カラカル(けものフレンズ)
からかる
概要
CV:広橋涼(NEXONアプリ版)/小池理子(2期アニメ版)
けもフレ図鑑にて、サーバルとは長い付き合いであると語っており、各媒体でも作中で何らかの形でサーバルと絡んでいる。
作品によってややバラつきがあるものの、他フレンズ(特にサーバル)をからかうのが好き(カラカルとからかうをかけたダジャレなのだろうか?)だが、面倒見が良い性格として描かれることが多い。
外ハネしたロングヘアに、特徴的な房毛の付いた黒い猫耳がアクセント。
衣装の構成はサーバルやスナネコといった中型ネコ科の共通デザインとなっており、カラカルの体色であるオレンジを基調としたもの。
ネコ目ネコ科カラカル属、カラカルよ。
耳の房毛がイイ感じでしょ?
昼寝と面白いことが好きだけど、サーバルを見てるのが一番飽きないかな。
ま、サーバルとの付き合いは多分一番長いから扱い方は心得てるわよ。
サーバルのことをよくからかったり、時折辛口な言葉を浴びせたりするが、それは付き合いの長いサーバルのことをよく理解し、大事に思っているからこその、彼女なりの愛情である。
メインシナリオでは第1章より登場。偽サーバルをなんとか退けた主人公一行はパーク巡りを開始するにあたり、サーバルの提案でカラカルに会いに行くことに。その一方、昼寝していたカラカルは寝ぼけ眼のまま偽サーバルに襲撃され、ジャパまんを奪われてしまっていた。
一行はカラカルと合流するが、当のカラカルは怒り心頭。偽サーバルのことは特に信用してもらえず、パークガイドさんとグルになっているのではないかとさえ思っていたが、実際に偽サーバルに遭遇することで誤解を解き、サーバルに謝罪。主人公への恩返しと、偽サーバルを追うため、一行の『フレンズ』となる。
と、本編ではメインキャラの一人として活躍するが、裏ストーリーではなんと黒幕として登場。
サーバルやセーバルに周りが構いっぱなしで自分の存在がすっかり忘れられてしまった事に憤慨し、真のヒロインの座を奪い取りパークを支配するため、スタービーストを操ってサーバルを誘拐し、セルリアンの女王を模した女王ロボを開発する(闇落ちも甚だしいその暴走っぷりはサーバルからダークカラカルと称され、友達じゃないと絶交宣言される程だった)。
ロボットを駆使して一行に襲いかかるが、激戦の末に敗北。
女王ロボをサーバルとセーバルに破壊され、自身も助からない傷を負って事切れるという悲しい傷痕を遺す。
……というのは全てサーバルの夢オチ。
実は裏ストーリーの後半内容はタカ達のタイム計測に付き合った際、あまりの速さに気を失ったサーバルが見た夢なのであった。
第1章(キュウシュウチホー)クリアで仲間になるフレンズ。
レアリティ☆3のピュア属性で、攻撃タイプは近距離型。
所属グループはサーバルと同じくにゃんにゃんファミリー。
所有スキルは先頭の敵1体に攻撃力の7.5倍のダメージを与える「エリアルループクロー」。
サーバルの親友の一人。彼女のよきツッコミ役である。
またジャパリカフェのオーナー・ピーチパンサーの知り合いでもある。
第4話で初登場。新人飼育員である菜々の歓迎会を開くに当たって、サーバルがアドバイスを貰おうと彼女のもとへ訪れる。そこで彼女は野菜サラダを作るのだが、その際に薀蓄を披露するなど、博識な一面を持っている。
一方でヘビ入りびっくり箱の餌食になったり、その後、遠足で向かった雪山で遭難し風邪をひいてしまうなど、天然なサーバルに振り回される場面もしばしば。
1期アニメ版においては、キャラクターとしての直接の登場はしていない。
10話において、ラッキービーストの記録映像の中でサーバルがカラカルの存在について言及されているものの、そこにカラカル本人の姿は映っておらず、声も記録されていなかった。
サーバル・ミライと協力してセルリアン討伐に向かっていたようだが、その後の消息については一切不明である。
再放送第1話にて、「お絵かき動物図鑑」のコーナーで(静止画だが)登場を果たした。
2018年9月2日に開催されたPPP単独ライブにて公開されたけものフレンズ2の初プロモーション映像に登場。自慢の爪で突如現れたセルリアンに勝利し、そのまま草むらに逃げ込んでいく。
この頃はまだサーバルの存在も確認されていなかったため、けものフレンズ2において最初に発表されたフレンズとなる。
