豊肥本線
ほうひほんせん
熊本駅~大分駅を結ぶJR九州の鉄道路線である。
概要
熊本県熊本市にある熊本駅から大分県大分市にある大分駅を結ぶ路線。路線距離148.0km。熊本駅~肥後大津駅までの区間は交流電化区間、肥後大津駅~大分駅までの区間は非電化区間である。路線愛称は「阿蘇高原線」。
久大本線と同業に九州を横断する形で建設された路線であり、沿線には一大観光地である阿蘇山がある。そのためSLあそBOYなどかつてから観光列車が運行されていて、現在は特急「あそぼーい!」が運転されている。
また阿蘇エリアには通過不可能型スイッチバック駅の立野駅があることでも有名で、豊肥本線の見どころの一つとなっている(熊本県内のスイッチバック駅としてはほかに大畑駅があるが、停車する列車の本数は立野駅のほうが圧倒的に多い)。
熊本〜肥後大津駅は都市郊外の通勤・通学需要が多く、沿線には大規模な団地や商業施設が多い。また肥後大津駅もしくは三里木駅から阿蘇くまもと空港連絡鉄道計画も存在する。
なお熊本地震の影響で肥後大津駅~阿蘇駅間が不通となっており、このため九州横断特急やあそぼーい!も別府〜阿蘇間のみの運転となっている。運転再開の見通しは長らく立っていなかったが、2019年4月12日における国土交通省の発表では「2020年度中に復旧する見通しである」としている。
使用車両
駅一覧
◎:停車駅(全線営業時点でのもの) レ:通過