「これで勝ったと思ったら、大間違いよ…予言してやる…ドレイクが、私の恨みを晴らしてくれる…必ず…!!」
CV:田中敦子
概要
冥府十神の中の三賢神の1人で、原典のゴルゴン三姉妹の様に頭から生えた蛇、そしてボディラインを強調したボンテージ風の衣装を身に纏った外見が特徴の妖艶な蛇の女神である。
三賢神の一角であるだけあってとても狡猾で頭が良く、自身より弱い相手を甚振るのが好きと言う、まさしく蛇の如く執念深い性格のサディストであり、 同じ冥府神のワイバーンをして「冥府神一狡賢い」と言わしめる程。
ン・マの復活には興味が無く、同じく自分より弱い相手を甚振る事に無上の喜びを覚えるドレイクとは恋人同士の親しい間柄だが逆に同じ三賢神でありながらも戒律を遵守する生真面目な性格のスフィンクスとは反りが合わない。
また、蛇と蛙の捕食者、非捕食者の関係からか、トードとの関係もさながら「蛇に睨まれた蛙」其の物である。
その能力は巨大な盾から無数の蛇を放ち、この蛇に噛み付かれた者を石化すると言うモチーフに違わぬ物である。更には自らを巨大な大蛇の姿に変化させる変身能力を併せ持ち、絡み付いた獲物を頭部から丸飲みにする事を好む。
劇中での活躍
預言の書により自分が神罰執行神に選ばれる事を知り、その結果を確実な物にすべく冥府神トードを嗾け、マジレンジャーと戦わせた。
その後地上に出現し、「盾からばら撒いた蛇を増殖させ、盾の瞳が光った時に地上の生物に一斉に噛み付き、石にしてしまう」というルールの神罰を執行。予め嗾けたトードとの戦いで受けた毒の為、魁と芳香の精神と肉体が入れ替わって上手く戦えないマジレンジャーを圧倒する。
しかし、2人の発動した魔法により転ばされると言う屈辱を味わい、その怒りのままに新たなルールを設定。自分に有利なマルデヨーナ世界「長きものの庭」での戦いに彼らを誘い込み、精神の入れ替わったレッドとピンク以外のメンバーを飲み込む。だが、直後に闇の戒律を遵守する冥府神スフィンクスの手で2人のトードの毒を無効化されたために形勢は逆転。
最後は巨大化して襲い掛かるも、トラベリオンのデストラクションファイヤーで盾を吸い込まれてしまい、マジレジェンドから止めのスクリューカリバー・ファイアートルネードを受け、上記の台詞と共に爆散。犬猿の仲だった同胞に足元を掬われると言う何とも皮肉な顛末であった。
余談
声を演じた田中女史は今作でスーパー戦隊シリーズ初出演となった。
関連タグ
メドウメドウ、メルダメルダ:7年前の作品に登場したメドゥーサモチーフの女性怪人。但し、こちらは原典と違って石化能力は披露していない。
メデューサ(ファントム):後輩のライダー怪人。