その後Twitterにより発表されたキービジュアル第1弾においてサーバルと共に登場し、けものフレンズ2のメインキャラとして登場することが正式に発表された。
アニメ本編では、突如ジャパリパークにやってきた謎の子ども「キュルル」のおうちを探すパートナーとして、サーバルと一緒に冒険する。
森の中にセルリアンがいる――そんなロバからの情報をもとに森の中を捜索していたカラカルは、そこで森で迷い込んだキュルルを偶然発見する。
「ここはセルリアンがいるから危ない」とキュルルを森の外に連れ出したカラカルは、一時は2体のセルリアンに囲まれて窮地に追い込まれるものの、そこに現れたサーバルが1体を仕留めたことで形勢逆転し、その後サーバルと協力してもう1体も仕留める。
セルリアンを仕留めた後で、改めてカラカルはキュルルについてサーバルと色々尋ねるが、キュルルが何のフレンズかという話題になった際、カラカルは「以前サーバルが会ったことがあるというヒトのフレンズ(※もしかして……)ではないか」と推察する。
その後、キュルルが長い間眠っていたという施設を訪れた際に、カラカルはそこがキュルルにとっての巣(=おうち)だと指摘するが、キュルル曰く本当のおうちは別にあるらしく「おうちに帰りたい」と涙をこぼす。
そこでサーバルの提案によって、キュルルのおうちを一緒に探すという冒険に付き合うところから、けものフレンズ2の物語は始まるのであった。
一人称は「あたし」で、二人称は「あんた」が基本。キュルルやサーバルのことは呼び捨てにしている。
大胆で元気いっぱいのサーバルに比べると、カラカルは比較的冷静な行動が目立つ。たとえばサーバルがジャンプひとっ飛びで超えてしまう斜面も、カラカルは小ジャンプで普通に坂を滑り降りる。
ただし性格自体は落ち着いているわけではなく、セルリアン相手に積極的に勝負を仕掛けたりするなど、むしろ気が強い気質である。
負けず嫌いなところもあり、1話でカルガモ達と一緒に溝を飛び越える際は、「あたしを誰だと思っている」という勢いでサーバルを超える高いジャンプ力を披露した。3話ラストでは自身の弱点(後述)をサーバルにツッコまれるも、いわゆるツンデレ対応でその事実を認めようとせず、9話で別離したキュルルにスケッチブックを届けようとした際には、「顔も見たくないんじゃなかったのか」というサーバルの含みを持たせた言葉に「サーバル一人だと心配だから」とわかりやすい反応で返答している。
冒険メンバーの中では比較的常識的な対応ができることから、会話ではツッコミに回ることが多い。
だが実際は不憫役でもあり、彼女だけが理不尽な目に遭ったり、逆に自身のポンコツな姿を披露することも結構あったりする。
- 1話:溝を跳ぶ際、サーバルに負けないジャンプ力を披露するもカルガモより前に着地してしまったため、カラカルだけ失格判定を受ける。
- 2話:完成したブランコで遊ぶ際、カラカルがブランコから跳んだ着地点がぬかるみになっており、顔からダイブして全身泥だらけになる。
- 3話:船に乗った際、海上にいる間ずっと海を怖がっている。本人曰く「警戒心が強い」からだそうだが、時にはサーバルにしがみつきながら怯えており、口調も普段に比べるとだいぶ弱々しくなっていた。
- 4話:次の目的地がキュルルのおうちに近い事を察して、別れを惜しむ照れ隠しのあまり「もう少しくらいピンチがあってもよかった」と発言した直後にジャパリラインが停止、線路が分断されて走行不可という大ピンチに陥る。
- 5話:ヒトを怖がってるフリを強いられ、サーバルと共にぶるぶる震える演技を披露してドン引きされ、ヒトに操られて茶番を演じていると勘違いされて「あれは確かにキツかった」と発言。
- 6話:激辛鍋料理に口を付けて顔を真っ赤にして悪態を付けるが、文句を言いながらも食べ続けてしまう。
- 7話:いまいち乗り気じゃないのにリレーに付き合わされ、競争相手のG・ロードランナーに煽られて凶悪な目つきで激昂。さらに走行せずに飛行する反則技を使ったロードランナーに対して「飛ぶ鳥を落とすのが得意」という特性を発揮してレースそっちのけでチャンバラを始め、交代相手のチーターに怒られたあげくロードランナーの先行を許してしまう。
