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キハ31の編集履歴

2019-03-14 21:21:32 バージョン

キハ31

きはさんじゅういち

キハ31形とは、国鉄→JR九州の一般形気動車。

概要

1987年国鉄民営化直前に、九州地区の老朽車両の取替えを促進し、経営基盤の整備を図る目的で、JR九州になった後の製造分も含めて両運転台車が23両製造された。


ワンマン運転対応の17m車で、軽量ステンレス車体を採用。エンジンは新製のDMF13HS形を搭載した一方で、液体変速機や台車、ブレーキは廃車発生品のものを流用した。


車内はクロスシートで、一部は新幹線0系から流用したが、後に大分所属車の5両がロングシートに改造されている。トイレは設置されていない。


筑豊本線福北ゆたか線以外)・後藤寺線日田彦山線日豊本線)・三角線肥薩線で運行されていたが、先述の通り一部機器は流用品であったこと、トイレを装備していないこと、そしてBEC819系蓄電池電車投入と従来気動車の車両転属もあり、2017年より廃車を開始。2019年3月のダイヤ改正をもって定期列車の運行を終了することになった。


その他情報

  • 熊本地区所属のキハ31 14は、運用開始間もない頃のいさぶろう・しんぺい用として座席の一部が畳敷きに改造されていた。この車両はいさぶろう・しんぺいの車輌置き換えにより快速「九千坊号」として運用されたが現在は一般運用に戻っている。
  • 熊本地区所属のキハ31 18は、2010年11月に期間限定でバイオディーゼル燃料を使用して運行された。
  • キハ31 20は2004年くま川鉄道に移籍してKT311形として運用されたが、2013年に運用離脱して廃車となった。本形式の初の廃車でもある。

関連タグ

鉄道 気動車 ディーゼルカー 日本国有鉄道 JR九州 くま川鉄道

キハ32 キハ33 キハ54

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