基礎データ
容姿
スタイリッシュな姿勢の犬でボサボサな白い毛並みに青い鼻に鋭い目が特徴。
トリミングすることによって姿が変わる。
名前の由来はトリミング+シアン(フランス語で犬)から。
概要
第6世代のポケットモンスターX・Yで初登場したポケモン。進化はなし。第6世代で追加された唯一の単ノーマルタイプのポケモン。
当初「白い毛」と「黒い顔」のせいかアブソルに関係するのかと思った人もいるようだが、無関係の犬ポケモンであった。
第6世代におけるプードル型の犬ポケモン。野生で捕まえた時は毛がボサボサの「やせいのすがた」と呼ばれる姿だが、ミアレシティにある「ポケサロン グルーミング」という店でトリミングすることによって、好みの見た目に変更できるようになる。
見た目は、「ハートカット」「スターカット」「ダイヤカット」「レディカット」「マダムカット」「ジェントルカット」「クイーンカット」「カブキカット」「キングダムカット」「やせいのすがた」の10種類あり、最初は3種類しか選択できないものの、主人公の「スタイリッシュ度合い」(施設利用度)が上昇することで全種類選べるようになる。
トリミングしたまま5日以上経過すると、毛が伸びて「やせいのすがた」に戻ってしまうので、気になる人はマメにカットしてあげよう。パソコンに預けてもやせいのすがたに戻ってしまうので注意。
ちなみに、姿を変えても種族値やタイプ性能に変更はない。完全なお遊び要素である。
ノーマル単一な上に進化先もないため、最終的には2段進化ポケモンに置いて行かれがちな性能。種族値も低くないため序盤にゲットできる割になかなかタフである。
素早さはあのガブリアスと同速の102で、100族を抜ける絶妙な数値を持つ。設定でも伸び続ける体毛を刈り込むと体のキレが増すとある。無論刈り込まなくても既にこの値なのだが。
しかしその他の能力は特防がやや高い程度で尖った印象はない。
新特性である「ファーコート」は物理ダメージを半減する効果がある。ぶっちゃけて言うと「ちからもち」、「ヨガパワー」の防御版である。トリミアン自身この特性のおかげで事実上無振りでも140、全振りすると172相当であるため、不一致かくとう技なら意外に耐えれたりする。なんと「サイコショック」にも適用され、その上で「コットンガード」や「つぶらなひとみ」で補強すれば要塞と化す。特殊技に対しても、90と高めのとくぼうがあり、「バークアウト」で牽制も可能。しかし、防御系の特性のため「かたやぶり」を持つポケモンには弱い。
習得できる技はノーマルタイプにしてはあまり多くない。使えそうなのはでんじは+ずつき、ふいうち、ワイルドボルトに教え技のしねんのずつきくらいだが攻撃も80しかないため火力には期待できない。
そのため持ち前の素早さを生かしたがむしゃらやコットンガードなどの搦め手で戦わせたほうが使いやすい。
お遊び要素が目立つポケモンだが、古代のカロス地方では王族の護衛に付けられたほど頼りにされていたポケモンであり、トリミングの文化も当時の貴族達が美しさを競い合う為に行なっていたものである。
しかし、トリミアンにとっては毛は非常に大事な部位らしく、信頼しない相手にはトリミングさえ許さなかったという。これらの設定を鑑みるに、トリミアンとの信頼を深めるのには相当な金額が掛かる事は容易に想像が付く。トリミングが貴族の文化だったと言われても納得である。
その他
2013年9月4日に放送されたダイレクト動画のほんの一瞬だけ紛れ込んでいたことで話題になったポケモン。
アニポケでは、上記10種類のカット以外にアニメオリジナルカットも登場し、キュウコンやアルセウスなどに似せたカットも登場した。
ちなみに第7世代ではポケファインダーを使ってハウオリ霊園でトリミアンを取ることをできるのだが、どう見ても野性の個体ではなく、地面から浮いており…
使用するトレーナー
ゲーム
・ダルス
など
アニポケ
など
関連イラスト
関連タグ
他犬ポケモン