑えられスパーキングギガボルトをくらい戦闘不能となった。
使用技は「10まんばりき」「にどげり」「じならし」「ふみつけ」。
関連イラスト
関連タグ
他のじめんタイプの使い手