東急8500系
東急電鉄(東急、旧・東京急行電鉄)が1975年に投入した通勤形電車で、広義の東急8000系の一種。田園都市線では10両編成で、大井町線では5両編成で運用されていた。
長野電鉄8500系
長野電鉄が2005年より投入した通勤形電車。上記の東急8500系電車を譲り受けたものである。
一部編成の先頭車は中間車からの改造。3両固定編成。当初は2011年までに合計9本を増備する計画だったが、東急電鉄サイドでの置き換えが進まず3両編成6本が入線したにとどまる。なお仮に3500系を全て置き換える場合、信州中野-湯田中間への入線に対応した改造が必要になる。(8500系は抑速ブレーキがないので入線できない)
名古屋鉄道キハ8500系→会津鉄道キハ8500系
名古屋鉄道(名鉄)が1991年に老朽化したキハ8000系「北アルプス」の置き換えとして投入した特急形気動車。性能はJR東海のキハ85系に準じており、同形式との連結運転も可能。2001年に「北アルプス」が廃止され名鉄での用途を失うと会津鉄道に譲渡され、快速「AIZUマウントエクスプレス」として運用されていたが、2010年に自社発注車のAT-700・750形に置き換えられ引退となった。その後、8502号と8503号はマレーシアへ移動、8501号と8504号は動態保存となっている。
西武8500系
西武山口線用に投入された新交通システム・AGT車両である。愛称はレオライナー。
富士急行8500系
かつて特急「あさぎり」として活躍していたJR東海の371系特急形電車を、富士急行が譲り受けたもの。「富士山ビュー特急」用。改造に際し7両編成から3両編成になった。
8500形と名乗る形式
すべて路面電車の車両。
札幌市電8500形
札幌市電では初めてのVVVF制御・カルダン駆動車。2両在籍。
東京都交通局(都電荒川線)8500形
熊本市電8500形
8200形の車体を新造した機器流用車。吊り掛け駆動で4両在籍。