スワローあかぎ
すわろーあかぎ
2014年3月15日ダイヤ改正により「ホームライナー鴻巣」の置き換えのため、「あかぎ」から派生する形で3月17日に運行を開始した。元々平日のみの運行となっており、2017年以降は平日すべての「あかぎ」が「スワローあかぎ」に置き換えられ、「あかぎ」と曜日による棲み分けとなる。
2023年3月18日のダイヤ改正により、あかぎへ再統合される形で前日を以て名称廃止となった。また、651系も同様に定期運用が終了となった。
定期列車の他、かつて定期列車だった上野発21:00(元11号/現91号)・22:00(元13号)として繁忙期の臨時列車を運転可能だった。21:00発は定期列車から切り替えられた直後から一部の週を除き、毎週金曜日に設定されており、「スワローあかぎ」としての完全な最終列車(2023年3月17日)もこの21時発の91号となった。なお、22:00発は臨時になって以降の設定はなかったとみられる。
「スワローあかぎ」から採用された新サービスである。
普通車に乗車する際、従前の自由席・指定席ではなく、駅およびインターネットで購入する「スワローあかぎ料金券」が必要となる。
この券は座席を指定出来るほか、空席に座ることもできるが、その席を指定した乗客には譲る必要がある。
この券がない場合、立席でも指定席料金(車内購入料金)を払う必要がある。
また、グリーン車はこのサービスの適用外である。
このサービス名は他路線に波及しなかったが、サービスの内容自体は、「新たな着席サービス」として、常磐線・中央線・東海道線方面特急へと広がっていった。スワローサービスとの差異は、席上に新たにランプが付いており、予約状況を目視でき、座席未指定券所持者が空席を確認しやすくなっているというサービス向上点がある。なお、このランプはスワローあかぎへ逆輸入されなかった。
前述の通り、2023年3月のダイヤ改正で、当列車は「あかぎ」に戻り「スワローサービス」という名称も廃止されたが、平日土休日問わず「あかぎ」に「新たな着席サービス」が導入され、同等のサービスが維持されている。ただし、席上ランプは引き続き導入されない。平常運用車両E257系5500番台にはランプが搭載されていない上、運用の都合でランプ付きの車両(同系別番台)となっても「あかぎ」ではランプは使用しないとの注意書きがある。