データ
CV | 渡辺紘 |
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所属国家 | レスター諸侯同盟(金鹿の学級) |
生年月日 | 帝国暦1161年6月13日 |
年齢 | 18歳(第1部開始時点)→24歳(第2部開始時点) |
身長 | 188cm |
個人スキル | 名門貴族 |
紋章 | グロスタールの小紋章 |
初期クラス | 貴族 |
趣味 | クロードの監視、詩を書くこと |
好きなもの | 紅茶、赤い薔薇、芸術品、美しい女性、貴族に相応しい言動 |
嫌いなもの | テフ、不正、汚いもの、臭いもの、下品な所作、下品な話題 |
概要
名門貴族であるグロスタール伯爵家の嫡男。一人称は「僕」。二人称は同年代以下には「君」で、目上の同性には「貴方」、異性には「貴女」。
見た目、言動共にステレオタイプな貴族であり、キザで自信家かつナルシスト。貴族・平民を線引きするような発言が多く、結婚相手もまず貴族であることを気にするなど相手の出自や家柄を気にすることもある。
しかし家柄を鼻にかけてはおらず、根は真面目で「貴族たるもの人々の規範となる存在でなくてはならない」「平民を守るのが貴族の責務」という熱いポリシーを持っており、困っている人には身分に関わらず進んで手を差し伸べる。上記の線引きするような発言も、将来領主となる彼の口先だけではない真っ直ぐな考えがあるからであり、貴族であれば相手にも「貴族たるもの〜」と人々の手本となるような姿を求め、平民ならば何か困っていることや、平民視点での意見はないかと気にかけている。
同じ誇り高き貴族キャラであるフェルディナントとは類似点が多く、元々の所属学級をまたがる支援&専用会話を持っており、よく対比される。理想主義で熱血漢のフェルディナントに対し、ローレンツは合理的で冷静沈着な面が目立つ。内面は違うものの、共に貴族の嗜みに長け、貴族としての誇りと使命感を強く抱く人物であるため、仲はとても良い。ちなみに、「お茶会」の解禁条件もフェルディナントからローレンツに「高級な茶器」を渡すことで完了する。
親の事情からか、突如現れた次期盟主であるクロードを何かとライバル視し、度々挑発するような言動をするものの、飄々としたクロードからは上手くかわされている。
また、修道院内の複数の女性に度々アプローチしているが、彼女らからの評判は悪く、苦情が先生にまで来る程。ただ、容姿や性格に関係なく、女性に対しては真摯に向き合っており、ただのナンパ男ではない。
仲間の中ではヒューベルトと並んで4番目に長身。
趣味はクロードの監視と詩を書くこと。
前者はともかく、後者は名簿に堂々と書いている割に本人としては隠しておきたい秘密の趣味である。
ユニット性能
槍術、理学、馬術が得意で、格闘術が苦手。ソシアルナイト系、メイジ系に適正がある。男性専用職のダークメイジも候補に挙がるが、クラスチェンジアイテムの入手のために闇魔法試験パスおじさんを撃破しなければならないのが難点。
成長率は力・魔力・防御・魔防がどれも平均的に伸びる両刀型。…なのだが、どうしても全体的に物足りない成長をすることが多い。これは彼に限った話ではなくFE全体に言える話で、成長が確率で1上昇するこのゲームシリーズにおいては、「この能力は基本的に伸びる」という能力があった方が成長が安定するのだ(ドゥドゥーやリシテアといった、合計成長率が低く一見弱そうなユニットが活躍できるのはそのため)。
また風花雪月のゲームバランスが攻撃にインフレ気味であり、武器と魔法をつかいわけなくとも強いユニットならどちらかだけで敵を叩き潰せるのでますます立つ瀬がない。その上習得魔法もイマイチである。
