図鑑データ
「Hi! 私がステイツのBig7、Colorado級戦艦一番艦、
USS Coloradoよ!
貴方がAdmiral? 悪くないわね。私にしっかりついてきなさい! 返事は?」
概要、さあ、始めます。
2019年5月21日より開始した期間限定イベント『発動!友軍救援「第二次ハワイ作戦」』後段作戦その最終海域「E5.北太平洋ハワイ諸島南東沖 作戦名:波濤の先に――」の突破報酬として実装(ただし後段作戦が開放されたのは5月25日早朝)
ビッグ7に名を連ねる戦艦の1隻で、ビッグ7の実装は長門型の2隻、ネルソン級のネルソンに続く4隻目。
2019年4月30日に実装された2019年3月作戦のランキング報酬がコロラド級の主砲である「16inch Mk.I連装砲」系列であった為実装の期待が高まっていた。
コロラド級の誰が実装されるかで提督間で色々な予想がされていたが(事前の予想では「ウエストバージニア」が有力視されていた)、ネームシップであるコロラドが実装された。
(実は上記の主砲群の説明では【ネームシップ「Colorado」】【「Colorado」級戦艦ネームシップ】と書かれていて、コロラドが押されているのが読み取れる)
実装前についていたあだ名は「コロちゃんorコロ助」。実装されて顔が公開された直後は「アメリ鹿島」などと呼ばれたこともあったが、提督たちから蔑称とみなされたことにより「コロちゃん」呼びでほぼ統一された。
なお「コロ助」と呼ばれた関係から、下記のイラストが投稿されてもいる。
容姿、なにか文句でもあるの?
髪型は金髪のショートボブで、髪の一部が左右で三つ編みに結わえられている。また、瞳の色が空色で吊り目なことから、とある練習巡洋艦に似た印象を与える。
また、装着している艤装と比べて体格が小柄に思えるが、これはおそらく実艦の長さを反映していると推測される(長門型が224m、ネルソン級が218mなのに対して、コロラド級は190m)。
実際に測ってみると5.5頭身ほどしか無く、これは戦艦娘の中でも低い部類であり、あの大鳳と同じ頭身だと言える。
2019年の晩夏イベント終了後の運営Twitterでも、16inch Mark.I連装砲の改修担当になった旨を伝える際に「少し小柄なビッグセブン」と表現しており、彼女の身長が実装済のビッグセブンの面々より身長が低い事を肯定している。
服装は、上半身には両脇の大きく開いた白のブラウスを身に着け、防寒目的のためなのか、その上にさらにケープを羽織っている。このケープは表と裏で色が違い、表側はコルセットとお揃いのグレーだが、裏側は青色であり、この色はおそらくアメリ艦娘共通のものと推測される。
また、ブラウスにはネクタイが巻かれているのだが、よく見ると星印と艦番号である「45」という数字があるのが確認できる。
腰の部分には青色のフレアスカートを穿いており、その下にストッキングを身に着けている。また、両腕には長手袋を着け、その上にさらに手甲状にグレーのカバーを付けている。
性格、まあ、そういうことね?
気が強く高飛車でつっけんどんな言動が目立ち、他者を寄せ付けようとしない攻撃的な姿が見られる。
提督に対しての接し方はタメ口で、事あるごとに自分がビッグ7の一員であることを強調してくる。ただ、これはビッグ7の一員であるという自分の立場から来るプレッシャーに対する負けず嫌いな部分が感じられる。また、長門型やネルソン級よりも小さいのが影響しているのか、威厳と頼もしさに溢れた長門や大人の色気に満ちた陸奥、尊大でマイペースなネルソンと比べると、言動そのものが全体的に幼く、他の面々に並び立とうと精一杯背伸びしているようにも思える。だがそれがいい。
しかし、改になると打ち解けてきたのか態度が軟化し、周囲に対しても気遣いを見せるようになる。特に勝利MVP時のセリフの変化にそれが顕著にあらわれている。
時報においては、嫌がっている振りをしつつも秘書艦としての任務はしっかりこなし、三食全てを用意してくれるという世話焼きな部分を見せてくれる。また、山城のことは個人的に気に入っている様子で、山城の姉想いな部分をフォローしたりもする。これらのことから、少なくとも提督のことを嫌っているわけではないものと推測できる。
というより、母港において「あなたの、あなた達のために戦ってあげる。私がそうしたいの!」とか言い出すあたり、大分ツンデレっぽくなってしまった。
山城からは二人の妹(メリーランドおよびウエストバージニア。二隻ともスリガオ海峡海戦参加)のこともあって警戒されていた。(2018年冬イベE4、通称「徹子の部屋」のモデルとなった海戦である。戦艦ル級の当該記事も参照) また、真珠湾攻撃では、コロラドはオーバーホールのために戦列を離れていたため無事だったのだが、妹二人が被害を受けている。また、その後のコロラド自身は妹たちと違って大規模な艦隊戦に参加していないため、BIG7にこだわっているのは自分より目立っている妹たちへの対抗もあるのかもしれない。
