概要
キノコの形状をとっており、マリオがそれを取ると身体が大きくなりスーパーマリオになる(ルイージの場合はスーパールイージ)。
なぜキノコを取るとパワーアップするかについては前々から理由付けがされており、レンガに変えられたり閉じ込められたりしたキノコを助けることで、彼らからパワーをもらうという設定が存在していた。
作品によってはガツガツ食ったり、料理の材料に使われたりするが。
容姿
ほとんどの作品では、白い斑点のついた赤色の傘と、つぶらな瞳を持つ茎を基本型としている。
このアイテムは「スーパーマリオブラザーズ」で初登場した頃のものであり、その時点では顔が描かれていなかった。
だが、パッケージイラスト等に描かれていたスーパーキノコには顔が存在していた。
扱い
どの作品でも基本的にパワーアップアイテムや補助アイテムとして扱われている。
しかし、スーパーマリオワールドにおいては、スーパーマリオより強い形態(ファイアマリオやマントマリオなど)になるアイテムをストックしている場合に触れてしまうと、ストックも強制的にスーパーキノコに変わってしまう。
そのため、出てくると鬱陶しい場合もある。
マリオストーリー、ペーパーマリオRPGでは回復アイテム「キノコ」の格上アイテムとして登場。ただし、傘の色がこちらは青色となっている。
同シリーズには更に格上の「ウルトラキノコ(傘は緑色)」も登場している。
マリオカートシリーズでは使用するとカートが加速する効果のアイテムとして登場している。
加速中はコース外でもスピードを落とさずに走行できるため、多くのショートカットで必須(もしくはあるととても便利な)アイテムである。
また、使用するとカートが一気に最高速度まで加速するため、プレイ次第ではスピンやクラッシュ後の速やかな立て直しのために使われることも。
一部作品では「パワフルキノコ」「パワフルダッシュキノコ」という上位アイテムもある。
マリオカート7ではタイヤとしても登場。
ボードゲームのマリオパーティシリーズでは使用するとサイコロの数が増えるアイテムとして登場している。
その他の作品
マリオ以外のゲームでも大乱闘スマッシュブラザーズDX及びXでは補助アイテムとして登場。巨大化し、吹っ飛びにくくなり、攻撃のリーチが長くなる。逆に当たり判定も大きくなるので攻撃を受けやすくなる。
どうぶつの森シリーズではマリオ家具としてちょこちょこ出演している。ちなみにどうぶつの森では稀に村の中で「ゆうめいなキノコ」として生えており、売るとそこそこいい値段で買い取ってもらえるが、むらびとが食べると一時的に巨大化する。
また、他社の某狩猟ゲームのシリーズ最新作にも出張することが決定している。
余談
ワリオはスーパーキノコが嫌いである。
その理由は、スーパーキノコを食べすぎて(約100個も食べた)体を壊してしまったことがあったからである。
食べた日から1週間ずっと赤白の斑点が体に現れ、排泄物にも赤白の斑点が出てきてしまう状態だった。
(ワリオ本人曰く「あと100本食べていたらキノピオになっていた」という。)
それ以来ワリオはスーパーキノコが嫌いになっている。
(ただし、一部の作品ではワリオでも普通にスーパーキノコを使うことができる)
また、「スーパーキノコ」でPixiv内で検索をかけると本家と同等の量の東方Projectの関連イラストが散見される。おそらくとある魔法少女が原因と思われる。