基礎データ
他言語版の名称
英語 | Charjabug |
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イタリア語 | Charjabug |
スペイン語 | Charjabug |
フランス語 | Chrysapile |
ドイツ語 | Akkup |
韓国語 | 전지충 |
中国語 | 蟲電寶 |
進化
概要
『ポケモンSM』に初登場する第7世代の虫ポケモン。アゴジムシから進化し、進化後のクワガノンから、モチーフはクワガタムシの蛹であると思われる。また顔に小窓のような目があることから電車や電気自動車もモチーフなのでは?と推測されている。
名前の由来は「電池」+「虫」。初めて名前に「ヂ」の文字が使われたポケモンである。よく間違われるが「デンジムシ」ではない。
今までに登場したポケモンに比べ、生き物じゃないんじゃないかと思うほど、機械的でカクカクしたデザインをしており、鳴き声もオルガンのような生物感のないものである。
体はカクカクしているが意外に身体は柔らかいようだ。色違いは赤。
口が進化前・後と同じく左右に開く構造のうえ、眼の造形の都合でほぼ無表情だが、眼部分は攻撃する際に中に怒りの眼の形の光が出現する(アゴジムシの時と同じく、アゴの部分がポケリフレの際に触られるのが嫌な部位であり、撫で続けていると怒りの眼を見ることが出来る)。
基本的に進化の時までじっとしており、地面に体を半分埋めて過ごしている。
体内に電気を溜める事ができ、電気を供給する事で味方のポケモンをサポートするバッテリーの役割を果たし、クワガノンはこのポケモンを脚に抱えて予備バッテリーにする。そして空中戦で機動力を上げる時にはバッテリーを離す。
溜めることのできる電力は、家庭の1日分の消費電力に匹敵する量。
特性は新しく追加された「バッテリー」。この特性は味方ポケモンの特殊技の威力を上昇させる効果があり、ダブルバトルといった特性の恩恵を受けやすいバトル向きの特性である。
USUMではマーレイン&マーマネのラボで複数匹が飼われており、確認できる9匹にはそれぞれ「デンイチ」「デンニ」(中略…)「デンキュー」という名前が付いている。その中でも7匹目の「デンナナ」はいつも1匹だけ変な所にいる変わり者。
ストーリーでは彼らの食事や電力提供といったトレーナー飼育下での生態が描かれており、ゆっくりとしか歩けないその動きがかわいい。
アニメのデンヂムシ
マーマネのデンヂムシ
CV:石塚運昇
アニメ「サン&ムーン」26話で初登場。
引越しするマーマネのためにサトシがプレゼントとして森から連れて来た。元々デンヂムシが欲しかったマーマネは一目で気に入り、トゲデマルとのバトルの末ゲットした。引越しはマーマネの勘違いだったが、そのままマーマネの手持ちに加わり彼の2匹目のポケモンとなる。
設定どおりあまり動くことはないが、マーマネが「出発進行」と声をかけると動き出す。なお動く際は電車のような効果音である。後述のデンヂムシレースでは底の部分に走行ユニットを装着して競い会う大会が存在する。
ちなみに捕獲される過程は地中にいたところをサトシに無理やり引っこ抜かれ、ボールではなくケージに入れて連れて行かれ、ケージから出された直後にトゲデマルの攻撃をくらい捕獲されるというわりと散々な扱いをされたが、マーマネの指示には従いピカチュウたちともすぐに馴染んでいるため、デンヂムシ本人はあまり気にしていないようである。
27話ではスクールの休み時間にピカチュウたちと「キャタピーごっこ」なる電車ごっこらしき遊びをしており、トゲデマルやアママイコやバクガメスたちも楽しそうに後ろにくっついて歩く縦列の先頭で動いていた。
29話のキャンプではマーマネがデンヂムシの左右のアゴに大きなワニ口クリップを挟み、デンヂムシの放電でランプを点けていた。
アローラではデンヂムシをカートに乗せ、電力で走るデンヂムシカー(元ネタはおそらくこれ)が流行っており、41話では3人1組で行われるデンヂムシレースに参加し、チームワークと工夫により見事優勝。性格はおっとりだと判明する。
その後は優しい性格である様子が描かれており、67話では(ベベノムを追って)突然いなくなったピカチュウの事を心配して大泣きしているトゲデマルに寄ってその体を撫でた。69話のマーマネ主導のテッカグヤ発掘作業では終盤行き詰ったのを見て大声で沢山のアゴジムシを呼び出して手助けしている。
その後、105話に於いてポニ島で再会したチーム赤い流星のハヤテと進化させる競走中、彼らを救う為に蛹の肉体を脱ぎ捨てる形でクワガノンへと進化した。
関連リンク
名前が似てるからこの様なイラストも投稿されている。