バイオハンター・シルバ
ばいおはんたーしるば
「バイオ粒子反応あり、破壊!」
詳細
CV:林一夫
37話「殺し屋シルバ!」から登場したロボット戦士。バイオ粒子の軍事利用を恐れた反バイオ同盟が開発した。
バイオ粒子を持つものを抹殺する事が目的で、バイオマンとは敵対しているが、新帝国ギアにも属さない第3勢力としての立場をとる。
ロボットなので目的の為ならどのような手段も辞さず(バイオ粒子を使用していない物に限ればギアから巨大兵器の強奪も行う)、他者の説得に耳を傾ける事も無い。その一方自分勝手な面も見られ、勝手に攻撃を仕掛けておいてある程度の戦闘後「お前達の相手をしている暇は無い!」と撤退したり、戦いで負けそうになると「おのれ…、バルジオンさえあれば…!」と負け惜しみを言うなどヘタ…やたら人間的な面も見せていた。
外見
敵キャラながらその風貌はヒーロー然としており、頭部と肩の形状は『人造人間キカイダー』の名悪役・ハカイダーを彷彿とさせる(事実、デザインを担当した出渕裕は「ハカイダーをモチーフにした」と証言している)。
武装
バルジオン
シルバが乗る巨大ロボット(但し操縦自体は誰でも可能)だが、シルバが地球に来た時にはぐれてしまった。デザインはバイオロボよりもカッコよく見える。
補足
2012年4月公開のスーパーヒーロー大戦では大ザンギャック所属のライダーハンター・シルバとして登場。
ゴーカイレッドの命を受け、仮面ライダーメテオと交戦するなどの活躍を見せた。
実はライダーハンターとはゴーカイレッドを欺くための真っ赤な嘘で、「ライダー・戦隊ハンター」がその本性である。
最終決戦ではスーパーヒーロー達と戦い、仮面ライダーオーズの各種コンボに変身したゴーカイジャーのタジャドルチャージによる「ライジングストライク」を受けて敗北した。
どうやら今回の彼はバイオ粒子だけでなく、スーパー戦隊粒子やライダー粒子なるわけのわからない粒子(たぶん聖闘士でいうところの小宇宙みたいなもんだろう。詰まる所スーパー戦隊や仮面ライダーのエネルギー源をシルバ風に言い換えたものなのだろう。)を測定する能力を手に入れており、結局この粒子についての言及はなかった。一応、歴代ヒーローにそれに値するものはあるにはあるのだが。
ちなみにあの全号購読するまでに膨大な費用が掛かるが、初公開の設定や貴重な情報が見られるとの事で有名なデアゴスティーニ刊『仮面ライダーオフィシャルパーフェクトファイル』第158号(表紙:イブキさん)にて、ライダー怪人としてカウントされている。また、彼専用のページが作られ、(あくまで『スーパーヒーロー大戦』に関する情報のみで)「バイオハンター・シルバと酷似している」と(暗に「ライダーハンター」は兄弟機・後継機であり本人とは別人であると)紹介されはしたものの、結局、戦隊粒子とライダー粒子に関しては具体的には解明されなかった。