主に1947年から1949年までのベビーブームに生まれた世代を指す。やや広い意味では1945年の終戦後から1950年代前半に生まれた世代(ほぼ昭和20年代生まれ)を指すこともある。
イメージ
日本の高度経済成長とともに成長した世代であり、日本の富と権力を握った「プチ成功者」として、武勇伝をやたら語りたがる、突然怒り出す、他人に苦労を押し付ける、ハラスメント行為に特化しているなどのステレオタイプがあり、老人叩きのターゲットになりがちである。ひどい場合は1950年代生まれの「ポスト団塊世代」(しらけ世代)まで団塊扱いしていっしょくたに「老害」呼ばわりされることも。
もっとも、戦後の貧困に苦しみながら育ち、高度経済成長期には公害で健康を損ね、社会人になると仕事に没頭するあまり心身や家庭を壊し、あるいはバブル崩壊でリストラされという具合に、不遇な生活を送る団塊世代の人々もいくらでもいるわけだが。