JR九州 キハ125形気動車
JR九州が1993年よりローカル輸送向けに投入した車両。ワンマン運転対応。
新潟鐵工所(現新潟トランシス)のNDCシリーズをベースとしており、島原鉄道(キハ2500形)など中小私鉄や第三セクター鉄道に類似車両が多い。
新製車25両、編入車2両の合計27両が在籍。
0・100番台
JR九州による新製車のグループ。水戸岡鋭治氏による外装デザインを本形式にも踏襲、黄色一色に「Y-DC125」ロゴ等を配した。黄色一色という意味では日南線のキハ40系や隣の会社の末期色と同じなのだが…。
- 一部車両は混雑対策のため優先席部分のロングシートを撤去する改造を受け、番号が0番台から100番台に変わっている。
- 久大本線系統の新たなD&S列車「かんぱち・いちろく」が2024年に運行を開始するにあたって、キハ125-24号車が改造種車に選ばれている。
400番台
高千穂鉄道(廃止)より譲渡された車両。もとは同社のトロッコ列車用車両であったTR-400形であり、性能的にほぼ同じであるキハ125形に編入された。民鉄・第三セクター鉄道に在籍していた気動車がJR藉になる珍しい事例。
改造の上、2009年より日南線で運行されている観光特急のD&S列車「海幸山幸」専用車となっている。
関連タグ
ロマンシング佐賀:2回目の企画「ロマンシング佐賀2」で使用されるラッピング車両はこのキハ125である。
ゾンビランドサガ:同じくラッピング車両として使用された。