- 8話:PPPの前座として寸劇をやることになったが、なぜかセルリアン役をやらされ、本番に間に合わなかったあげくにキュルル達に本物のセルリアンと間違えられる。また、セルリアンの着ぐるみの造形が特徴的過ぎたために視聴者からネタにされた。
1話時点ではあくまで「サーバルが行くなら着いていく」というぐらいの気持ちだったカラカルだが、キュルルに対するカラカルの心境は徐々に変化している。→カラキュル
- 4話:キュルルを出会い頭に連れて行こうとした謎の二人組に対して前面に出て怒りを露わにし、威嚇でねじ伏せている。
- 5話:突如現れた謎の奇怪なフレンズから逃げ遅れたキュルルに注意を換気し、さらに自ら救おうとした。
- 9話:カラカルのキュルルに対する気持ちが如実に明らかとなった回。キュルルが攫われた原因について「キュルルはおうちに帰ったのではないか」と推測したサーバルの言葉に、カラカルは明らかに寂しそうな表情を見せ、イエイヌの住処で楽しそうに遊ぶキュルルを発見した際には「おうちに帰るまで護衛する役割」を失ったあげく「自分よりおうちを選んだ」ことに大激怒。「キュルルと一緒に居たい」という気持ちを伝えられない自分を棚に上げてキュルルを非難してしまい、そのまま喧嘩別れしてしまう。しかし、キュルルの忘れていったスケッチブックを届けようとするサーバルの粋な計らいにより、真っ先に彼女も引き返すことを決めた。最終的にキュルルと和解できたが、ビーストとの騒動の最中でスケッチブックを紛失したことで、結局最後は再びキュルルと揉めている。
ラッキービーストのことは、4話において「ラッキーさん」と呼んでいる。もともとそう呼んでいたのか、あるいは別のフレンズに影響を受けたのかは不明。
2期アニメのメインキャラの一人になっただけあって、初めてOP・ED映像にもデビューしたが、ED第1弾の映像において寝相が相当悪いことで話題となった。
これはED映像を担当した千葉高雪氏の嗜好によるものである。
6話以降はEDが第2弾に切り替わったためEDで寝相を見ることはできなくなったが、6話の本編にはいつもの3人がベッドで就寝するシーンが存在する。
一見普通の姿勢で寝ているようだが、よく見てみるとカラカルだけ寝る時の頭と足の方向が逆転しており、さらに下に敷かれていたはずの布団が完全に落ちてしまっていることがわかる。
本編でもやっぱり寝相が悪い。
2019年1月29日、午前2時35分。
ちょうどテレビ東京でけものフレンズ2の3話放送が終了した直後のタイミングで、NHKの自然ドキュメンタリー番組「ダーウィンが来た!」のカラカル回の再放送が決定された(本放送は2010年3月7日に行われている)。
本来この時間帯に再放送が行われる番組ではないため、明らかにけものフレンズ2の視聴者を狙って組み込まれた再放送枠であった。
そしていざ再放送が始まってみると、その冒頭で突如けものフレンズのカラカルが登場し、担当声優である小池理子のセリフとともに番組のオープニングを飾った。
以前サーバルも同じようにサーバル回が再放送されたことがあったものの、その時はサーバルのフレンズが出てくるといった演出はなかった。したがってカラカルは現在、フレンズの中で唯一NHKデビューしているフレンズなのである。
さらに肝心の「けものフレンズ2」3話においては、CM明けの動物紹介コーナーにて「ダーウィンが来た!」のマスコットキャラクター、ヒゲじいがサプライズ出演している。
つまりこの日、カラカルとヒゲじいによるテレビ東京とNHKの相互コラボレーションが実現した、ということである。
放送局すら跨いだこの奇跡のコラボに多くの視聴者が衝撃を受けたことは言うまでもない。その影響は、翌朝になってもTwitterのトレンドに「ヒゲじい」や「カラカル」が残っていたほどである。
第?世代
公式Twitterにてゲーム内に登場するフレンズの一人として発表されている。
デフォルメ調の絵になった故か、スカートにある罰字の縫い目が一つだけになっている。
なお、解説内容の一部にジャンプ力に関するものがあり、(案の定と言うべきか)ついったーちほーの一部フレンズ達がしんざきおにいさんと化している。
なお、本作における彼女は他人をよくからかうイタズラ好きな性格で、世話を焼く事こそないものの「からかい甲斐がある」という理由でサーバルとよく関わっている。
