ハァイ、出ました~。シバの国を治める女王、と呼ばれておりました。”シバ”とお呼びください。
ハイ? ホントの名前ですか? う~ん、そこからは別料金ですねぇ
プロフィール
真名 | シバの女王 |
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性別 | 女性 |
身長 | 173cm |
体重 | 59kg |
出典 | 旧約聖書、新約聖書 |
地域 | 東アフリカ、アラビア半島南西部 |
属性 | 中立・善 |
好きなこと | ラクダの飼育 |
嫌いなこと | 支払い |
ILLUST | 加藤いつわ |
設定担当 | ??? |
CV | 佐藤聡美 |
耳もしっぽも、スベスベのモフモフです。
概要
『Fate/Grand Order』に登場するキャスターのサーヴァント。レアリティは☆4。 亜種特異点Ⅳクリア後にストーリー召喚に追加される
メインシナリオでは、1.5部の亜種特異点Ⅳ『禁忌降臨庭園セイレム』に「ミドラーシュのキャスター」の仮称で登場。
レフ・ライノールが作り出したカルデアの近未来観測レンズ『シバ』の名前の由来となった人物であり、ゲーティアの元となったソロモンとも深い関わりがある。
レイシフト先であるセイレム村にて、少女アビゲイルの家に仕える黒人奴隷の使用人ティテュバとして登場。
元々はレフが魔神柱の暴走に備えてカルデアの「近未来観測レンズ・シバ」内に仕掛けたカウンターシステムによって召喚された存在で、セイレムでの異変の際にシバは彼女を独自に召喚しセイレムに送り出した。しかし持ち前の「魔神耐性」が中途半端だったために結界に飲み込まれてしまい、「ティテュバ役」に押し込められ、サーヴァントの記憶と能力を封じられてしまった。その事態を受けてシバの女王だけでは目的を果たせないと判断したシバが、バックアップとして召喚したのがもうひとりのキャスターだった。
その後カルデアの介入でセイレム内での事態が変化し、ティテュバが処刑されティテュバの死体が食人鬼として蘇って主人公たちに倒されたことで、「ティテュバ役」から解放され本来のサーヴァントとして復活し、主人公たちカルデアに協力する。
人物
間延びした剽軽な丁寧語口調で話し、豊満な肢体をエキゾチックな装いに包む、尖ったケモミミとケモシッポを持つ美女。感情が耳や尻尾に現れやすく、慌てたり怒るとピコピコ動く。
普段は軽薄かつ我欲に正直であり、キャス狐のようにおちゃらけた態度を崩すことはない。ただしそれは彼女なりの対人術・処世術であり、そのベールの下にはとても知的な素顔を隠している。
良く言えば倹約家、悪く言えば守銭奴の根っからの商売人であり、言葉遣いも商売に関するものに置換されることがある。また常に何かしらのビジネスチャンスを模索し財テクに余念がないが、現状中々ブレイクしていない等、新たなお騒がせ要員の片鱗を見せ始めている。
良くも悪くもギブアンドテイクに厳格で忠実な契約主義者。彼女にとって無償の善意など無く、全てが支払うべき対価の存在する商品であり、より多くを望むのであれば「ここから先は別料金ですよ?」と事前説明を怠らない。
人間の父と魔神(ジン)の母の混血として生を受け、上記のような取引に律儀な性分は、母方の特性を色濃く受け継いだ生い立ちに関係しているのかもしれない。
母方の血から彼女は「未来視」の能力を持っている。それによって彼女は近未来を見据える事ができ、そのためにポーズや演技を行うこともある。また彼女は親しくなった人物に自身の見た未来を語りたがらない。それだけ、彼女は未来視が今を生きる者にとってくだらないことだとも認識しているようである。
本人もビジョンの解釈違いで目論見を外して実際の事態に面食らうことがままあり、使用には消極的な様子。
また、砂漠やラクダが大好きな生粋の砂漠民で、しばらくそれらに触れられないでいると情緒不安定になる。加えて「近未来観測レンズ・シバ」の名前の元ネタだったり、シバに仕掛けられたカウンターシステムによって一度は召喚されたことから、カルデアのシステムと強い繋がりをもっており、彼女の機嫌が荒れるとカルデアのシステムも不具合を起こすなどの弊害を産んでいる。
ちなみに好きなラクダはヒトコブ派。地元品種(主な生息域:アフリカ)だからか強いこだわりがあり、外来種に当たるフタコブ(主な生息域:中国)はせいぜい畜産資源扱いでむしろ風当たりがキツい。
真名
「シバの女王」。エルサレムの南方にある「シバ王国」を統治したとされる謎多き女王。
しかし、女王と王国の実在を示す確かな証拠は一切発見されていない。
ある時、女王は、名高き賢者ソロモンの知恵を授かろうと、大量の献上品をたずさえてエルサレムを訪れた。ソロモンを試す三つの謎掛けはことごとく看破され、エルサレムの繁栄ぶりに女王は感服する。女王とソロモン王は互いに贈り物を交わし、そして再び帰路についた。
王国候補地の一つである東アフリカのエチオピアでは、女王はソロモン王と結ばれ、初代皇帝の母となった、とする壮麗な建国神話が残されている。