極端な特化キャラが多い金鹿の学級においては珍しく、プレイヤー自身が方針を明確に持って導いてあげる必要のあるキャラクター。
しかし彼の家に伝わる英雄の遺産「テュルソスの杖」が装備しているだけで攻撃魔法射程+2・確率でダメージ半減という超絶性能をしているため彼自身はどのルートでもよくスカウトされる。
…が英雄の遺産は紋章持ちならデメリットなしで誰でも装備できるため「杖引換券」扱いされることもしばしば。金鹿の学級内でさえ魔力おばけなクラスメイトのリシテアの手に渡る場合が多い始末。あまりにも強力な性能と、ローレンツの濃いキャラクターが相まって、正式名称や英雄の遺産呼びではなく、ローレンツの杖と呼ばれている。
なお、彼を勧誘するには主人公の「理学」のスキルを上げる必要があり、物理方面に傾いている主人公からすると少しばかり骨が折れる。だが、勧誘条件に「理学」が入っている生徒が他に二人いるため、基本的に主人公の理学は上げておいて損は無い。プレゼントをあげたり、食事に誘ったりして好感度を上げておけば勧誘ラインが下がるので積極的に利用しよう。
杖が本体、とも言えるほど強力な英雄の遺産だが、ローレンツ自身も成長率合計自体は高いので、厳選すれば答えてくれるだろう。愛すれば報われるタイプのユニットである。
特に、最上級職の「ダークナイト」になれば高い移動力で一気に使い勝手が良くなる。金鹿の中ではラファエルに次ぐHP成長率とマリアンヌに次ぐ魔防成長率によって魔法壁に最適なユニットでもある。デスΓの必殺が怖いダークビショップや遠距離魔法を持つ敵の釣りだしにどうぞ。
また、彼の外伝で獲得できる騎士団「グロスタール騎兵」は、力と魔力に同じ数値の補正がかかる珍しい騎士団であり、ローレンツやイグナーツ等の両刀型ユニットにはうってつけの騎士団となる。指揮レベルBとそこそこ高い指揮能力を要求されるが、最上級クラスのエピタフやダークナイトらにつけるには最適である。
…余談であるが、白鷺杯前のクロードのアドバイスから彼を踊り子にしたプレイヤーも一定数いたり…(本人もノリノリで代表に志願してくる)。しかし、剣術が得意技能ではなく、魅力や回避値も中程度な彼は、残念ながら適任とは言えない。
支援会話
※括弧内は支援レベルの上限
金鹿の学級
ラファエル=キルステン(B)
イグナーツ=ヴィクター(B)
レオニー=ピネッリ(A+)
黒鷲の学級
ドロテア=アールノルト(A)
青獅子の学級
セイロス聖教会
マヌエラ=カザグランダ(A)
カトリーヌ(A)
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2部では前髪を伸ばして片方に垂らしており、薔薇の模様が入った紫色の鎧を身に着けている。胸の薔薇も健在。1部の頃より若干落ち着いた性格になっている。
彼はクロードを目の敵にするマイナスな第一印象から支援会話等を経て評価が良い方へガラッと変わりやすいものの、どうしても気にかかりがちなあの髪型から一変して耽美なビジュアルになったため、多くのプレイヤーを驚かせた。
なお、第二部では親のグロスタール伯が帝国側に寝返った関係で、ローレンツも金鹿の学級(翠風)、黒鷲の学級の帝国ルート(紅花)以外では強制離脱し、敵として登場する。スカウトしているなら主人公で倒した後に説得すると再加入する(逆に殺してしまうこともできる)。
なお、同盟ルートでは彼も父親のグロスタール伯も本当はリーガン家もといクロードのことは認めており、まとまりのない同盟領を分裂させないためにあえてリーガン家の反対の立場に立っていることがローレンツから語られる。
帝国側に寝返ったのはグロスタール領が帝国領と隣接しているからであり、帝国に同盟領の侵略をさせないためであった。
実際、クロードとの支援Aではお互いに強い信頼関係が生まれているのが見られる。