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要塞駅の編集履歴

2019-09-11 17:15:45 バージョン

要塞駅

ようさいえき

要塞駅とは、高架が二重構造になっている階層の多い駅のこと。

概要

複数の路線や種別が停車する駅で、連続立体交差事業によりホーム・線路用の高架が二重構造になっている駅を指す。

元々は地上駅舎だったが、大勢の利用客の輸送の円滑化や踏切解消といった問題解決と土地の取得が難航しホームを横に配置出来なかった事象が同時に発生したことでこのような構造になっていることが多い。


要塞駅は停車路線が全て同じ会社営業(直通先除く)なので、線路・ホーム階層の真下にも別の線路・ホームがあるという珍しい構造となっている。これは本来停車する路線の営業元が異なる場合、乗り換え改札用の階層を挟む必要になるため。

単純に下に降りれば改札出口には辿り着けるので構造こそ単純で分かりやすい一方、乗り降りに階段やエスカレーターを上り下りしなければならないデメリットもあり賛否両論。一番高い線路・ホームだと高さは3F~4Fにも達するため、単純に高所恐怖症にもなかなかきついものがある。


また、改札より上の全ての階層が線路やホームで埋まっていることから完全高架構造が多く、高架こそ積み重なっていても北千住駅新木場駅のような橋上構造の駅舎は要塞駅とはあまり呼ばれない。停車路線に地上鉄も多く含んでる場合は要塞よりもむしろダンジョンと称される。


主な要塞駅

青砥要塞(京成電鉄青砥駅)

住所:東京都葛飾区青戸

高架化:1970年

階層路線ホーム構造
2F改札-
3F京成本線(上り)・京成押上線島式一面二線
4F京成本線(下り)・成田スカイアクセス北総線島式一面二線

布施要塞(近畿日本鉄道布施駅)

住所:大阪府東大阪市長堂

高架化:1977年

階層路線ホーム構造
2F改札-
3F近鉄大阪線島式一面二線+通過線二線
4F近鉄奈良線島式一面二線+通過線二線

太田川要塞(名古屋鉄道太田川駅)

住所:愛知県東海市大田町

高架化:2011年

階層路線ホーム構造
1F改札-
2F河和線常滑線島式二面四線
3F河和線島式一面二線

蒲田要塞(京浜急行電鉄京急蒲田駅)

住所:東京都大田区蒲田

高架化:2012年

階層路線ホーム構造
2F改札-
3F京急本線都営浅草線京成押上線京急空港線(上り)島式一面三線
4F京急本線・京急空港線京急久里浜線(下り)島式一面三線

将来的には淡路駅(大阪府大阪市東淀川区東淡路)と知立駅(愛知県知立市栄)も要塞駅の仲間入りが予定されている。

関連タグ

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