が、それはドジばかり踏むサーバルへの心配の裏返しのようで、その事をライオンから指摘されている。
珍しい行動は「カラカルジャンプ」。「バオバブの木」で披露する。
大きなバオバブの木に一跳びで頂上に着地し、周囲を見渡す。
第2世代
サーバルとの付き合いは長く、よくあちこちでトラブルを起こす彼女に付き合っていられる唯一のフレンズでもある。
……といった事から、このカラカルは他の第2世代フレンズ同様にNEXON時代の個体と同一人物である可能性が高い。
珍しい行動は「ハイジャンパーカラカル」。「ロールケーキタワー」で披露する。
動きは第?世代の「カラカルジャンプ」と同じだが、こちらは着地した後の動作が猫ポーズを取るものになっている。
2019年現時点において、歴代シリーズで唯一サーバルと全く何の接点も持たないカラカル。
期間限定イベント「めんそーれ!りうきうフレンズ♪」にて、チョイ役として初登場。フェネックとはぐれたアライさんが彼女と勘違いして声をかけられていた。また、この時点ではまだNPCとしての登場でユニットとしては実装されていなかった。
後のイベント「ドタバタ!?フェネックカフェ」にて本格的に登場。アライさんが紅茶のカップを割ってしまった為にメイド姿でカフェのお手伝いをする事になったフェネックをアルパカ・ワカイヤと共にお手伝いする事に。
限定バージョンについてはナースカラカルを参照。
ゲーム内では同イベント開催中に実装されたスカウトから入手できた。
レアリティ☆3で、動物グループは橙。
得意地形は平原・夜、苦手地形は雪原。
けもパワーは味方のつよさ小アップ。
所有わざは3ターンの間味方全員のはやさがアップする「ハンティングジャンプ!」。
コラボレーション
コトダマン
属性 | 火 |
---|---|
種族 | 獣 |
レアリティ | ☆5(進化後) |
文字 | か、が |
わざ | 飛びつき |
わざ効果 | 敵単体に強力な火属性攻撃 |
すごわざ | 飛びつきひっかき |
すごわざ効果 | 敵単体に超絶強力な火属性攻撃 |
リーダーとくせい | 火属性HP40%・ATK20%UP(進化後) |
とくせい | 火属性×10ATKUP |
追加とくせい | チェンジガード |
『けものフレンズ2』の制作決定を記念したコラボイベントにて登場。
ジャイアントパンダ同様、2期アニメの放映より先にボイスが収録されている。
ストーリーには関わらず、期間中のみ火属性エリアの常設降臨クエストのボスとして登場。初回撃破で必ず仲間になる。
ちなみにボスとして戦う際、デッキにサーバルを加えているとバトル開始直後のセリフにちょっとした変化がある。
チェインクロニクル
- レアリティ:★★★★★SSR
- 職業:Friends(戦士)
- 所属:旅人
- 武器タイプ:拳
- アビリティ1:カラカルのフレンズ
◆戦闘開始時、マナを2つ所持
◆地形が夜の時、攻撃力・防御力・移動速度UP
◆地形が夜の時、味方全体の攻撃力・クリティカル発生率・クリティカル威力UP
- アビリティ2:サーバルの親友
◆戦場にいると攻撃力・防御力・移動速度・クリティカル発生率UP。敵陣にいるとさらに攻撃力・防御力UP
◆マナを獲得すると一定時間HPが徐々に回復。戦士マナの場合、味方全体にも効果付与
- パーティーアビリティ
◆戦場に自身以外の<戦士>の味方がいると自身の攻撃力・防御力・クリティカル威力UP
- 絆アビリティ:親友の絆
◆地形が夜の時、攻撃力・防御力UP
- スキル1:大ジャンプ
◆ジャンプによる強襲で前方範囲内の敵とその周辺にランダムで4回中ダメージを与える。地形が夜の場合、必殺技の威力UP+ダウン効果付与
- その他
◆パーティーのリーダーもしくは1stに設定するとバトルBGMが変更される
けものフレンズ2とのコラボイベントにて戦士タイプのユニットとしてゲスト参戦。
ユニット実装されたキャラの中で唯一の配布キャラとなっている。
イベントストーリーではユグド側で発生したトラブルにより空に発生した次元の穴から落ちかけていたユギギを助けようとした所をサーバル達と共に吸い込まれ、ユグドからジャパリパークへと帰還すべくケ者大陸のメンバー達と奮闘する。
劇中ではアニメの最終話後を意識しているのか、自身のナワバリを「おうち」と言い直す場面がある。