ただし、だからといって妹たちの事を嫌っているわけではなく、時報では妹たちのことをそれぞれ「メリー」「ウィーヴィー」と言っている。
その代わりなのかもしれないが、同じ戦艦のアイオワや、他のアメリ艦娘との絡みがない。これについては、コロラド自身が艦隊戦よりも対陸艦砲射撃任務に従事していたという史実が反映されているのかもしれない。
なお、同じビッグ7の陸奥や長門とは交流があるらしく、よく陸奥には日本での生活をフォローしてもらっている様子。午後にネルソンと出会った際には、複縦陣を推すネルソンに対して梯形陣を推すなどと、陣形談義に花を咲かせているようである。また、よく夜に聞く艦隊も時報で出てくる。
どうやら晴天の方が好みらしく、梅雨ボイスではこの時期の日本の雨の多さに不満を漏らしつつウィーヴィーことウェストバージニアに意見を聞いている。
性能、私をお手本してもいいのよ。
・無印
火力:96、耐久:77、装甲:90、対空:90、回避:43、索敵:37、運:30/99
速力:低速、スロット数:4、搭載数:3(0/1/1/1)、射程:長、燃料/弾薬消費:90/130(最大消費量)
初期装備:16inch Mk.I連装砲×2
無印の状態で他のビッグ7(長門型・Nelson)と比較した場合「対空」と「運の最大値」以外では残念ながら数値的には負けてる状態。しかしその差も僅かでしかなく国内の戦艦よりは火力は上。流石にコロラドより後に誕生している大和型や欧州や自国の最新鋭高速戦艦達には色々及ばない部分も出てくる。「燃料」の消費がビッグ7中1番軽い点も地味な長所である。
無印時点では搭載数が3機分しかなく、しかも第1スロットは搭載数「0」なので第2~第4スロットのいずれかに搭載するように心掛け様。
・改(Lv45で改造可能)
火力:105、耐久:91、装甲:99、対空:100、回避:54、索敵:52、運:40/110
速力:低速、スロット数:4、搭載数:5(1/1/1/2)、射程:長、燃料/弾薬消費:95/165(最大消費量)
初期装備:16inch Mk.V連装砲、SG レーダー(初期型)
改になると火力や運で「長門改」を僅かだが上回る形になる。反面回避は「Nelson改」よりも低い為、被弾が気になるならば艦隊旗艦に置くかキラ付けをしてやるといいだろう。
改で持参する「16inch Mk.V連装砲」は現状「Colorado改」時のみ装備ボーナスが付く。装備時に「火力+2、回避+1」がボーナスで付くので専用砲として運用するといいだろう。
改になる事で搭載数が5機に増え第1スロットにも搭載可能となる。また第4スロットが「2機」と1機分だが増加するので触接補正の恩恵を受ける為にも水上偵察機は第4スロットへの装備を推奨する。
コロラドタッチ(仮称) (現時点では運営より正式名称の発表がない為仮の呼び名です)
ネルソンのネルソンタッチ実装からビッグ7限定で実装されている特殊攻撃方法。
コロラドにも当初の予想通り特殊砲撃が実装されている。
現在確認されている発動条件は
1、コロラドが旗艦である事
2、2番・3番艦が「戦艦」である事
3、上記の3隻の被害が「小破」までである事
4、隊に潜水艦を含んでいない事
5、以上の条件を満たした上で「梯形陣」を選択
発動の際には、コロラドの鬨の声と共に2番艦、3番艦、コロラドの順番に通常グラフィックが表示されてから、特殊攻撃専用グラフィックに変化し、上から順番に3連続の攻撃が行われる。発動条件や指定されている艦種からネルソンの「ネルソンタッチ」よりも長門改二の【一斉射かッ…胸が熱いな!】や陸奥改二の【長門、いい? いくわよ! 主砲一斉射ッ!】に近い仕様である。違いは「戦艦を三隻必要とする」のと「未改造の状態から発動できる」点で、徹甲弾と電探を装備すると威力が上方修正される点は同じである。
また、他のビッグ7が艦隊にいる場合には、お互いに相通じるものがあるらしく、2番艦、3番艦の火力がさらに上方修正される。
もっとも現時点での基礎倍率は他のビッグ7の特殊砲撃と比較しても低い。「徹甲+電探」装備であれば旗艦のコロラドの倍率は「約2.02倍」で固定となるが2番艦、3番艦をビッグ7で揃えても3発目となる3番艦の「約2.26倍」が最大値となっている。
基礎倍率の低さを考慮すると、コロラド級三隻で編成をした際には、さらなる上方修正が行われるものと思われる。仮にそうであれば、妹であるメリーランドとウエストバージニアの実装もそう遠くないことが期待される。
余談、仕方…ないわね…。
出撃時の名乗りで途中で息切れしていたり、史実のコロラドの各種性能(主砲の射撃試験を行ったコロラド級3隻の中でコロラドの成績が一番悪かった)等が広く認知された事で「ポンコツかわいい」という評価に落ち着いた。
戦間期のアメリカ海軍では、テネシー級2隻とコロラド級3隻をあわせ5隻を「ビッグファイブ(Big Five)」と呼んでいた。
ビッグ7は当時並ぶものの無かった搭載砲の強大さを基準としているが、ビッグファイブはニューメキシコ級以前の米戦艦を上回るその堅牢性(装甲防御力)や火器管制能力を称えた括りである。