鉄道車両の系列のひとつ。8200の形式の車両は少数派である。
熊本市交通局(熊本市電)8200形
1982年に2両が製造された、日本初のVVVFインバータ制御車である。8201号は「しらかわ」、8202号は「火の国」の愛称名が付けられている。
1983年に鉄道友の会からローレル賞を受賞。2006年にはVVVF装置の素子をIGBTに変更した。
阪急電鉄8200系
阪急神戸線の10両運転のための増結車として、1995年に運行開始。デビュー当初は関西では珍しく全ての座席が折り畳み式になっていた。
南海電気鉄道8200系
1982年に運行開始した、南海高野線の通勤形車両。界磁チョッパ制御で軽量ステンレス車体となった。2013年から2015年にかけてリニューアル工事(VVVF化改造も実施)を行い、6200系へ編入(=形式消滅)され現在は6200系50番台となっている。