ちなみに彼女にも人並みの名前は存在するとされているが、資料によってその名前は千差万別であり、やはり彼女の存在を的確に表すのは「シバの女王」しか無いとされている。
能力
魔神とのハーフである彼女は多数の霊鬼(ジン)を操るすべを知っており、また未来視の能力をもつ。基本は手に持ったランプから召喚した白い煙を操って攻撃する。
そしてなによりも魔神に連なるものであることから本人曰く「魔神耐性」を持っているとされているが、情報という資源を持ちすぎた故にセイレムでは後手に回らざるを得なくなった。
ステータス
マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 |
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藤丸立香 | D | C | D | A | A | B |
スキル
陣地作成(C) | 魔術師として自らに有利な陣地を作り上げる。 |
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対魔力(A) | Aランク以下の魔術を完全に無効化する。事実上、現代の魔術師では、魔術で傷をつけることは出来ない。 |
カリスマ(B-) | 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において自軍の能力を向上させる。稀有な才能。 カリスマは稀有な才能で、一国の指揮官としてはBランクで十分と言える。 |
精霊の目(A) | 公正厳重な取引が行われる結界を周囲に形成する。物品の鑑定のみならず、戦闘中の敵の疑わしい挙動も見逃さない。自身のクリティカル威力をアップ(1T)&無敵貫通状態を付与(1T) |
魔神の叡智(A) | ソロモン王に謎掛けを挑むほどに恵まれ研ぎ澄まされた才覚と知恵。味方全体のアーツ性能をアップ(3T)&バスターカード性能をアップ(3T) |
宝具
三つの謎かけ(スリー・エニグマズ)
- ランク:B
- 種別:対人宝具
- レンジ:
- 最大捕捉:人
この空櫃(からひつ)の底に秘された問いこそは、汝を測り、見定める戒めとなる!
かかれ! エハッド! シュタイム! シャロッシュ!
女王に仕える三つ子の霊鬼(ジン)が現れ、敵に難題を問いかける(物理)。
三体の霊鬼の名前はそれぞれ「エハッド」「シュタイム」「シャロッシュ」。
現代ヘブライ語で、それぞれ「1」「2」「3」という意味を持つ。
名前からは想像もつかないほどアグレッシブな宝具。
エハッドが敵を吹き飛ばし、シュタイムが天高く打ち上げ、シャロッシュが地面に叩きつけ、トドメに三体同時にエネルギー弾を相手に食らわせる、「謎かけ」とは何ぞやと言いたくなるような連続攻撃。シバ連弾とか言ってはいけない。
種別はArts、効果は『敵単体に超強力な攻撃&防御力をダウン(3ターン)〈オーバーチャージで効果アップ〉&攻撃力をダウン(3ターン)〈オーバーチャージで効果アップ〉&HP回復量をダウン(3ターン)〈オーバーチャージで効果アップ〉』
関連人物
聖書にて彼女が感服した想い人。エチオピアの伝説では彼との間に子をなしたとされている。
サーヴァントとなった今もその想いは変わらないようで、主人公らにとっても大切な人物に興味津々だった。
『お義父様と呼んでかまわないとも』とか宣いながら彼女に近づいてきたソロモン王の父親。
彼に対しては嫌悪感が先立つようで、嫌いながら軽くあしらっている。ただし彼がスルーするとそれはそれでムカつくという犬猿の仲。
同じ守銭奴という点で意気投合した女神。
『禁忌降臨庭園セイレム』で仲良くしていた記憶からお互いに気安い関係。たまに彼女の想い人の話を振られてからかわれる仲である。
その他
ミドラーシュとは、ヘブライ語で「捜し求めるもの」の意味。
セイレムでは「ティテュバ」として最初に登場し、直後に劇中劇で「シバの女王」として顔割れしてしまったため、キルケーと同じく「○○のキャスター」と呼ばれた時期は殆どなかったりする。イベントでは一応「ケモミミの女王」とぼかして表記されることも。
なお、完全に真名が判明してもわかるのは名字だけで、通り名でしか呼びようがない数少ないサーヴァントである(名字にしてもあくまでもエチオピア神話を参考にすればという話ではあるが)。
ちなみにスキル2と宝具の効果によって「お義父様と呼んでかまわないと宣ったいけ好かない羊飼い」と「想い人にネカマとして接していた花の魔術師」を問答無用でボコボコにしつつ彼らの強みを殺すことができる(特に前者はスキルによる回避を無敵貫通で潰し、同じくスキルによる攻撃・防御アップ、HP回復の全てを宝具で軒並みダウンさせるといった徹底メタっぷり)
関連項目
Fate/GrandOrder サーヴァント キャスター(Fate)
淑やかな口調、支配階級、露出強等、共通点が多く見られる他のキャスター