概要
群馬県前橋市にあるJR東日本両毛線の駅。前橋市の代表駅である。
その割には駅前は殺風景で、かつて駅横に存在したイトーヨーカドーも撤退するなど閑散としている。
同じく群馬県の駅である高崎駅と比較されることが多く、あちらのほうが栄えている。そのため、首都圏の県庁所在地の駅としては最も利用者数が少ない(北関東の各市はおろか、甲府駅や金沢駅、沼津駅をも下回る)。また、前橋市の鉄道路線のジャンクション・拠点ともいえるのは、両毛線・上越線・吾妻線の3路線が乗り入れる新前橋駅である。
昔は威厳のある洋館の駅舎があったが高架化で解体。余計に地味になってしまった。
ある意味前橋市を象徴する駅である。
駅構造
島式2面3線の高架駅で、2面4線化が可能な構造になっている。
ホームは10両編成の電車が対応している。
乗り場 | 路線 | 方向 | 方面 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 両毛線 | 下り | 伊勢崎・佐野・小山方面 | |
高崎線方面 | 上り | 高崎・品川・新宿・横浜方面 | 当駅始発の一部 | |
2 | 高崎線方面 | 上り | 高崎・品川・新宿・横浜方面 | 当駅始発の大半 |
両毛線 | 下り | 伊勢崎・佐野・小山方面 | 一部の電車 | |
3 | 両毛線 | 上り | 新前橋・高崎方面 | 小山方面からの電車 |
利用状況
- 2018年(平成30年)度の1日平均乗車人員は、10,682人である。
- この数字は関東の県庁所在地と中心駅では最も少なく甲府駅、沼津駅、金沢駅、大分駅、熊本駅よりも少ない。
- ちなみに、群馬県の駅のなかで最も利用者が最も多いのは高崎駅。
利用状況推移表
年度 | 乗車人員 | 乗降人員 | 前年比増減率 |
---|---|---|---|
2008年(平成20年)度 | 9,853人 | 19,706人 | |
2009年(平成21年)度 | 9,567人 | 19,134人 | -2.9% |
2010年(平成22年)度 | 9,422人 | 18,844人 | -1.5% |
2011年(平成23年)度 | 9,294人 | 18,588人 | -1.4% |
2012年(平成24年)度 | 9,693人 | 19,386人 | +4.3% |
2013年(平成25年)度 | 10,107人 | 20,214人 | +4.3% |
2014年(平成26年)度 | 10,035人 | 20,070人 | -0.7% |
2015年(平成27年)度 | 10,188人 | 20,376人 | +2.2% |
2016年(平成28年)度 | 10,353人 | 20,706人 | +1.6% |
2017年(平成29年)度 | 10,490人 | 20,980人 | +1.3% |
2018年(平成30年)度 | 10,682人 | 21,364人 | +0.6% |